袋物のお稽古 「竹屋町裂 空蝉の香袋」

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    梅雨で じとじと。
    昨日は雨の中を 袋物のお稽古に行ってきました。


    7月の袋物のお稽古では
    涼しそうな竹屋町裂を使った香袋を作りました。



    【竹屋町裂】
    茶色・萌葱色・紺色などの紗に平金糸で文様を織り出したもの。金紗とも呼ばれる。
    元和年間(1615)に渡来した中国人から技法を伝授され
    京都竹屋町で渡来品に劣らないものを織り出したといわれている。


    教材に使ったものは
    金と何種類かの色糸で遠山を織り出してあります。



    形は「蝉」です。
    竹屋町裂が蝉の羽になり、
    胴体にお香が入っています。





    【空蝉】
    蝉の抜け殻、または蝉そのものを表す夏の季語。


    IMG_0009.JPG



    竹屋町裂の透け感が夏らしくって良い感じに出来上がりました。
    紐の飾り結びも
    涼しげになるように、
    記帳結びと重総角結びを組み合わせてあります。


    竹屋町裂の透け感をいかすために
    縫わずに
    熱で接着するテープを使ってあります。




    家に帰ってから、
    単衣・夏用の帯地を使って 復習がてら作ってみました。




    まずは、
    蝉の羽からです。
    型紙は 6.8センチ(横)×7.2センチ(縦)、ほぼ正方形ですね。

    IMG_0012.JPG


    周囲にテープをアイロンで貼って、折り返します。
    教室でも周囲に貼ってから折り返したんですが、
    こうすると角がテープが貼れないので 接着できません。


    下の画像のように
    上下にまずテープを貼って折り返し、
    左右にテープを貼って折り返すと上手くいきます。

    IMG_0013.JPG



    四辺とも 折り返したら、
    1枚の周囲に もう一度テープを貼って、2枚を重ねてひっつけます。
    これで、羽の部分が完成です。


    次は、
    蝉の胴体部分です。

    口から1.5センチを折り返して一周縫います。
    中表にして、縦半分に折り、輪から2.2センチのところを7センチくらい縫って
    縫い代を割ります。


    口から 割った縫い代が見えないように
    内側にまつり留めたら、底を角をとって丸く縫って 表にひっくり返す。



    お香を胴体に入れて 蓋をするので
    真綿を入れて蓋も縫っておきます。


    IMG_0014.JPG



    胴体と蓋が縫えたら、
    真綿にお香を包んで ピンセットで回しながら胴体に入れていきます。

    IMG_0015.JPG







    蓋をしたら、 胴体の出来上がりです。

    IMG_0017.JPG



    胴体に羽をまとわせて
    紐で結べば出来上がるわけです。



    IMG_0018.JPG



    竹屋町裂は透けてましたが、
    帯地は透け感があんまりなかったですね。



    紐の色を何色にするか悩むところです。

    IMG_0019.JPG





    紐は自分で組むことに しましょう。
    緑色か白色か…



    やはり 白色が涼しそうに見えます。
    お休み間に 紐を組む予定ですので
    こちらの出来上がりは 休み明けにお披露目出来ればと思います。


    「お茶杓の仕覆」から 「1本用ペン入れ」

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      お稽古で 「お茶杓の仕覆」を作りました。
      同じ作り方で
      「短くつくると、1本用のペン入れになるよ。」と先生に教えてもらったので作ってみました。



      お茶杓の太さだと
      ちょっと細いめの ボールペンしか入りませんでした。



      出来上がりは こんな感じです。

      IMG_0379.JPG




      裏地も正絹で すべりが良く
      出し入れもしやすいのです。



      作った我子が可愛い、親馬鹿ですが、
      お安いボールペンでも ちょっぴり高価に見えるような。



      万年筆なんかを 1本入れれば素敵かな。
      太いめも 作ってみようかな〜。




      袋物のお稽古 「お茶杓のお仕覆」

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        6月の袋物のお稽古は
        先月の 「茱萸袋」を仕上げる予定になっていました。
        でも、5月に出来上がっていた私は
        何年か前に作ったことのある 「茶杓のお仕覆」をさせていただくことに。
        茶箱のお茶杓用に1つ作りたかったのです。




        一般的なお茶杓なら
        横幅を 5センチとればできるそうです。
        長さは それぞれのお茶杓に合わせて決めましょう。
        先生の体験では 20センチ〜21センチくらいでいけるわよ〜  との事です。
        これは、
        縫い代がはいった寸法です。


        表地と裏地を同寸で準備します。


        RIMG0177.JPG



        生地を中表にして
        裏地は 4ミリひかえて、開きどまり(生地の端から 6センチ)まで縫います。

        RIMG0181.JPG





        縫い代には きせをかけずに裏地側にたおしておく。
        両脇の縫い目を合わせて かい先の縫い代4ミリを半返し縫いで縫う。


        RIMG0182.JPG


        かい先を縫ったら、縫い代を割って、両端を三角につぶし
        三角の山と山を合わせて先を縫い留めておく。

        開きとまりのところに 1ミリ手前まで切り込みを入れておく。
        かい先を表に返す。

        RIMG0183.JPG



        中表に表地を合わせ、
        片方の裏地を4ミリひかえて合わせ、 3枚を切り止めまで半返し縫で縫う。






        RIMG0185.JPG



        裏地は、切り止めよりも 5ミリほど短く切ります。
        縫い代には きせをかけずに、表地側にたおし、
        切り止めの部分は4ミリの縫い代で半返し縫いで縫っておく。



        残りの裏地1枚は 縫い代分を折り、 3枚縫った縫い目のきわに 細かくまつりとめる。



        RIMG0187.JPG


        ピンセットを 使って
        少しずつ 表に返す。

        RIMG0189.JPG



        出来上がり!!

        RIMG0178.JPG


        RIMG0179.JPG







        縫う距離は短いんですが、縫い方はややこしい。
        ひっくり返すのも
        細いので難しかったですね。



        先生が 
        「ボールペンなどの長さで作ると、1本のペン入れになるんよ。」
        と教えてくださいました。
        この週末にでも 作ってみたいな 思うのでした。







        袋物のお稽古 「茱萸嚢」(ぐみふくろ)

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          5月の袋物のお稽古の ご報告が遅れていました。
          今月は
          「茱萸嚢」です。



          実は2年前の9月のお稽古で
          つぼ型になった 置くものを作りましたが、今回は 掛けるものです。
          9月に作っていたんでは 飾る日があまり無かったという意見から
          今回は5月に作って、9月の始めから飾れるようにと配慮されたようです。


          「茱萸」(ぐみ)
          グミ科グミ属の植物の総称。
          果実は食用となる。


          「茱萸袋」
          グミを入れる袋。
          重陽の節句に、邪気を祓うために身に着けたり、御簾に掛けたりしました。
          詳しくは 以前のブログでどうぞ。






          出来上がりです!!

          RIMG1037.JPG





          菊の花は造花ですが、
          「茱萸」はなんと!! 本物です!!


          先生がお庭になった実を持って来て下さいました。


          RIMG1038.JPG





          皆さんと 試食もしました。
          甘酸っぱくって、ちょっぴり渋い。
          なんだか懐かしい味がしました。




          自宅に帰って、
          飾り紐の色が 替えたくなったので 組むことにしました。
          ちょうど黄色の糸が会う様な気がするので 黄色で組むことに。

          RIMG1102.JPG





          四つ組なので、 角台に糸を用意します。


          RIMG0024.JPG




          朱色の紐と二色で飾りました。
          こんなことをしているから、ブログに書くのが遅くなっちゃたんです。

          RIMG0091.JPG




          9月には「茱萸」を飾り、
          他の月は中にお香を入れて、香袋として壁や柱につるすのも素敵かなと思います。




          「4月の袋物のお稽古 続き」

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            月初めの 「袋物のお稽古」で作っていた 「お仕覆」が
            お茶入に馴染んできたので
            緒をつがりたくなってきました。


            第3土曜日に行われている「袋物のお稽古」で
            先生に注文していただいてる裂地を納める ついでに、少し見てもらい仕上げてしまいました。


            裂地が馴染むまでの間、
            緒の色は何色にしようかと 迷いました。
            紫色では普通すぎるし…。


            迷って選んだのは 少し緑がかった金茶色です!!


            片側に13目で緒をつがっていきます。


            RIMG0994.JPG






            緒をつがれば、 閂(かんぬき)をかけて
            出来上がりです。





            RIMG0998.JPG




            作りかけって気になりますから、
            出来上がると ほっと一息。
            そして 嬉しくなります。


            「4月の袋物のお稽古」

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              3月のお稽古で 「御物袋」が出来上がりました。
              本当は
              3月と4月の2月間で仕上げる日程になっています。



              ということで、出来上がっている方は それぞれ色んなものを作っています。
              「茶碗の御物袋」「志野袋」…。



              私は「御物袋」を作った茶入の「御仕覆」です。

              RIMG0582.JPG




              悪戦苦闘。
              なんと、9時〜17時30分という、これまで最長!!
              お教室に長居してしまいました。
              気付いたら、肩もこってます。


              なんとか かんとか、 緒をつがる手前まで出来上がりました。


              RIMG0956.JPG



              木綿の太い糸で お茶入に着せて馴染ませます。
              しばらくはこのままで置いておき、次のお稽古で緒をつがりましょう。


              「茶入れの御物袋」

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                3月の袋物のお稽古のご報告です。



                今月は 「茶入れの御物袋」を作りました。
                「御物袋(ごもつぶくろ)」ってなんでしょう。

                名のある茶入れだったりすると大切にしまわれているものです。
                まずは外箱にあたる「総箱」があり、
                その蓋を開けると、次に「中箱」が出てきます。
                茶入は中箱に直に入れられているのではなく、「挽家(ひきや)」の中に、収められています。
                挽家の蓋を開けると絹でできた「御物袋(ごもつぶくろ)」に入れられた茶入れが出てきます。


                ようするに、
                大切な茶入れを直接包んでおく絹でできた収納用袋です。



                こちらの茶入れに 「御物袋」を作ります。
                まず寸法を計り、型紙をつくります。

                RIMG0582.JPG




                「お仕覆」と違い収納が目的なので
                柔らかい縮緬生地で仕立てます。






                表地に真綿を星留で ぐるり一周留めます。

                RIMG0573.JPG





                裏地は4ミリ控えて 折留めます。

                RIMG0574.JPG







                表地と裏地共に出来上がりの寸法にして合わせ まつっていきます。

                RIMG0575.JPG







                まつり終わったら、
                緒をつがり、中心に閂留をして出来上がりです。

                RIMG0578.JPG





                完成です!


                RIMG0580.JPG



                モコモコしていて可愛い感じに仕上がりました。
                大事なお道具を優しく収納してくれます。


                可愛いのに収納する袋なので
                どなたの目にも触れないのが残念です。


                「点前帛紗」

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                  7日の木曜日に
                  今年、始めての袋物のお稽古に行ってきました。


                  2月のお稽古は
                  「点前帛紗」を作ります。



                  出来上がりの寸法は 縦 27センチ 横 28センチ。
                  キセを 4ミリとって縫います。


                  RIMG0474.JPG




                  まっすぐに縫えば出来上がるのですが、
                  生地の地の目に沿ってないといけません。
                  地の目を無視して縫うと
                  さばきにくい帛紗になってしまいます。



                  まず、しつけ糸で 塩瀬地の地の目をひらいながら印を付けます。
                  良く見て、
                  まっすぐに地の目をひらう。
                  これが、以外と難しいのです。












                  集中して縫い、
                  出来上がりの印が四角く、一周付けられました。




                  RIMG0453.JPG




                  この作業に時間がかかりますが、
                  後は
                  まっすぐに縫うだけです。



                  しかも、針目を 5〜6ミリくらいに大きく縫います。
                  これまでのお稽古でも、「古帛紗」を縫っているので
                  スムーズに縫えました。



                  「手前帛紗」はお茶のお稽古で
                  どうしても お抹茶がついてしまいますから 消耗品になってしまいます。


                  新しい 「手前帛紗」に替えたいので
                  家族の分もと 頑張って縫いました。


                  RIMG0454.JPG




                  さすがに、
                  4枚縫うと 疲れました。


                  「干支の お香袋」 2012

                  0

                    12月の袋物のお稽古は

                    「干支の お香袋」です。
                    来年の 干支は 「巳」ですよね。




                    「巳」っていうのは 「蛇」ですから、
                    リアルのすると可愛くないし


                    どんな物が出来上がるのか楽しみです。




                    型紙はこちら。

                    RIMG0024.JPG




                    表地と裏地を同じ大きさに裁ちます。
                    半分に折って、縫っていきます。




                    RIMG0023.JPG




                    表地は出来上がり線を 返し縫いで縫い。
                    裏地は2ミリ控えて 並み縫いで縫い。

                    RIMG0025.JPG



                    表と裏を縫ったら、
                    縫い代を合わせて縫い綴じます。

                    RIMG0026.JPG


                    ひっくり返して、
                    口を かがり縫いしていきます。


                    RIMG0027.JPG




                    出来上がったのは とんがり帽子のようです。

                    RIMG0028.JPG




                    とんがり帽子を 逆さにして、

                    RIMG0029.JPG



                    角を折り込み、

                    RIMG0030.JPG



                    たたむと、 ちょっと 蛇に見えてきます。


                    RIMG0031.JPG


                    頭の部分に 真綿を入れて、目打ちで紐を通す部分に穴をあけます。
                    紐の飾り結びをした ところが 目になります。

                    RIMG0032.JPG





                    お教室では、「蛇」の嫌な感じではなく 素敵な お香袋になったと評判でした。




                    でも、家に帰って来て
                    何も言わずに 見せると

                    「これ何?」と言われてしまいました。



                    説明すると
                    「なるほど、説明されたら 鱗柄なんでわかるけど…。」





                    「巳年」は難しいですね。


                    「桑の中次(なかつぎ)のお仕覆 2回目」

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                      11月に入りました。
                      ずいぶんと寒くなりましたね。


                      茶道では今日から、炉が切られます。
                      火の温もりが気持ちの良い季節になってきました。





                      11月の袋物のお稽古は「桑の中次のお仕覆」の仕上げです。
                      前回、頑張っておいたので今日は緒をつがります。

                      目は13目になるようにつがりました。
                      友布で古帛紗も作りました。



                      RIMG2864.JPG



                      柄合わせと底付には苦労しましたが
                      上手くいって嬉しいです。









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