「熨斗袋」 作り に挑戦!

0

    今年の秋は台風が つぎつぎとやって来ます。

    秋雨前線も活発で・・・

    秋晴れが恋しい今日この頃です。

     

     

    昨夜から、激しい雨が降ったので

    朝は泥水で賀茂川の水も増えていました。

     

    iPhoneImage.png

     

    お休みの日は

    自転車で京都市内を走り回るのが好きなのですが

    雨が心配で出掛けることが出来ない日が多いです。

     

    という訳で、こちょこちょと手作りに励んでおります。

    たとえば、ハギレで「くるっと懐紙入れ」を作ったりとか。

    作り方はこちら

     

    iPhoneImage.png

     

     

    そんな時に
    家の襖の張替で使った「京唐紙」の残りを表具屋さんが たくさん くれはったの〜
    何かに使ってと 「京唐紙」をいただいたきました。

     

     

    「京唐紙」とは、版画の一種の様なもので、

    朴の木で手彫りした古くから伝わる伝統文様の版木を使います。

    その表面にキラ・胡粉と呼ばれる絵具を付け、

    和紙や鳥ノ子紙に柄を合わせながら一枚一枚、手の平で文様を写し出す伝統的な手法です。

     

    画像で分かりますか・・・

    いただいたのは、同系色で桐の文様が写されていて上品な感じです。

    iPhoneImage.png


    何にしようかなぁ。
    箱に貼っても良いかなぁ・・・。

    ちょっと、白すぎて汚れが心配かなぁ・・・。


    そうや!熨斗袋にしたらどうかなぁ。

    ということで、即、実行!


    まずは、家にある金封やぽち袋を眺めて
    頭の中で、あれやこれやと考えをまとめます。

     


    iPhoneImage.png

     

     

     

    袋の展開図が欲しかったので

    袋を ゆっくりと開いてクリアファイルに写します。

    クリアファイルなら透明なので文様の配置が考えられて便利です。

    こうして作った型紙を「唐紙」の上に置いて

    切り抜き、

    糊で貼ると

    出来上がり!!

     

     

    素敵ですが何だか 物足りない。矢印

    熨斗がないからかなぁ。

     

    ということで、

    webで消しゴムハンコの作り方を検索して調べて作ってみることに。

    消しゴムと子供が小学生の頃に使っていた彫刻刀を探し出して

    熨斗のハンコを作りましょう。

     

    まずは、家にあった熨斗袋から熨斗を写し取ります。

    作り方にはトレーシングペーパーを用意すると書かれていますが

    そんなん、家に無かったので半紙を使ってみました。

    トレーシングペーパーがなくても上手く写し取れました。

    消しゴムに置いて爪でこすると写し取った鉛筆の模様が上手く消しゴムの方に移りますよ。

     

    半紙もない! という方は トレーシングペーパーを買って下さいませ。


    iPhoneImage.png


    あとは、気をつけながら彫る。

    ただひたすら、ゆっくりと彫る。

     

    出来上がりはこちらき

     

     

    袋に押してみました。



    iPhoneImage.png

     

    iPhoneImage.png

     

     

    とっても、熨斗袋らしくなりました。

    これなら使えそうです。手


    当たり!! 「雪だるま」 がやって来た!

    0

      9月の始めに
      AGFさんから お電話がありました。

      「おうちでゆきだるまを愉しもう!」が当たりました。
      賞品を9月16日の午前中着でお送りいたしますとのこと。
      溶けるかも知れないので再配達は受けられませんとのことでした。
      午前中って!
      仕事してますから、店に送っていただくことにしました。
      賞品が「ゆきだるま」ですので溶けてしまっている場合がございますがご容赦下さいですって。
      溶けてたら 水ってことですね。


      ばたばたと忙しくしてたら
      運送屋さんが冷凍で荷物を持って来てくれはりました。
      気にはなりますが、箱のままお昼休みまで置いて置きました。


      iPhoneImage.png

       

       

      お昼休みに開封onpu03


       

       

      ドライアイスが ぎっしりです。


       

       

      荷物の中には
      「ゆきだるま」らしいものが  6個 と チョコペンが2本入ってました。



       

       

      プラスチックの青い容器
      iPhoneImage.png

       

       

      ぱっかっと開けたら、「ゆきだるま」!!


       

      カチカチに凍った

      「ゆきだるま」とチョコペン

       

       

      なになに、

      氷菓 原材料名・砂糖。

       

       

      iPhoneImage.png

       

       

      とても、お昼休みには

      チョコペンの解凍が無理でしたので

      グミキャンディーを目・口・鼻にして記念撮影してみました。



       

       

      本当は、

      グラスに「ゆきだるま」を入れて

      珈琲をたてて

      その上にドリップすれば、急冷されて

      美味しいアイス珈琲が出来るっていうものです。

       

      そのまま、カジッテみたら

      ほんのり甘い雪でした。

      可愛いですね。

       

      「大人を愉しむ ちょっと贅沢な 珈琲店」ですが・・・

      店に届いたこともあって
      子供さんのいはるスタッフで分けました。

       

      AGFさん、ご馳走さんでした。
       


      キノコ にょきにょき

      0

        曇り空の京都です。




        曇りと雨の日が続いているので
        じめじめと湿気の多い毎日です。

        賀茂川では、あちこちに
        茸がにょきにょき生えてきてます。









         

        今日の天気予報、曇り時々雨。

        お日様太陽が懐かしいです。


        「萩まつり」in梨木神社 2016

        0

          台風16号の進路が気になる 朝です。
          九州に上陸、東に進んでいます。
          大雨と暴風に注意が必要なので気をつけましょう。


          京都も雨が降っています。
          雨の中、大徳寺僧堂の修行僧さんの声が

          いつものように響いてました。




          いつもと変わらぬ声に ほっとします。

          この3連休、秋雨前線と台風の影響で雨がよく降りました。

          昨日の2時ごろ、雨の上がっている間に

          ささっと、

          「梨木神社」さん「萩まつり」の抹茶席へと伺いました。




          萩の花




          白い萩の花




          本殿前では

          小笠原流礼法弓術・三々九手挟式が奉納されるので

          鎧の付け方が解説付きで行われていました。

          横を通り過ぎ、本殿をお参りしてから

          抹茶席へ。

          拝服券 800円


          まずは、案内していただき待合へ。

          着物着用の本格的な方から幼児や小学生、

          それに、裸足の観光客の方まで いろんな方が来られています。

          気軽に参加できる雰囲気が良いですね。

          今年の待合は椅子席ではなく6畳のお部屋でした。


          待合のお花

          しばらく待っていると、待合が満員になりました。

          ちょうど、その頃に前席が終了して

          お席へと案内してくださいました。


          席主は裏千家の小林宗善先生

          お菓子は昨年と同じく

          富山 不破福寿堂さんの「鹿の子餅」

          20名余のお席になりまして、

          お菓子運ばれて来ましたが

          その半分くらいの方は懐紙を持たれてませんでした。

          お運びの方が

          ささっと、持たれてない方に懐紙を配られます。

          ええ感じです。


          お菓子を食べたらお茶が運ばれてきました。
          私のいただいたお茶碗は雁が飛んでいるような文様で・・・
          飲み終えて拝見したら
          道八と銘が!!

          お隣の幼児を2人連れたお母さんのお茶碗も拝見したら
          仁清と銘が!!

          小林先生が、小さなお子様にも ええ茶碗でお出ししているから

          丁寧に扱ってね〜と声を掛けられてましたが

          こういうことだったんですね。

          数茶碗を使うのはお嫌いだそうで、みんな違うお茶碗でした。

          逆光でしたが、写真を撮っても良いよと言われたので先生を1枚パチリ。


          先生が持たれているのは仁清の鶴のお茶碗。

          お点前が終わってから

          お道具の説明を楽しく話して下さいました。




          水指しはとお聞きしたら
          天神さんで買われた安南焼だそうです。





          もしも、生きてたら釜掛けるから
          来年も来てねと笑顔で見送って下さいました。

          (萩まつり 2015年 2014年


          茶箱用の「茶碗のお仕覆」

          0

            お茶の先生から

            茶箱に入れる茶碗と茶杓の仕覆を作って欲しいと頼まれました。

             

            実は明後日、15日に北野天満宮の松向軒さんの月釜で

            先生が釜を掛けられます。

             

            RIMG1656.JPG

             

             

             

            9月15日は仲秋の名月になります。

            それで、茶箱・月のお点前という趣向にされる予定です。

            茶箱の中に納まって

            秋らしい お道具をと選ばれたのですが

            棗には仕覆が添わせてあったのですが茶碗と茶杓には仕覆がありませんでした。

            それで、棗の仕覆に仕立てられている「鹿文有栖川錦」の裂地で緒は濃い緑色との注文で仕覆を作ることとなったのです。

             

            まずは、裂地と緒などの材料を揃えるとこから始まりました。

            裂地は龍村美術織物さんのものと分かりました。

            濃い緑色の緒は組んでいただくことに

            緒が組みあがったのが先週の水曜日。

            縫えるところは縫っておき

            週末に緒をつがり仕上げをしました。

             

             

             

             

            出来上がりから本日まで

            茶碗に着せて なじませておきました。

             

            大切なお道具を預かっていると

            何か粗相があったら大変なので、気がはります。

            お道具と仕覆を届けると ほっと 一安心。

             

            茶杓の仕覆は写真も撮らずに先週のお稽古で先生にお渡ししました。

            実物の茶杓をお預かりせずに試しで作って持って行ったのですが

            サイズが合ったので、そのまま納品となった次第です。


            当日、

            私は仕事があってお手伝いには入れませんので

            ちょっと心配です。

            出来立ての仕覆がお点前の邪魔をしないで

            上手くいくようにと願っています。

             

             

            仕覆はさておき

            秋の気配が感じられる北野天満宮 松向軒さんの月釜へ

            どうぞ、お出掛け下さいませ。

             


            白い彼岸花

            0

              今朝の散歩、
              雨上がりで湿度が高くて 蒸し暑かったです。

              いつまでも、暑いなぁと思いましたが
               

               

              賀茂川の土手に にょきにょきと芽を伸ばしてるのは

               

               

              「雨後の筍」ではなく

              「雨後の彼岸花」でした。

               

               

              8月の末に雑草が刈られた土手に

              にょきにょきと芽を伸ばしている彼岸花。

               

               

              1輪咲いておりました。

              色は白。

              iPhoneImage.png

               

               

               

              秋ですね。
               


              袋物のお稽古「訶梨勒」の仕上げ

              0

                先週の木曜日、

                今月の袋物のお稽古は先月の仕上げで

                「訶梨勒」が出来上がります。

                 

                 

                袋に飾り用にダーツを入れて

                 

                 

                 

                緒をつがって


                iPhoneImage.png

                 

                緒をつがった残りの紐で

                実を入れる袋の口を 大きめに なみ縫しましょう。

                 

                 

                詰め物の袋に 粒綿を詰めて

                 

                 

                口を巻きかがりで均等(8等分)に縫って

                ぐっと絞ると詰め物出来上がり。

                中に入ってしまうので見えませんが、何だか可愛い形です。

                 


                iPhoneImage.png

                 

                 

                 

                袋に詰め物を入れます。

                先っぽまで、しっかり入るように詰め物を入れたら

                ちょっと振り回しわしましょ。

                遠心力で先っぽまで入ります。


                 

                詰め物の上に

                「訶梨勒」の実が入った袋を入れて


                 

                 

                 

                花結びをした紐が通してある

                木地の部品を緒で結んで繋げます。

                iPhoneImage.png


                iPhoneImage.png

                 

                 

                一結びして、蝶結び。

                iPhoneImage.png

                 

                完成です。

                iPhoneImage.png

                 

                 

                 

                出来上がりました。

                中袋を縫うなど、宿題を頑張ってやっていったので午前中に出来上がりました。

                 

                嬉しいなぁ・・・と余韻に浸る暇もなく

                お茶の先生から頼まれています、茶碗の仕覆をみてもらいました。

                茶碗に着せて添っているかチェック!!


                茶碗を逆さまに

                 

                仮縫い用の生地で縫っていった裏地を被せてチェック。

                 

                ええ感じやけど

                あと1cmほどダーツを高くとのご指導いただきました。

                これで安心して 本番の裂地で縫えます。

                 

                ほっ。

                 

                 


                1

                calendar

                S M T W T F S
                    123
                45678910
                11121314151617
                18192021222324
                252627282930 
                << September 2016 >>

                selected entries

                categories

                archives

                recent comment

                search this site.

                others

                mobile

                qrcode