松向軒さんの月釜
師走、押し迫ってまいりました15日の土曜に
北野天満宮の「松向軒」さんでお茶の先生が月釜を担当されまして、
お手伝いに入らせていただきました。
7時15分ごろ
時雨れて冷たい朝でした。
社務所までダッシュで鍵をいただきに伺いました。
まだ、シーンとしている社務所の奥へと
〜おはようございます〜と大声で声掛けながら入って行くと
朝ご飯の用意がしてあり神社の方が居られました。
朝ご飯中 失礼しましたと言いながらも鍵をいただきました。
お庭の掃除、お湯を沸かして 水屋の用意が始まります。
床
「山中無暦日」
〜山中無暦日 寒尽不知年(唐詩選)〜
棚 平生棚 玉栄造
水指 十二角十牛図 西村徳泉
棗 梅花中棗 当代宗哲
釜 霰釜 三代西村道也
茶杓 冬ごもり 真精院
炉縁 桑七宝蒔絵
花入 尺八「寒月」 黒田正玄
香合 犬 田原陶兵衛
茶碗を温めて準備完了です。
1席目こそ 20名のお客様が入られましたが
あとは
5名から10名前後と ゆったりとしたお席でした。
おかげさまで水屋も
対応しやすい人数で助かりました。
お昼は三友居さんの美味しいお弁当をいただき
午後からも頑張りました。
菓子は鶴屋吉信さん銘は「冬至る」
ちなみに、お茶は 小山園さんの「珠の白」です。
全部片付きまして、鍵をかけ
社務所に返しに行く(午後4時)頃には境内は にぎやかで
門に来年の干支の絵馬が掛ってまして
多くの方が写真撮影されれました。
朝は 慌ててまして 気づきませんでした。
お恥ずかしい。
あっという間に過ぎた1日でした。
おおきに。
- 2018.12.19 Wednesday
- 日記
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- by 織文意匠鈴木