聖天さんの大根供養
夜間拝観はお昼の拝観と入れ替えされるので、20分ほど待ち時間がありました。
大覚寺の駐車場の案内をされている方に、
大覚寺さんのお向かいにある 「聖天」さんで大根供養をされてますよ!と教えていただきました。
晩ご飯には早いですが 小腹も空いていましたし、
お参りをして お大根をいただくことにしました。
12月に入ると、京都のあちこちで大根焚きが行われますが
こちらの聖天さんは
ちょっと早い目の 11月に行われているんですね。
こちらでは暦の小雪を含む2日間に行われます。
今年は日曜日の24日も含め 3日間行われていました。
【聖天さんの大根供養】
2013年 11月22日、23日、24日
【大覚寺塔頭 覚勝院】
住所 : 京都市右京区嵯峨大覚寺門前登り町2
参拝自由
覚勝院さんのご本尊は、
菩薩・十一面観音菩薩様だそうです。
本堂には、ご本尊とともに 歓喜天 聖天さんが祀られています。
歓喜天 聖天さんは天部の護法神です。
頭が象で、身体は人間という
ヒンデゥー教でいうガネーシャに由来する神様です。
聖天さんがお喜びなられるお供え物は
お酒とお団子とお大根だそうで
聖天さんのお大根のお下がりを炊きあげてふるまって下さいます。
お1つ 900円 と書かれてました。
2人だったので 1,800円を払いました。
ちょっと高いけど
聖天さんのお大根で 「心身の毒が消え、八福に浴する」そうですから お安いのかも。
お大根の炊いたんと交換する券と御守さんをいただきました。
券を持って、お大根の炊いたんと引き換えます。
大きなお大根です。
お大根が2切れとお揚げさんが1枚、柚子の皮の千切りがたっぷり。
柚子の香りがたちます。
何でも、 1本のお大根を 3つに切って炊いてあるんだそうです。
大きいのに柔らかくって
お箸で簡単に切れます。
じゅわーっとお出汁が染み出る お揚げさんと
お大根の味が尊重されてて、うす味やのに とっても美味しい大根の炊いたんでした。
ご馳走さんでした。
食べていて、気づいたんですが
他の方は 一つのお皿にお大根の炊いたんが入っていて
取り皿をもらって 分けて食べられていました。
お皿にお大根を入れる おばちゃんが 券が1枚でも
2人ならお大根を3切れとお揚げさんを、
両親と子供の4人家族には お大根4切れとお揚げさんといった具合に入れてはりました。
お守りさんは 1つですけど
お大根は融通が利くわけですね。
この、お大根のサービスが いつも行われているかはわかりません。
なんせ、この日は大根供養の最終日で
しかも 夕方でした。
お大根が残っても仕方ないし サービスしたはったかも知れません。
京都は底冷えしてきました。
温かいお大根の炊いたんが美味しい季節になりました。
12月8日 お釈迦様が悟りをひらかれた日にちなんで
大根焚きがおこなわれますから お出掛けください。
昨年の妙満寺さんの様子はこちら。
- 2013.11.28 Thursday
- 美味しいもん (京都)
- 00:41
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- by 織文意匠鈴木