昨日より、通常営業に戻り
仕事が始まっております。
年末の大掃除で片づけてしまい何処にいったか分からないものが数点・・・
年齢のせいか困ったもんです。
さて、ご紹介するのは
お正月に伺った 鷹峯にある「むろい」さんです。
【muroi むろい】
住所 : 京都府京都市北区鷹峯黒門町 6
定休日 : 火曜日・第3月曜日
営業時間: 18時から
なんと、年末年始も通常営業されていました。
こちらのお料理は1万円(税・サービス料別)のコースひとつです。
お店に入ると素敵なお正月のしつらえ がお出迎えです。
年末にお餅つき されてお鏡さんと餅花作られたそうです。
案内してくださった みどさん呼ばれていたおばちゃんから
柳にお餅を付けるときの苦労話を楽しく聞かせていただきました。
お部屋の中は暖かく白梅が満開になって香りが漂っていました。
お店はカウンター10席です。
店主の むろいさんは栃木出身で18歳で京都に出てこられ
あちこちで修行され海外でも働かれた方です。
そして、現在お二人でお店を回されていますが
もう一人はご近所にお住いで お席に案内してくださった おばちゃんです。
もう、このお二人の感じが
和やかっていうか、ほんまに ええ感じでした。
お料理は食前酒から始まります。
金柑酒
ゆずり葉の上に
小豆、百合根をまとった干し柿の上に青梅のジュレ、
それに花白豆と 温かい焙じ茶
白味噌雑煮(丸餅、餅菜、頭芋を練り込んだ胡麻豆腐)
一口大の丸餅です。
先付
ちょろぎ、海老、黒豆、あん肝、クレソン、黄身の醤油漬け、鱈子、オリーブ、赤飯・・・
いろいろなお味が楽しめます。
日本酒が飲みたくなっちゃたので半合だけ温燗で
椀物
丸大根の霙椀(天然のなめこ、鰤、菜花、人参)
刺身
寒鰤、真魚鰹 あしらい(かつお菜、おかのり、ヤーコン、蕪)
ちり酢と醤油でいただきます。
ずいぶん前から炙られてた おかのり、本当に海苔のようなお味がしました。
焼物
干支の猪の焼いたんとお野菜(猪、菊芋、紅くるり、蕪、九条葱)、
焼いたお野菜の甘みが良く分かります。
口がさっぱり 露地物 ほうれん草のお浸し
鮪節が香ってます。
すぐきの煮物、行者にんにく、水菜、人参、お揚げさん
お漬物以外でいただいたのは初めてでした。
水菜がシャキシャキ、行者にんにくの香りが効いてます。
最後はご飯です。
汁が具沢山の粕汁、そして、コロッケ、鰤と白菜の炊いたん もあって釜で炊きたてのご飯がすすみます。
こちらが一口大のコロッケ、ぐい呑にコロッと入ってました。
熱々で美味しい、お腹がいっぱいなのに この大きさなら
もう一つ食べたくなっちゃいそうです。
そして、デザートは別腹です。
新高梨、蜜柑、林檎、大きな苺とチョコレートのテリーヌ
ヨーロッパ仕込みでしょうか濃厚なチョコレート、パンチが効いています。
私は珈琲が駄目なので ほうじ茶で満足でしたが
チョコレート食べると珈琲が欲しくなるっと何人かおっしゃってました。
〆は飲むヨーグルトでした。
いっぱい食べたけれどヨーグルトで消化を助けてくれそうですね。
釜に残ったご飯に何やら混ぜて
おにぎり にして帰りに持たせてくださいました。
お揚げさん、高菜なんか入っていて美味しかったです。
翌日の朝ご飯にいただきました。
お野菜中心のコースでしたが
大満足!!
また、足を運びたくなりました。
ご馳走さんでした。