松向軒さんの月釜

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    師走、押し迫ってまいりました15日の土曜に

    北野天満宮の「松向軒」さんでお茶の先生が月釜を担当されまして、
    お手伝いに入らせていただきました。

    7時15分ごろ

    時雨れて冷たい朝でした。


    社務所までダッシュで鍵をいただきに伺いました。

    まだ、シーンとしている社務所の奥へと 

    〜おはようございます〜と大声で声掛けながら入って行くと

    朝ご飯の用意がしてあり神社の方が居られました。

    朝ご飯中 失礼しましたと言いながらも鍵をいただきました。


    お庭の掃除、お湯を沸かして 水屋の用意が始まります。



    「山中無暦日」
    〜山中無暦日 寒尽不知年(唐詩選)〜



    棚   平生棚  玉栄造

    水指  十二角十牛図 西村徳泉

    棗   梅花中棗  当代宗哲

    釜   霰釜   三代西村道也

    茶杓  冬ごもり   真精院

    炉縁  桑七宝蒔絵

    花入  尺八「寒月」 黒田正玄

    香合  犬  田原陶兵衛


    茶碗を温めて準備完了です。






    1席目こそ 20名のお客様が入られましたが

    あとは

    5名から10名前後と ゆったりとしたお席でした。

    おかげさまで水屋も

    対応しやすい人数で助かりました。

    お昼は三友居さんの美味しいお弁当をいただき

    午後からも頑張りました。

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    菓子は鶴屋吉信さん銘は「冬至る」

    ちなみに、お茶は 小山園さんの「珠の白」です。

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    全部片付きまして、鍵をかけ

    社務所に返しに行く(午後4時)頃には境内は にぎやかで

    門に来年の干支の絵馬が掛ってまして

    多くの方が写真撮影されれました。

    朝は 慌ててまして 気づきませんでした。

    お恥ずかしい。



    あっという間に過ぎた1日でした。

    おおきに。


    紅葉の終わった貴船さん

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      お仕事休みの土曜日に

      貴船さんへ行って来ました。

      前回、伺ったのは水無月の頃で

      茅の輪くぐりをしました。

       

       

      それから、水害や台風もありました。

      夏の床・秋の紅葉とシーズンが終わってので

      静かな貴船を散歩にと出掛けたのでした。

       

       

      貴船口から車を進めると

      山の木が倒れたままです。

       


       

       

      被害が大きかったと聞いてましたが

      まだまだ、片付かないんですね。




       

       

      奥の院までの参道は倒木の危険があるため長い間通行止めになっていたそうです。

      奥の院に車を停めて歩いていると

      相生の大杉の前にあった大きな木も倒れたようで

       

       

      切られて片付けられています。

      切り株を のぞき込むと真ん中が空洞になってたようですね。


       

       

      紅葉はすっかり散ってますが

      水無月の時と違って

      たくさんの方が歩かれています。

      そして、本殿の前には行列も!!


       

       

      みなさん、御朱印のために並ばれているのでした。

      紅葉の時期が過ぎても人気があるんですね。

       

       

       

      私はお参りをして

      本殿の所に置かれていた「御屠蘇」をいただいて帰りました。
      1袋 200円



       

       

       

       

      お屠蘇を買うとお正月の用意が始まった感じがします。

      気忙しいー。


      美しいキモノ 冬号

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        11月20日発売の「美しいキモノ 冬号」に

        掲載されている帯を紹介させていただきます。

        表紙は女優の北川景子さんです。

         

         


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        〜 帯の創碧 西陣織VS博多織 〜

        P190 第2章 の西陣織の帯に小さくですが掲載されています。

        唐織  「菊牡丹唐草文様」

         

         

         

        立体的な唐織の帯、弊社が得意としております。

        ぜひ、「美しいキモノ」を手に取り ご覧になって下さい。

         

         

         

         


        袋物のお稽古「干支の香袋」

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          先週の袋物のお稽古は今年最後のお稽古でした。

          12月は「干支の香袋」です。

          なんだか、来年の「亥」の香袋を作ると気忙しいです。

          ちょっと急ぎの仕事もありまして

          どうしても早く作って帰りたかったので頑張りました。

           

           

          「亥」は目、耳、牙を作らないといけないので

          けっこう時間がかかります。

          特に耳が難しい・・・、耳の感じで豚さんになってしまうんです。

          出来上がりは こちら。

           

           


            

           

          「亥」に見えますかどうか。

          豚にならないように気をつけていましたが牙が長すぎかも知れません。



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          ひっくり返すと

          お香を入れられるようになっています。

           

           

           

          目、耳、牙など各自に任せられたので

          目の色や形はいろいろ、耳も丸い方もおられ、牙の長さもいろいろでした。

           

           

          さっさと仕上げて

          先生と みなさんに〜良いお年を   などと挨拶しまして帰ったのでした。

          はんまに、12月は忙しない です。

           

           

           


          「唯明寺」さんのライトアップ

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            12月とは思えない暖かさで
            少し動くと汗が出てしまいます。
            昨日は全国の366か所で12月の最高気温が更新されました。
            そして、週末には冷え込むとか
            気温差激しそうです。



            今日は細かい仕事が多くって肩が凝りました。
            肩凝りをほぐそうと夜に30分ほど散歩です。




            時間は7時半くらい、 夜の新大宮商店街を歩いていると
            薄暗い歩道に手書きの文字が



            ん!・・・
            ライトアップ!!

            ここは、店の近くの「唯明寺」さんの前です。



            【唯明寺」
            住所 : 京都市北区紫野門前町48



            どなたもおられない小さな境内に
            手作り感ただようライトアップ。





            散り紅葉




            こんな近くで紅葉のライトアップが楽しめるなんて嬉しいです。


            夜の散歩、お得でした。


            紅葉の茶会 in 宝松庵

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              お茶を好きなお友達が

              お仲間と2人で釜を掛けますのでと誘って下さいました。

              お茶を教えたりしている訳ではないけれど

              長くお稽古しているので有り合わせのお道具で茶会をやってみたいと始められました。

              釜を掛けられたのは

              宝ヶ池にある国立京都国際会館にある「宝松庵」です。

              ちょうど、紅葉が美しく

              雨が降る予報でしたのに青空!最高の茶会日和でした。


              お席が一緒の方、みなさんで
              国際会館のエントランスで待ち合わせました。

              首から入場のIDを掛けまして

              みなさんご一緒に国際会館を通り抜けお庭にある「宝松庵」まで歩きます。

              ほんまに、雨でなくって良かったです。


              こちらの「宝松庵」は宝ヶ池湖畔にあり

              寄贈者の松下幸之助さんと宝ヶ池から二文字とって名付けられました。

              檜皮葺など改修されたばかりでした。

              待合にて、会費を払います。

              お友達を呼ぶので会費制にしてると来てもらいやすいし、

              たくさん来て下さると会場費も出ますし ええんですよ とおっしゃってました。

              京都には国立、市立など公の貸茶室が たくさんあって

              個人でも釜を掛けやすいことが分かったんだそうです。
              こちらも、平日はお安くって空きも けっこうあるそうです。



              待合の軸は「砧」



              軸   大亀老師 「名歴々露堂々」

              花入  石山師香 「鴫立沢の夕暮れ」

              香合  大樋焼九代 「藁屋」


              お道具が三千家さん いろいろの花押なのと、

              亭主・手伝い・客が みんな友達なので

              「三友棚」にしましたとのお話がありました。

              水指 安田道雄 「山帰来」

              釜  浄雪
              茶入 杉坂焼 「一筋」

              茶杓 大亀老師「無事」

              棗  玄々斎好「秋の夜棗」

              有り合わせのお道具って謙遜ですよね。

              続き薄でお茶を二服いただきました。

              主菓子 胡麻きんとん 老松製

              作りたてで柔らかい!懐紙に取るのも一苦労でした。

              潰れてしまってます。


               


              お干菓子は大徳寺納豆の入ったものと紅葉。

              どちらも、手作りです。

              柚餅子はご主人の故郷から送って来られたものだそうです。

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              1席目に入れていただき、

              2席目の方とご亭主やお手伝いの方とご一緒に楽しくお喋りしながら点心をいただきました。

              点心は熊彦さん。



              お膳をお手伝いやお客さんも運ばれて、

              1席目はお客さんで2席目はお手伝いとか 和気藹々な感じが素敵です。

              ほんまに、楽しいお茶会でした。

              ご馳走さんでした。


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