おせち料理(キャリエール) 2013年大晦日

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    今年も、あと少しとなりました。
    この1年間は
    多くの方に 大変お世話になりました。
    ありがとうございました。



    お正月を迎えるために
    相変わらずの料理ではありますが、「おせち料理」を作りました。





    堀川牛蒡、金時人参、海老芋、丹波の黒豆、長岡の筍などの 地元、京都のお野菜は欠かせません。
    ほかにも、鳴門金時や鯛の子に棒鱈、鴨ロースなどなど、美味しいなぁ。


    残念ですが
    私の「おせち料理」は これ以上お見せするには修行が必要ですね。



    実は、よそのお宅で
    ラ・キャリエールクッキングスクールさん販売の「おせち料理」を拝見することが出来ました。
    さすが!!
    プロの作った料理は違いますね。
    種類も多いし、彩が素敵です。
    来年はこれを参考にグレードアップを目指しましょう。



    【ラ・キャリエールクッキングスクール】
    住所   : 京都市中京区河原町通三条上る





    パッケージは オレンジ色が印象的な保冷バッグです。








    一の重

    叩き牛蒡、田作り、数の子、ぶどう豆、鯛求肥巻き
    祝串(唐墨身丈・子持ち若布・萵苣味噌漬)、鰻西京八幡
    伊達巻き、がらさ海老味噌漬け、鮑松前漬け、雲丹身丈
    松笠烏賊、鶏酒粕漬け、ムースリーヌ




    二の重

    鮭幽庵焼き、鰤照り焼き、生麩牛肉巻、栗きんとん
    鴨南蛮蒸し、百合根羹、車海老艶煮、海鮮東寺揚げ、鶏松風
    サーモン蓮根巻き、梅花人参旨煮、豚チーズボール紅白テリーヌ





    三の重

    棒鱈艶煮、牛もも肉昆布巻、梅花人参旨煮、くわい旨煮
    小海老芋含め煮、穴子竜眼、子持ち鮎甘露煮、床節旨煮
    こんにゃく含め煮、 扇面筍旨煮、射込み堀川牛蒡含め煮、絹さや、鰆南蛮煮






    3段重「松」 35,000円。




    みなさんも
    お正月のご用意はすみましたか。
    それぞれの家に、それぞれのお正月がやってきますね。


    どうぞ、良いお年をお迎えください。

    賀茂川散歩

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      お休みの2日目です。
      昨夜、降っていた雪は たいしたことなくって良かったです。



      車や屋根にうっすらと積もったくらいでした。




      お休みということで
      久しぶりに、
      朝、賀茂川まで散歩に行って来ました。



      賀茂川から北山を望むと
      雪化粧した山々が見えました。







      でも、今朝は本当に ええお天気で
      空は青くって、お日様がまぶしいくらいに輝いていました。
      歩いていると
      頬にあたる冷たい風が気持ちよかったです。









      散歩中に
      賀茂川で 水鳥たちに出会いました。



      小サギ、鴨、ユリカモメ。





      鵜。
      3羽で鳴きながら、
      川の中にある石の場所を取り合っているように見えました。
      縄張り争いなのか?
      それとも、
      水の中に足を浸けるのは
      やっぱり冷たくって嫌なんでしょうか。?







      青サギ。
      たぶん、水の中にいる魚か何かを探しているのだと思うのですが…。
      肩を落として水面を見つめているようで、
      なんだか、もの悲しい気がしました。







      朝から、散歩をするのは ええもんですね。

      お正月休みに入りました

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        今日は、休暇一日目です。
        お店は昨日の午後から大掃除をして、仕事納めでした。
        お正月は 1月5日までお休みさせていただきます。




        さて、今日からはわが家で大掃除やお正月の用意が始まります。


        お節料理で、一番最初に取りかかるのが「黒豆」です。
        ゆっくりと炊きあげていきますね。





        用事をしていると、
        お友達がお餅つきをして お餅を届けてくださいました。
        餡子の入り、青のり入り、海老入り、白餅と4種類あります。


        つきたてで、まだ柔らかいです。
        今すぐ食べたくなります。
        食いしん坊な私ですから
        さっそく、今日から食べ始めますね。

        つきたて、出来立てが美味しいですから…。






        買い物に出掛けても
        お正月用品が たくさん並んでいます。
        お正月まで普通に3食食べるんですけど、
        つい、正月用の食材が目についてしまいます。


        年末も、押し迫ってしましたから
        気忙しくなってきました。



        しかも、今日の京都は雪が降ったり止んだりの一日でした。
        夕方7時前には
        けっこう激しく降っていました。






        明日の朝は、雪が積もっているかもしれませんね。
         

        年末の 「高校駅伝」 2013

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          底冷えする京都です。
          北山や比叡山を見ると 雪化粧しています。




          晴れたかなと思うと
          曇ったり、時雨れたりと 
          本当に 冬らしい天気です。





          そんな、都大路で 「全国高等学校駅伝競争大会」が行われました。
          お昼の 12時30分に西京極をスタートした男子のレースを
          北大路の大徳寺の辺りで応援しました。











          高校生たちが 一生懸命走っていく姿は
          見る者に感動を与えてくれます。


          「ファイト!!がんば!!」と大声で声援をおくってしまう私です。



          沿道で声援をおくったら、
          家に帰って
          ゴールするまで テレビの前で観戦しました。


          高校駅伝が終わったら、
          もう年末って感じがします。


           

          蟹と還暦の関係

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            冬ですね。
            底冷えしてます。
            風邪などひかぬようにお気をつけ下さいませ。




            こっぺ蟹を頂戴しました。
            冬の味覚です。


            大きくて 蟹肉を堪能できる オスも良いですが
            蟹味噌と外子・内子を楽しめる メスの こっぺ蟹も美味しいですよね。








            さて、話は変わります。
            先日のお茶会のときに
            お干菓子の 亀屋伊織さんで 見本帳を見せてもらって注文をしました。



            季節のお菓子の 薄氷や雪輪を見せてもらい、
            ページをめくられているときに 蟹の型のお干菓子がありました。
            私が、冬の味覚 「蟹」も季節のお菓子なんですねと言うと、
            「違います。」と 即答されました。

            「え?! 何のためのお菓子なんですか。」と聞くと
            「還暦ですよ。」

            そのあと、 光琳松のお干菓子のページになって
            お茶会のお菓子の相談へと話は戻っていきました。



            お店を出てから、
            お茶のお友達に 「還暦のお祝いと蟹って、どういう関係があるのですか。」と聞いたのですが…


            わかりませんでした。
            そこで、ちょっと調べてみました。




            「華甲」という言葉があります。
            「華」という字は 「十」が6個と「一」が1個でできています。
            「甲」は「甲子(きのえね)」を意味し、
            60年で元に戻る、十干十二支の最初をあらわしています。
            このことから、数えの61歳(満の60歳)の還暦を 「華甲」や「華年」と呼ぶのだそうです。
            そして、
            「華」の象徴は 「菊」、「甲」の象徴として 「蟹」が用いられるのだそうです。



            深いです。


            それで、菊や蟹の文様を用いたお菓子や器などが
            還暦のお祝いに使われるんですね。
            ひとつ、賢くなりました。




             

            「友禅苑」さんでのお茶会のお菓子

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              知恩院さんの友禅苑で
              釜をかけさせていただきました




              主菓子は 末富さんにお願いしました。
              11月の中ごろのお稽古で
              先生のお宅に末富さんのお店の方が来られました。





              【京菓子司 末富】
              住所   : 京都市下京区松原通室町東入ル
              定休日    : 日曜・祝日
              営業時間 : 9:00〜17:00




              12月8日に茶名を拝受した記念に釜をかけるとお話して主菓子の相談をします。
              きんとん製、羊羹製、薯蕷製…  、うん〜。


              やっぱり、華やかな “きんとん”にしましょうと意見が一致しました。


              茶名披露は おめでたい ことなので
              “きんとん” の色は紅白に決定です。







              当日、使いました 主菓子
              御製は  末富
              御銘は  相生きんとん   です。



              黒の縁高に盛ってコントラストで楽しめるようにしました。

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              さて、
              もう一品は お干菓子です。




              こちらは、5日前に
              二条通にあるお店へと伺いました。




              【亀屋伊織】
              住所   : 京都市中京区二条通新町東入
              定休日  : 不定休




              特に、看板があがっているでもなく
              暖簾に 「伊織」 と書かれているだけです。



              確か…
              亀の絵が描かれた外灯があったように思いましたが




              ありませんね。
              割れちゃったんでしょうか。






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              入ると、
              お店の方が出て来られます。
              こちらのお店には、
              お菓子が 1つも置いてありません。
              予約注文だけで 商売をされているのです。
              見本帳の写真と屏風に貼られたお菓子の絵を見て注文をします。


              約400年にわたって お干菓子を専門にしてこられた御菓子司さんです。
              お茶席ではお茶が主役。
              お干菓子は、あくまでも お薄の味をひきたてる小道具というお考えだそうです。





              12月8日に茶名披露で 釜をかけること
              主菓子は 末富さんの紅白の相生きんとん であることをお話してご相談します。






              「今の季節は 白色のお菓子が多くなります。」
              「薄氷、雪輪どちらも 白色で…。」
              「紅白の主菓子でしたら、色物があると綺麗ですよね。」
              「光琳松はいかがですか。」




              お店の方が 「光琳松(こうりんまつ)」と言われているのに、
              私には 「氷松(こおりまつ)」と聞こえていました。
              凍った松もお菓子になると 美しいなぁ などと思ってたのですが、
              お話をしていると


              「光琳」だったことに気付いたのです。
              お恥ずかしい 







              注文しましたのは
              押物の雪輪と有平糖の光琳松 です。

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              お茶席の様子やお客様の反応を思い浮かべながら
              お菓子を決めていくのは 本当に楽しいことです。



              相生きんとんは もっちりと柔らかく、
              有平糖は お口の中でほろほろ崩れ、押し菓子も さーっと溶けていくのでした。
              見て美しく、食べて美味しい。
              和菓子は ええもんです。




              「友禅苑」さんでお茶会

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                12月2日の足袋屋さんのブログでお話していました
                お茶会が日曜日、無事に終了しました。



                茶名を拝受した数人で、釜を掛けさせていただいたのは
                緑が鮮やかな5月に伺い、以前のブログにあげました 「友禅苑」さんです。




                知恩院さんの三門の南側にあります。



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                紅葉も最後、
                散紅葉のきれいなお庭でした。

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                雨上がりで
                お庭全体に水を打ったようになって ええ感じでした。

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                お道具を持ち寄ったり、先生にお借りして、
                お庭の東奥にある 「白寿庵」さんに お薄のお席を設けました。




                お軸は坐忘斎御家元で
                「雅松千歳翠色(雅松は千歳にして翠色たり)」

                千年経っても変わらず雅やかな翠の松のように
                初心を忘れず 茶道に励んでいけるようにとの思いを込めて掛けさせていただきました。



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                お花は 寒菊と蝋を 備前焼 藤原雄さんの花器で、
                水指が の手桶 清水焼 通次阿山さん、
                お棗に 翠松蒔絵の竹の平棗 お塗りは越前塗りの塚田一峰さん。


                茶名を拝受した記念ですので
                おめでたい お道具の取り合わせで 松竹梅 になっています。



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                もう1つのお茶室 「華麓庵」では
                点心をお出ししました。






                点心は 「三友居」さんにお願いしました。
                おめでたい席とのことで
                ご飯をお赤飯にしてくださいました。


                向付は 甘鯛の昆布〆
                柿なます、白和え、出し巻など
                美味しいものが たくさん入っていました。


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                煮物椀は 海老のしんじょう、金時人参、鶯菜です。

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                当日は、あわただしく時間が過ぎ あっという間でした。
                不手際も たくさんありましたが
                先生や多くの方のお力をお借りして
                無事に終了する事が出来ました。


                本当にありがとうございました。



                さあ、これで一段落です。
                年末に向けて頑張っていきます。


                袋物のお稽古 「干支のポーチ」

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                  12月の袋物のお稽古に行ってきました。

                  来年は、 「午」年ですから 馬にちなんだ袋物を作りました。




                  最初に、スライサーという、シールタイプの芯地を貼って
                  スパンコールを縫いつけました。
                  これは、いったい何になるんでしょう。


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                  この形に 見覚えがありますよね。


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                  中のポケットになる口の部分を挟み込んで
                  袋状に縫っていきます。


                  だんだん、
                  出来上がりの形に近づいています。






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                  ひっくり返して、
                  最初に作った スパンコールが付いた部分を縫い付けて 仕上げていきます。







                  出来上がりは こちら!


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                  馬の蹄型ポーチです。
                  スパンコールをつけていた部分が 蹄鉄になります。
                  裂地は 龍村さんが 2014年午年用に発売されている
                  「有栖川午文」です。






                  かぶせを開けると
                  物を入れることが出来ます。
                  物を入れる部分には 後ろ側でダーツがとってあるので入れやすくなっています。



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                  この、蹄型のポーチに何を入れましょうか。
                  お正月までに考えておくことにしましょう。

                  「分銅屋」さんで 足袋を買いました。

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                    12月に入りました。



                    この土日は
                    京都の紅葉を見に 多くの方がお出でになっていたようです。
                    今日の堀川の銀杏です。

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                    黄金色に染まった葉も
                    ずいぶんと散ってしまいましたが、
                    落ち葉も黄金色で素敵です。


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                    今度の日曜日に
                    茶名をいただいた数人で 釜を掛けることになっています。
                    なんやかんやと 準備に手間どっているこの頃です。



                    普段は百貨店や和装小物屋さんで足袋を買っている私ですが、
                    今度のお茶会のために ええ足袋が欲しいなと思っていました。
                    誂るっていうのは 大層やし…


                    ということで、
                    三条通にある 「分銅屋」さんに行ってきました。
                    こちらでは、いろいろとサイズが豊富で
                    試着して買うことができると聞いたからです。


                    【分銅屋】
                    住所    : 京都市中京区三条通堺町角
                    営業時間 : 9:30〜
                    定休日   : 日曜・祝日


                    三条通を烏丸通りから東へ歩いて行くと
                    “足袋” と書かれた看板が目に付きます。


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                    正面から見ると もっと大きく “足袋” と書かれています。


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                    1864年創業、黒い壁のどっしりとした店構えです。
                    ウインドーに “1足から小売します” と書いてあるので安心して お店に入りましょう。


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                    私が伺った時は
                    若い男性が ご主人に足袋を合わせてもらわれていました。




                    「順番に足袋を合わせますし、ちょっと待っといてくださいね。」
                     もちろん、待っておきましょう。



                    「細い足やなぁ。 指長いし。
                     うーん…、靴は何センチ履いたはる。 
                     26.5センチなぁ、 靴は適当でも履けるけど
                     足袋はぴっちりでないとな。
                     25センチってとこやな。
                     25.5センチの極細、指長を持ってきてんか。」

                    奥から女性の方が 「はーい。」と持ってこられます。

                    「足袋の履き方知ってるか。
                     知らんのん かいな。
                     まず、こう半分にまくって、しっかりと指を奥まで入れる。
                     ギュッと奥まで入れてみいな。
                     足袋の底を持ってしっかり奥まで入れて。
                     今度は下から順に巻きつけるようにして、
                     こはぜを下から1つづつ留めていくんやで。」
                    「え!!」
                    「足袋を履いたことないんか。」
                    「何のために、足袋買うんやって。用途は何ってことや。」
                    「あかんわ。足が細いけど甲が高いし26センチの極細やな。」


                    などと話しながら、テキパキと足袋を合わせて いかはります。


                    男性の方が 1つ足袋を買われました。


                    次は私たちの番です。
                    一緒に行った主人から足袋を合わせてもらいました。



                    「細!! 足首、細いなぁ。
                     しかも、上の方までずっと細いわ。」
                    「これは、 5枚こはぜ しか あかんわ。
                     5枚こはぜ はしんどそうやって。そんなことないで、きっちり縫うてあるさかいな。」
                    「そうやで、わしが奥のミシンで全部縫うてるんや。」
                    「いつ履くんや。お茶会かいな。そりゃ、きっちりしてる方が ええな。」


                    主人も何足かサイズ違いを履いて ええ感じのんが決まりました。




                    そして、私の番です。


                    「なんと!! 足首は細いけど、すぐ上からは 太いなぁ。
                     ほんま 太!!」
                     「これは、 4枚こはぜ しか あかんな。」



                    あらっ、私の足はそんなに太いんかしら。
                    思わず笑ってしまいました。


                    「わしは、足袋を合わすのに必要な、ほんまのことしか言わへんで。」と即返答です。




                    確かに、足袋を合わすのに必要なことです。
                    そして、私の足は太いんですからね。



                    はっきりした、ご主人です。
                    しかも、 ちっとも嫌な感じがしないんです。


                    出してくださった足袋を履いたら



                    「ええ感じ。」と思わず声に出てました。
                    ご主人が にっこり笑って 
                    「よう足袋 履くんか。お稽古に履くんやったら ストレッチもあるで。
                     そこらに売ってるのんと違うて、ストレッチに見えにくいしな。」と言われます。
                    さっそく、ストレッチ足袋も履いてみました。
                     
                     


                    この日に買ったのは
                    主人の袷足袋を1つ、私の袷足袋1つとストレッチ足袋2つ。


                     
                    RIMG0801.JPG





                    ええ足袋履いたら お点前も上手くいくと良いんですが。
                    日曜日のお茶会が楽しみでもあり、不安でもあり…  です。


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