天神さん 名月舎

0
    暑いです。

    この言葉を、ついつい
    繰り返し言ってしまいます。




    明日、八朔の日
    8月1日に北野天満宮さんの名月舎でお茶の先生が釜を掛けられます。

    暑くなる前の、朝一番に準備のお手伝いに行って来ました。



    【北野天満宮】
    住所 : 京都市上京区馬喰町
    http://kitanotenmangu.or.jp





    本殿前には梅が干してあります。





    甘酸っぱい匂いがしています。
    白ご飯が欲しくなりそうな感じです。





    東門を入って、すぐ左が
    名月舎です。






    お掃除していると、汗がぽとりと落ちそうに・・・
    みんな、タオルを首から下げて
    汗を拭きながらです。
    どなたにも見せられる姿ではありませんね。(笑)





    掃除が済んだら、
    お道具を用意して





    お茶碗を出して






    準備完了です。



    こんなに暑い中ですが、
    係りの方は「明日は土曜日なのでお客様が多いかと思います。」と言わはります。


    さてさて、明日の月釜が無事に終わりますように。

    休み山 「鷹山」

    0
      本日は良く晴れて

      暑い中での、後祭の山鉾巡行となりました。

      平日ということで、観に行けないのが残念です。

      来年は、巡行の日が日曜日になるので
      今から楽しみにしています。





      後祭巡行では

      昨年、復興した「大船鉾」が人気です。

      三条通室町西入るにも復興をめざす曳き山があります。





      休み山の「鷹山」です。













      「鷹山」は応仁の乱以前からあった由緒ある山鉾で

      「くじとらず」の曳き山でした。





      御神体は三体。

      右   右手に犬を率いる 「犬遣い」

      中央 樽を背負い手に粽を持つ 「樽負い」
      カラクリ仕掛けで粽を食べる仕掛けがあったそうです。

      左  左手に鷹を、右手に餌飼を持つ「鷹匠 中納言 行平」
      伊勢物語の主人公の1人、在原行平は美男子で鷹狩の名手だったそうです。














      鷹山は1826年の大雨で懸装品が損傷し、

      翌年から巡行を休止。

      また、1864年の蛤(はまぐり)御門の変では

      御神体人形の顔や手など13点を残して焼失してしまったそうです。





      会所飾りでは

      火事で焼け残った お囃子の鉦(かね)も展示されていました。















      囃子方は昨年結成されたそうで

      会所飾りのもう少し西側でお囃子を披露されていました。















      今年5月には保存会が設立され

      最後の巡行参加から200年となる 2026年の巡行復帰を目指してはります。

      祇園祭が大好きなので
      少しですが 寄付させていただき、

      寄付のお礼に日本手拭をいただきました。

      「鷹山」の復興が楽しみです。




      後祭 宵宵山 2015

      0
        今年の祇園祭は
        雨がよく降ります。




        雨があがりで涼しい宵宵山、
        後祭の風情を楽しみに行って来ました。













        日中、しっかりと雨が降っていたせいか
        ときおり 涼しく気持ちの良い風が吹きます。

        露店も出ない後祭、人出も少なく
        歩きやすいです。









        黒主山では、今年の後祭から各町内に配置された
        「後祭学芸員」さんが会所飾りについて解説されていました。









        胸に下げた札には
        〜後祭学芸員  わかることならお答えします〜と書かれています。
        話しを20人ほどの方が聞いてはりました。
        にぎやかなのは良いですね。







        お囃子を聞きながら
        室町通や新町通をくるっと歩きました。










        綾小路通新町を東に行った
        綾傘鉾町さんでは








        17日の大雨だった 前祭巡行のときの
        棒振り囃子の衣装が干してありました。
        しっかりと乾かしてからしか
        片付けられません。
        雨が多いと大変ですね。












        露店は出ませんが
        今年も京都芸術センターのグランドと新風館で屋台村されています。



        ecoyatai[1].jpg




        室町にある 京都芸術センターのグランドでちょっと休憩。






        リユースの容器に入っている
        柴漬け入りタルタルソースと九条ネギ添え 唐揚げ  500円

        そして、無料で配られていた 冷たいお茶








        ご馳走さんでした。


        下鴨神社さんの近く 「うどんや ぼの」

        0
          下鴨神社さんの「みたらし祭」で
          「みたらしだんご」は食べそびれました。


          しかし、ご近所で おうどん を食べてきました。





          【うどんや ぼの】
          住所  : 京都市左京区下鴨松ノ木町59
          定休日 : 木曜日・第1、第3水曜日
          営業時間: 11:00〜14:30 17:30〜21:00
                麺切れの場合閉店
          https://www.facebook.com/udonya.bono


          ここは以前、ベルギーチョコレートのレオニダスさんの店舗でしたが
          雰囲気が変わりました。
          お洒落な、おうどん屋さんです。






          お昼はおうどん中心のメニュー、夜は一品も豊富です。

          冬の寒い時期に
          暖かいおうどんを食べにやって来たのが最初です。
          それから、ちょくちょく寄せていただいてます。

          この日は、暑い日でしたので
          冷たいおうどんを食べに伺いました。







          この日にいただいたのは

          ほたて貝柱のうまみたっぷり大根のサラダ  720円

          大根のシャキシャキ感がたまりません。





          瀬戸内産鱧とトウモロコシのかき揚げ  720円

          トウモロコシと玉ねぎの甘さと鱧の旨みが
          サクサクっとお口に広がりました。




          ミニサイズ  冷かけ  520円

          お出汁が しっかりと冷えていて スダチの香りが食欲をそそります。






          一品は1人で食べたんじゃなくって
          3人で取り分けましたので、いちおう、ご報告しておきます。

          ご馳走さんでした。



           

          「みたらし祭」 2015

          0
            昨日は、四条烏丸の「御手洗井」をご紹介しました。
            「御手洗」といえば



            下鴨神社さんの「みたらし(御手洗)祭」ですよね。

            今年は、
            7月19日(日)から26日(日)まで行われています。

            金・土・日・祝日は午前5時30分〜午後10時
            平日は午前5時30分〜午後9時




            実は、初日にお参りして来ました。



            糺の森は緑が深いので
            夏でも、街中に比べると 少し気温が低いです。
            露店がでるのは
            23日からですので参道も静かでした。









            【下鴨神社】
            住所   : 京都市左京区下鴨泉川町59
            http://www.shimogamo-jinja.or.jp/



            神社に着いたのが夕方の6時頃です。
            楼門をくぐり、
            まずは、本殿をお参りしました。








            それから、みたらし池へとまいります。

            2011年の様子はこちら

            初日ということもあり
            並ぶこともなくスムーズにお参り出来ました。





            〜足つけ神事入り口

            今日は みたらしの神様のお力を戴く日です。

            みたらし祭の日だけお池に入る事が出来ます。

            お池の神水でお祓いをうけて無病息災を祈りましょう!!〜



            お祓い祈願 お供え料 お一人300円











            300円をお納めすると
            灯明用ロウソクを 1本下さいます。

            みなさん、洋服を膝の上までをまくり上げて
            ロウソクを持ち
            みたらし池に入って行きます。









            毎年来ていても
            やっぱり、みたらし池の水は
            とっても冷たいです。







            池のほとりには
            萩の花が咲いていました。







            まずは、ロウソクに灯を付けて、









            石が敷き詰められた
            冷たい池の中を、灯が消えないように気を付けながら進みます。









            この日は、風が強くて
            献灯しても



            すぐに消えてしまいました。
            残念。








            冷たい水から上がって
            ホクホクしている足をタオルで拭いて靴を履いたら
            ご神水をいただきます。











            きっちりと、ペットボトルも持参して
            美味しいご神水をお持ち帰りしました。


            お参りに行けない方へ
            お届けしても喜ばれますよ。







            最後に「みたらし社」もお参りさせていただきましょう。






            「みたらし社」にお供えしてある
            「みたらしだんご」を見たら食べたくなってしまいます。







            でも、境内の出店には

            長〜い行列が出来ていたので、あきらめることに





            また、次の機会にいたしましょう。


            ちなみに、本日は悪天候の可能性ありということで
            足つけ神事は午後7時には終了でした。
            お天気が悪いときは
            下鴨神社さんのホームページで確認してお出掛け下さいませ。

             

            四条烏丸 「御手洗井」

            0
              京都の街中、
              四条烏丸の交差点を北へ100mほど
              烏丸通錦小路上る東側に 一つの井戸があります。




              こんなビルばかりで、地下鉄の通っているような場所で
              今も水が湧きでているとは 不思議なくらいです。





              【御手洗井】
              場所  :京都市中京区烏丸通蛸薬師下る手洗水町


              この地には、祇園社の御旅所があり
              お祀りされている牛頭(ごす)天皇に井戸の水がご霊水として、毎日、供えられていたそうです。
              1568年に織田信長によって御旅所は移転させられましたが、
              この井戸の水が名水であることを知り
              井戸を施錠し町人に鍵を渡し毎年祇園祭の時だけ井戸を開いて神水をふるまったといわれています。
              現在も毎年7月14日から24日の間だけ井戸が公開されています。








              とても暑かった昨日ですが
              湧き出ている水は冷たくて美味しいかったです。





              1970年代に行事が簡素化されるまでは
              14日の御手洗井開きには長刀鉾の稚児が参拝し、手を清めたそうです。

              1年の間に
              ほんの10日ほどしか味わえない井戸水です。
              お近くを通られたら
              お試しください。
              手を清めても気持ち良いですよ。



               

              梅雨明け 曳き初め 後祭  2015

              0
                昨日、京都は梅雨明けしました。
                祇園祭は台風の中行われた 先祭が終わり、
                後祭の準備が始まっています。



                街中、四条辺りで育った私です。
                昨日は、小学生の頃の友人たちとランチに出掛けて来ました。





                11時過ぎにお店へ向かい、
                新町通を汗をふきふき歩いていきました。
                本日は、後祭の曳き初めの日、
                昨年は雨の中の後祭曳き初めでしたが、夏らしいお天気になりました。



                まず、曳山 「北観音山」。
                懸装品が懸けられていますが、車輪は取り付けられていません。

















                そして、曳山 「南観音山」。









                こちらは、車輪は取り付けられていましたが、
                懸装品は懸けられていません。







                みなさん、午後3時の曳き初めに間に合うように
                汗を流しながら作業をされていました。



                作業は町内の みなさんにお任せして
                私たちは お昼ご飯を食べながら小さい頃の思い出話に盛り上がりました。

                お店を出て、新町通四条を下ると
                「大船鉾」の 曳き初めが ちょうど始まるところでした。

                新町通は人でいっぱいです。











                大きな車輪が目の前を通ります。











                やっぱり、狭い新町通を鉾が通るのは
                見応えがあります。








                真っ白な地下足袋を履く 車方さん
                かっこいいです。








                四条通で方向転換、
                北側には
                同じ時刻に曳き初めが行われている「南観音山」と「北観音山」が見えていました。













                背中を汗がつたいます。
                しっかりと 梅雨明けを感じました。


                 

                台風11号

                0
                  大型で速度の遅い
                  台風11号が日本海に抜けて午前3時頃、
                  熱帯低気圧になりました。


                  近畿地方では、京阪神地区を中心に、
                  所によって24時間雨量が300mmを超えるような記録的な大雨が降り、
                  北区でも非難勧告が出ました。



                  台風11号により被害を受けられました皆さまには
                  心よりお見舞い申し上げます。




                  こんなお天気でしたが、
                  祇園祭は山鉾巡行、夜の神輿渡御と予定通り行われたのです。
                  関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。



                  今朝は、雨も弱まり
                  降ったり止んだりでしたので
                  いつも通り 散歩に出掛けて来ました。



                  今朝の賀茂川は凄いことになっていました。




                  草ぼうぼうの中洲も
                  全く、ありません。

                  ごうごうと流れる水が怖いくらいです。







                  北山橋の下も水が流れ込んでいて
                  散歩のコースは無理ない道にと変更して歩いて来ました。
















                  18日夕方にかけて
                  土砂災害、河川の増水やはん濫に
                  まだまだ、厳重な警戒が必要だそうなので
                  みなさん、お気をつけ下さいませ。

                  宵宵山へ  祇園祭のおやつ 2015

                  0
                    大型の台風11号は
                    本日 18時には室戸岬の南南東約90kmにあって、
                    北北西へ毎時20kmで進んでいます。
                    この台風は、16日夜遅くから17日未明にかけて四国付近に上陸するそうです。


                    今夜の宵山、
                    明日の山鉾巡行はどうなるのでしょう・・・。
                    鉾や山に影響はないかと 心配です。





                    今夜は台風の影響で雨が降るとの予報でしたので
                    昨夜、宵宵山の雰囲気を味わいに出掛けて来ました。



                    堀川通のほうから、ぶらぶらと歩いて行きました。
                    狭い通りを通り抜けたりしていると、
                    堀川高校さんの北側、醒ケ井通蛸薬師上るの東側に
                    町屋で雰囲気の良いお家がありました。


                    iPhoneImage.png



                    掛っている札を読んでみると
                    〜 この付近 小堀遠州屋敷跡 

                    小堀遠州は徳川初期三代に仕えた幕閣の一人であり、
                    京都代官・伏見奉行・作事奉行としておおいに活躍した。
                    又、茶人としての名声も高く、千利休・古田織部・小堀遠州と続く茶道の本流を受け継ぎ今日に至る〜
                    などと書かれておりました。

                    この辺りに、小堀遠州の六角越後町屋敷があり
                    二条城に近かったこの屋敷で遠州主催の茶会が催されたそうです。



                    18時から、四条烏丸界隈は歩行者道路になっておりました。




                    もう、たくさんの人出で にぎやかでした。
                    例年のことですが
                    菊水鉾のお茶席の券がありましたので
                    お茶をいただきに菊水鉾へ。







                    祇園祭らしく檜扇(ヒオウギ)が飾られていました。







                    なんと!!
                    先程、小堀遠州さんの屋敷跡を通ってやって来ましたら
                    お席の ご奉仕は遠州流さんでした。













                    「亀廣永」さんの「したたり」でお薄を頂戴して、
                    お土産に「したたり」を1つ買いました。




                    そのあと、錦通を烏丸へと歩きます。

                    釣り竿を持った神功皇后(じんぐうこうごう)が
                    九州・肥前の国松浦で鮎釣りをして 戦勝を占ったという伝説に由来する
                    「占出山」さんの前を通りました。




                    そして、こちらで販売されている
                    「大極殿」さんの「吉兆あゆ」を買い求めたのでした。







                    「吉兆あゆ」  5包 5つ入  1,200円(賞味期限7日間)
                    「したたり」  1本       1,100円(賞味期間2週間)






                    どちらも、お日持ちしますので
                    もちろん!!宵山のおやつは 今日しか販売されない
                    柏屋光貞さんの「行者餅」をいただきました。
                    「行者餅」については こちらを 20132014 で どうぞ。



                    ご馳走さんでした。


                     

                    「魯山人の美 和食の天才」

                    0
                      もう、梅雨は明けたんとちゃうやろか・・・

                      と思ったりします








                      朝の散歩も


                      もう暑くってアセアセ   
                      もっと早起きすれば 涼しく歩けるんでしょう。







                      ただ、台風が近づいて来ているのは 気になります。
















                      ただいま、
                      「北大路 魯山人の美  和食の天才」という企画展が行われています。





                      flyer408Front[1].jpg






                      【北大路 魯山人の美 和食の天才】
                      場所  : 京都国立近代美術館 (岡崎)
                      会期  : 2015年6月19日~8月16日 
                      観覧料 : 大人 1,400円 大学生 1,000円 高校生 500円 小学生以下無料
                      http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/408.html







                      食いしん坊な私としては
                      ぜひ、観ておきたい企画展です。
                      うまい具合に、日本経済新聞の休館日鑑賞会に当たりまして
                      月曜日に出掛けて来ました。











                      まずは、1階奥の部屋で
                      学芸員さんによるお話を聞ききし、
                      その後で、展示を観せていただきました。










                      書家、篆刻家として頭角をあらわした北大路魯山人は
                      自ら厨房に立ち古陶磁器に料理を盛り付け振る舞う「美食倶楽部」を設立し
                      料理への道を歩き始めたのだそうです。
                      その後、高級会員制料亭「星岡茶寮」で料理長として
                      料理はもちろん、理想とする器を求めて作陶活動に励みました。


                      本格的に、作陶を始めたのは 40歳を過ぎてからで、
                      まず最初は乾山や仁清を写すことから始めとそうです。
                      写すといっても
                      同じように写すのではなく、魯山人独特の解釈で写されているとのことで
                      そういった大胆さを感じて欲しいとのことでした。
                      器の高台や脚が大きいことが多く、
                      そのアンバランスが個性的だとも。
                      今回の展示では、備前焼で失敗した作品に銀彩で色付けして焼き直した作品もあるとのことでした。











                      「器は料理の着物」というテーマでの展示ですから
                      瓢亭さん、菊乃井さん、嵐山吉兆さんの協力を得て
                      料理を盛り付けた写真や
                      それぞれの料亭の映像などを写しだすというブースもあり新しい感じがしました。




                      最後の部屋では
                      バーチャルで銀座久兵衛さんのカウンターが再現されていてました。
                      白木のカウンターには魯山人作の大皿、
                      次々と 握りずしが握られていく様子が味わえます。




                      器と料理が一体になってこそ
                      器の良さが味わえるってことなんでしょう。


                      calendar

                      S M T W T F S
                         1234
                      567891011
                      12131415161718
                      19202122232425
                      262728293031 
                      << July 2015 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode