裏千家茶道資料館 「千少庵」
10月3日まで、裏千家の茶道資料館で
少庵四百年忌記念の特別展が行われています。
お茶の先生にチケットをいただいたので出掛けてきました。
秋らしい爽やかなお天気だったので
歩いて行きました。
堀川通りの銀杏の緑が気持ちよかったです。
自宅から30分ほど歩くと
資料館に着きます。
【裏千家 茶道資料館】
住所 : 京都市上京区堀川寺ノ内上る内堅町682 裏千家センター内
開館時間: 9:30〜16:30 (入館は16時まで)
休館日 : 月曜日 (但し祝日は開館)
「特別展 少庵四百年忌記念 千 少庵」
会期 : 9月3日(火)〜10月6日(日)
入館料 : 一般 800円 大学生 500円 中高生 300円 小学生以下無料
※入館者には呈茶をおこないます
千少庵という方は千利休の娘さんのお婿さんで養子に入られた方です。
利休さんが切腹された後、
会津藩に蟄居を命じられました。
3年後、徳川家康らの尽力により、赦されて京都へ戻り、千家を復興させました。
少庵は権力とは一定の距離をたもち
わび茶人に徹したといわれています。
そして、
息子の宗旦へと茶の湯の精神が受け継がれていったのです。
400年忌を機に少庵にゆかりのある茶道具などの展示が行われています。
少庵作の茶杓や花入、手紙や茶会への招待状などもありました。
「煎餅」という面白い御銘の唐物茶壺、
三代中村宗哲作の美しい棗や香合などが印象に残りました。
一通り見た後に
お茶をいただきました。
立礼のお席なので椅子に座れて楽ちんです。
本日のお菓子は 「鼓月」さんの 「秋のなごみ」です。
「点出しですのでお菓子をどうぞ。」と言われましたので
早速、お菓子をいただきました。
まわりが赤米を使ったお餅になっています。
切りにくかったですが もっちりしていて美味しかったです。
お菓子をいただいていると お茶が運ばれてきました。
奈良の 辻村史朗さんが作られた 粉引茶碗でお茶をいただきました。
粉引茶碗というのは
もともとは高麗茶碗の一種で白い粉が吹き出したように見えることに由来します。
お抹茶の緑色が映えるお茶碗でした。
30分ほど歩いて、展示を拝見したあとの お茶は格別で ほっこりしました。
これで、
歩いて帰る元気がでました。
- 2013.09.29 Sunday
- 日記
- 20:15
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- by 織文意匠鈴木