梨木神社さんの「萩まつり」に行って来ました。
【梨木神社】
住所 : 京都市上京区寺町通広小路上る
http://nashinoki.jp/
紅い萩の花に
白い萩の花 たくさん咲いています。
本殿をお参りしてお目当てのお茶席へ。
拝服券 800円
今年、お茶席が設けられたのは9月17、22、23、24日の4日間です。
私は最後の日、24日のチャネル宗榮先生のお席に伺いました。
着いたのが10時30分ごろ
15分ほど待ってお席に入れました。
亭主のランディー チャネル 宗榮先生はカナダ人で茶道裏千家の先生です。
三条商店街に「らん布袋」というカフェをされていて、
世界中に茶の湯の魅力を発信されています。
参道から見たお茶室です。
外国の方お2人を含む9名でお席入りしました。
こちらの「萩まつり」のお席はお茶のことを知らなくても楽しめるなお席で
懐紙も用意されていて、観光客の方や何方でも気軽に参加できる雰囲気が大好きです。
それでいてお道具も素敵なものが多くって ええですよ。
ランディー先生はお稽古になるからと半東さんも若い方に任されていました。
そして、最後には自分でお道具の説明などをされました。
外国の方には英語で説明されてまして、
お席入りの時も障子を少し開けて英語で
〜リラックスして、正座じゃなくって大丈夫ですよ〜と声を掛けてられました。
軸 雲無心 坐忘斎
花入 黒竹四方籠 宗全籠
花 秋の七草
香合 布袋蒔絵
秋の七草の覚え方を教えていただきました。
「お好きな服は」
お 女郎花
す 芒
き 桔梗
な 撫子
ふ 藤袴
く 葛
は 萩
主茶碗は黄交趾 秋草の茶碗。
次客に座った私のお茶碗はなんと!奥田木白作 赤膚焼で布袋さんの絵が描いてありました。
とても渋くって ええ色です。
チャネル宗榮先生が私の宝物ですとおっしゃっててラッキーでした。
建水 七宝焼き
棗 布袋蒔絵の大平棗
茶杓 坐忘斎家元作 銘は露
「萩まつり」のお席では 萩の露 と言わせてもらっていますとのことでした。
菓子 観世井(かんぜい)
薄茶 詰め らん布袋 銘 来福
以前の先生は大変恰幅が良く「布袋」さんに似ていると言われてはったそうで
お道具も自然と「布袋」さんのものが増えたそうです。
カフェの名前にも「布袋」と付けられてます。
でも、今は減量されたので
もう「布袋」さんには見えへんでしょと言われてました。
いや、今も「布袋」さんっていうイメージ
親しみ深い感じがありますね。