明倫茶会 「表具に関する道具と材料の不安」

0

    昨日は 「明倫茶会」に行ってきました。




    席主は表具師の 「静好堂 中島」 さん。
    実さん・文雄さん、ご兄弟です。







    裏千家織家・表具士 「静好堂 中島」
    京都市北区紫野門前町46
    RIMG0087.JPG







    お知り合いと言うこともあって、
    8月29日にネットで「京都芸術センター」へ申し込んでいました。


    9月19日に
    お席がご用意できましたと、メールでご連絡いただき、
    楽しみにしていたんです。



    「京都芸術センター」は 閉校となった「明倫小学校」で、
    歴史ある建物を残しながら、
    自由な芸術活動を行えるようにと配慮された施設です。



    だいぶんと前になってしまいますが、
    私は「明倫幼稚園」を卒園しました。
    幼稚園の運動会は 「明倫小学校」の運動場でありましたし、
    何かと思い出のある小学校です。




    京都芸術センター
    京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
    開館時間 :ギャラリー・図書室・
             情報コーナー・談話室・・・10:00-20:00
             カフェ           ・・・10:00-21:30
                   制作室・事務室      ・・・10:00-22:00

    休館日   :12月28日から1月4日 




    RIMG0083.JPG







    門から入ると
    茶会の案内が 貼ってありました。




    RIMG0079.JPG







    南館 3階へ上がると受付があります。
    名前の確認をして、
    会費を 1,000円 支払いました。


    RIMG0065.JPG







    待合は 元は小学校の教室で「ミーティングルーム」です。


    RIMG0073.JPG






    本日の席主さんの表具の作品やお道具などが
    待合に飾ってあり、
    待っている間に 拝見できました。




    お軸
    RIMG0076.JPG



    古い小袖の 屏風
    RIMG0070.JPG




    襖(ふすま)の持ち手が いろいろ
    RIMG0072.JPG


    裂地
    RIMG0067.JPG




    お席は 4階の 和室 「明倫」です。
    19名のお席で 9名の方がお着物でした。
    お茶の先生をなされている方がいらっしゃたようで、
    その方がお正客に座ってくださいました。





    お床には 坐忘斎御家元が このお席のために書かれた
    「新月一張弓 (しんげついっちょうのゆみ)」という お軸。




    活けてあったのは、
    リンドウと菊に 表具士さんらしく 楮(こうぞ)と三椏(みつまた)。
    どちらも、和紙の原料ですね。
    残念なことに 水揚げが悪く 枯れていました。






    生地の長板に 水差し、蓋置き、建水、灼立等が置かれ総飾りになっていました。
    これらのお道具やお茶碗にお菓子器は
    すべて、伊賀焼きで
    中島さんのご友人の作によるものでした。






    お席入り後、
    まず
    表具の道具である 刷毛が何種類か拝見に廻されて、
    中島さんから説明がありました。





    お菓子は 明倫小学校の校章の桜を型どったもので、
    白餡の桜に漉し餡と百合根が包んでありました。
    ご製は以前にブログでご紹介した
    「聚洸(じゅこう)」さんでした。




    この写真が、
    明倫小学校の校章になります。

    RIMG0081.JPG



    お茶は 祇園辻利さんの
    坐忘斎御家元お好み 壺中の昔。





    煙草盆の変わりに、
    硯箱と和紙が配られて

    このお席で感じたことや、浮かんだことを書いて記念に持ち帰るという趣向でした。






    表具士さんらしさが 彼方此方にちりばめられた お席で
    楽しませていただきました。

    ありがとう ございました。



    明倫茶会は
    いろいろな席主さんが 開催されるお茶会です。
    今回は お薄をいただきましたが、
    席主さんによっては カキ氷や珈琲のときもあったりします。





    また、茶会以外にもセンターでは
    いろんなイベントが催されています。





    京都芸術センターは
    四条烏丸に近く、アクセスも良いので
    ぜひ、お出掛けください。


    秋ご飯◆ 屬爐ご ご飯」

    0

      秋に採れる 美味しいもんは いろいろあります。




      「むかご」 もその一つです。

      山芋の葉の付け根にできる小さな芽球のことです。


      この「むかご」には、養分が貯えられていて、食べられます。
      また、繁殖能力がありますので、地中に埋めておくと、
      発芽・発根して新しい苗として成長していきます。





      こちらの写真は山の中とか、
      畑ではありません。
      自宅のすぐ近くに
      「むかご」がいっぱいなっているんですよ。


      葉の付け根に 丸い茶色いのんが付いてるのがわかりますね。

      RIMG2639.JPG









      たくさん、
      生っています。



      RIMG2637.JPG





      ツルに さわると
      ばらばらっと 「むかご」が落ちます。




      この地面に落ちた 「むかご」から 芽が出て
      子孫を増やしているんですね。







      「むかご」を採って 
      「むかご ご飯」にしてみました。




      とっても簡単!!

      炊飯器にお米と 洗った「むかご」と お昆布にみりんを少々。
      お昆布を入れた分を考えて、 お水を加減します。


      あとはお塩を 入れて、 炊飯器のスイッチを入れるだけ。




      RIMG2643.JPG




      炊き上がりは ほっかほっか。


      RIMG2644.JPG




      お昆布を取り出したら、出来上がりです。







      器に よそって、
      貝割れを あしらいました。


      RIMG2646.JPG




      「むかご」のちょっと ぬるっとした感じと塩味が
      ご飯に合います。




      ご飯にすると、
      手間いらずですが
      素揚げにして塩をふっても美味しいです。




      秋の実り、 ご馳走さんでした。


      日没

      0
        夕方の買い物に出掛けて
        自転車の籠に 荷物を入れて


        自転車をこぐ。



        京都は  北へ行くのを
        「上る」 って 言いますが、
        それは、ほんまに  北の方が坂の高いほうになってるからです。



        北の方に家があるので、
        南で買い物をすると 帰りは坂を登ることになります。





        北西に向かって
        一生懸命に 自転車をこいでいると





        西山に   日が沈むところ  でした。




        眩しい!!



        RIMG2632.JPG






        眩しい けど 自転車をこぎます。




        どんどん、日が沈んでいって
        なんか



        綺麗でした。



        RIMG2631.JPG 








        見ているまに  沈んでしまいました。


        RIMG2633.JPG

        落語の 「高座」 は思いのほか高いです。

        0
          京都ブライトンホテルで

          お食事をして、
          桂 かい枝さんの 落語を聞く会がありました。




          受付をお手伝いすることになっていたので、
          受付開始時間より 30分ほど早く 会場に着きました。





          ホテルの宴会場には
          「高座(こうざ)」がすでに 設営されていて 金屏風が飾られていました。

          RIMG2498.JPG









          わぁー、
          「高座」って言うだけあって、なかなか高いもんだなぁ…と見ていると、



          「登って座ってみると、高さがわかりますよ。」と言ってくださりました。






          「高座」に座る機会なんて
          めったに ありませんよね。





          厚かましくも、
          階段を登って、



          RIMG2482.JPG




          「高座」に上ってみました。




          RIMG2480.JPG





          なるほど、高い。
          会場の後ろまで、しっかり良く見えます!!





          今日の「高座」の設えは 床から 130cmだそうです。



          上方落語特有の
          「膝隠(ひざかくし)」
          「見台けんだい)」
          「小拍子(こびょうし)」 も設えてありました。




          落語というのは、
          噺家さんが全身を使って話を伝える芸なので、
          一番後ろの席の方も 噺家さんの全身が見えるのが理想だそうです。

          となると、
          噺家さんが座られる「高座」が 高いものになるわけです。







          この「高座」は
          3つの台の上に、3枚の板を載せて作られていました。

          RIMG2502.JPG







          さて、桂かい枝さんの落語ですが、


          桂かい枝さんは お客さんの反応を見ながら、
          本日の出し物を決められるそうで


          結構、女性が多い今回の会では

          「手水廻し」
          英語落語「The zoo」  の演目で笑わせてくださいました。




          英語落語では
          久し振りに 真剣に 英語を聞いて理解しようと
          頭を使ったので、
          ちょっとばかり疲れたかも知れませんが、



          大声でいっぱい 笑いました。


          終わったら、なんか すっきりしてました。



          お酒が好きな?   「酔芙蓉」

          0
            9月5日のブログで紹介した 「芙蓉」ですが
            白い「芙蓉」の横に紅色のしぼんだ花がいっしょに写っていました。

            一つの「芙蓉」に
            2色…。



            って思われた方も いらっしゃたでしょう。




            あれは、「酔芙蓉(すいふよう)」です。


            RIMG2404.JPG




            「酔芙蓉」
            朝のうちは純白、
            午後には淡い紅色、
            夕方から夜にかけては紅色になります。
            酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることから
            この名がついたと 言われています。



            「酔芙蓉」の1日を撮ってみました。


            朝 6時。

            RIMG2443.JPG



            9時

            RIMG2448.JPG 


            お昼の 12時。
            咲いている花の 隣の蕾が膨らんできました。

            RIMG2453.JPG




            青空に 「芙蓉」の花が 映えます。

            RIMG2447.JPG




            少し日が傾いた、16時。

            RIMG2457.JPG




            西日に照らされる、 
            ピンク色の 花たちです。

            RIMG2459.JPG





            19時に行ったら
            もう暗くなっていて、上手く撮れませんでした。


            残念…。







            翌朝、 8時。


            昨日はまだ咲いていなかった隣の蕾が 
            白い花を咲かせています。

            昨日、咲いていた花は 
            濃い紅へ 色を変えていました。
            不思議ですね!!

            紅白のコントラストが 素敵です。

            RIMG2477.JPG




            朝から日中は、
            そんなに色の変化は見られませんでした。


            夕方から、
            翌朝に 濃い紅色に色を変えるようです。


            私たちも
            お酒がすすむのは 日が暮れてからですもんね。


            やはり夕方からの一杯  が
            いいようですね。

            秋ご飯  「松茸ご飯」

            0
              食欲の秋です。





              春が 『花より団子』  なら


              秋は 『月より団子』  でしょうか。




              名月も楽しみですが、
              秋は美味しいもんが たくさん あります。







              昨日は、「松茸」を頂きました。

              初もん    です。



              RIMG2460.JPG





              「松茸ご飯にしてね。」って
              言うて くれはったので、  
              ご飯にしました。



              RIMG2476.JPG









              近所の方から
              お野菜も たくさん頂きました。


              RIMG2463.JPG



              採りたて!
              ぴかぴか のお野菜です。




              唐辛子は炒めて、
              おじゃこ と炊きました。


              RIMG2464.JPG






              ご飯のすすむ 一品です。

              お弁当の おかずにも ぴったり、
              京都なら どこの家でも良く作る おばんざいの一つです。




              唐辛子 と おじゃこの炊いたん。
              RIMG2467.JPG






              長〜い、
              30cm以上もある お茄子は炊きました。



              長茄子の炊いたん。
              RIMG2472.JPG







              食が進みます。


              とりあえず、美味しいんで
              体重は気にせず パクパクといただきました。

              RIMG2475.JPG





              ご馳走さんです。

              「中秋の名月」 への期待

              0
                台風のせいで天気が悪かったんですが、
                昨夜は久し振りに


                お月さんが顔をみせてくれました。




                秋めいた空に

                薄い雲が流れ、見え隠れする お月さんでした。


                RIMG2422.JPG







                澄んだ冷たい空気のなかの 月齢8 上弦の月に
                名月への期待が 高まります。



                RIMG2421.JPG



                昨夜から、
                いっきに気温が下りました。



                朝晩は冷えるので気をつけましょう。





                今年の 「中秋の名月」 は


                9月12日の月曜日、  あと5日です。


                天気予報を見ると  曇り

                どうか雲のない晴れた空になりますように。

                「槿木」 と 「芙蓉」 

                0
                  速度の遅かった 
                  台風12号が やっと、通り過ぎていきました。


                  今朝も、
                  よく雨が降りましたが 9時ごろには上りました。




                  雨上がりの近所の「槿木(むくげ)」が
                  綺麗に咲いていました。 


                  RIMG2403.JPG





                  「槿木」

                  アオイ科の落葉低木。
                  冬はツバキ、夏はムクゲと言われ、
                  夏の茶花として欠かせない花です。




                  8月11日に下鴨神社の古本市で買った 茶花図鑑を読んでいると、
                  9月に入り、
                  秋口になると茶花として使うのは同じアオイ科の 「芙蓉(ふよう)」になります。


                  と書いてありました。



                  「槿木」と「芙蓉」。
                  茶花で活けてあると、なかなか違いが いまいちわかりません。




                  「芙蓉」
                  アオイ科の多年草。





                  調べてみました。


                  【違い】
                  ■槿木(ムクゲ)
                   葉は卵形で、葉縁に荒いギザギザ(鋸歯)があり、花柄が短い
                   葉の形が楕円形や卵形の葉の付け根(葉柄に近い方、基部)のように丸味がある
                   雌しべ
                   開花期は、6月〜10月
                   

                  ■芙蓉(フヨウ)
                   葉は掌状(五角形〜多角形)で、花柄が長い
                   葉の形が心臓形の付け根(葉柄に近い方、基部)のように凹んでいる
                   開花期は、8月〜10月





                  ということで、
                  近所の 「槿木」と「芙蓉」です。




                  「槿木」

                  RIMG2410.JPG



                  「槿木」

                  RIMG2401.JPG



                  「芙蓉」
                  RIMG2404.JPG




                  「芙蓉」

                  RIMG2415.JPG



                  この分け方で
                  合っていると思うんですけど…。

                  何事も、修行を積まねばなりませんね。


                  9月1日 

                  0

                    今日から 9月です。



                    朝から、
                    激しく雨が降ってました。
                    その後も
                    降ったりやんだりの 湿度の高い1日です。



                    9月1日は 「二百十日」。
                    立春から数えて 210日めのことで、
                    季節の変わりめ、
                    台風が来る日ともいわれています。


                    まさに、
                    大型で強い台風12号が日本の南にあって北北西に向かっています。
                    この進路だと、日本に上陸します。
                    これから2、3日は注意が必要ですね。

                    各地での被害などがでぬように
                    祈るしかありません。




                    朝の激しく雨の降る中、
                    袋物のお稽古へ行ってきました。




                    本日、作成したのは
                    「茱萸嚢(ぐみぶくろ)」です。



                    RIMG2402.JPG




                    「茱萸嚢」というのは、
                    9月9日の重陽の節句に
                    宮中南殿の御帳(みちょう)と呼ばれる調度品の左右に
                    邪気をはらうために 掛けた袋です。

                    袋には 実をつけた山茱萸(やまぐみ)と菊の造花を挿し、
                    5月5日の端午の節句で
                    薬玉(くすりだま)に掛け変えるまで、掛けておきました。




                    写真では わかりにくいと思いますが、
                    小さな壷に山茱萸と菊の造花が挿してあります。
                    その壷に織物の裂地と縮緬の生地で作った仕服を着せ、
                    朱色の紐で口を結んであります。


                    この「茱萸嚢」は、
                    飾り物として現代風にアレンジされた置きものです。


                    今日からしばらく
                    飾っておきたいと思います。


                    「お茶のお稽古」  ドイツからお客様 

                    0

                      今日は
                      「お茶のお稽古」です。


                      先週のお稽古で先生に
                      「6時から、
                      七事式の 『仙遊之式』 をします。
                      みんな、6時までに揃うように来てちょうだいね。」って言われていたので、
                      仕事を終えて、バタバタと用意をして出掛けました。




                      6時までに着いたんですが、
                      先生のお宅に ドイツのケルンから家族でいらしている方が
                      茶道を体験したい!! と、
                      4名来られていました。



                      まずは、
                      お薄を お客様に 差し上げることになりました。




                      いろいろと質問されたり、
                      カメラを撮られたりされるので 緊張します。


                      でも、普段はお稽古場で 撮影なんて出来ませんが
                      1枚撮影させていただきました。




                      その写真が こちら。


                      RIMG2395.JPG




                      先生とお客さんたちです。



                      今日のお軸は 
                      「清風掃明月(せいふうめいげつをはらう)」でした。


                      秋の夜のすがすがしい風が、明月にかかる雲をはらってくれる
                      という 禅語になります。



                      ちなみに、今年は
                      9月12日が 明月だそうです。


                      主菓子は 
                      「聚洸(じゅこう)」さんの
                      夏限定の 「蓮根羹(はすねかん)」 でした。


                      和久傳さんの 「西湖」や  老松さんの 「蓮根餅」は黒糖味ですが、
                      「蓮根羹」は
                      ほんのりピンクベージュがかった 白色で、上品なお味でした。






                      写真でわかるように、
                      足が痛いらしく、あぐらをかかれてはいますが

                      みなさん、大変熱心に質問されていました。






                      もう少し、お点前が見たいと言われたので
                      『平花月』することになり、



                      その後に、お客さんが帰られて、
                      そこから 『仙遊之式』 をすることになりました。



                      『仙遊之式』 は5人で札をひいて役を決め、
                      茶花を活け、
                      お炭をつぎ、
                      お香を2種たき、
                      お濃茶を練ってから、
                      お薄を花月でするという、



                      とってもややこしく、長いお稽古なのです。
                      ほんと、うろ覚えで
                      間違いまくりました…。








                      疲れましたが 
                      今夜は大変、お勉強になりました。



                      calendar

                      S M T W T F S
                          123
                      45678910
                      11121314151617
                      18192021222324
                      25262728293031
                      << October 2020 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode