「山茶花」が満開。

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    今日の京都は
    移動性高気圧におおわれて良く晴れています。

    1月も終わりですが
    立春が近いと思わせる お天気です。



    近所の「紫竹 貴船神社」さんにある 「山茶花(さざんか)」が満開でした。




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    「紫竹 貴船神社」
    京都市北区紫竹西北町
    上賀茂神社(賀茂別雷神社)の摂社


    「山茶花」
    日本原産。ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹




    冬の寒い時期に 花を咲かせてくれる素敵な花です。



    「山茶花」と「椿」を見分けるのは 散り方と言われていますよね。
    「山茶花」は花びらが バラバラになって散る。
    「椿」は花ごと首から落ちる。

    こちらの「山茶花」は満開なだけに
    地面に花びらが散っていました。

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    近頃は
    「山茶花」と「椿」を交配させて新種が作られたりしているそうで、
    散り方だけでは区別がつかないこともあるとか。



    しかも、中国では 「椿」を「山茶花」というのだそうです。
    中国と日本の間の長い歴史の中で、
    誰かが「山茶花」と「椿」を間違ってしまったのでしょうね。
    なんだか、ややこしい話です。




    鞍馬口でヘルシーランチ 「スガマチ食堂」

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      先日 出掛けた 「日菓」さんのある 鞍馬口界隈は 
      色々とお洒落なお店があります。

      特に有名な観光スポットはないんですが…。
      ぶらっと散歩して
      お店をのぞく楽しみはありますね。



      「日菓」さんでお買い物をした後に
      鞍馬口通りを 少し西に歩いて、 「スガマチ食堂」さんでランチしてきました。



      「スガマチ食堂」
      京都市北区紫野南船岡町71
      定休日   : 月曜日・火曜日
      営業時間 : 11:30〜20:30(LO 20:00)
      http://sugamachi.com/

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      12時開店の「日菓」さんに行った後なので
      12時15分くらいに着きました。
      お店は、ほぼ満席。


      店に入って左側がカウンター4席とテーブル席6席、
      右側は掘りコタツ席が10席。
      カウンターに 2席空いていたのでカウンター席にしました。



      ランチのメニューです。
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      注文したのは 本日の定食  1,000円


      コロッケは売り切れで 
      「鳥ミンチの 高野豆腐ハサミ揚げ」
      さっくりと揚がっています。
      高野豆腐と思えないボリュームある一品です。

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      もう一つは 「鶏手羽肉と近江かぶの ねぎしょうがスープ煮」。
      くっつりと炊けていて、骨から身が簡単に外れました。
      葱と生姜で身体が温まりました。


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      どちらも、玄米ご飯をお願いしましたが 白米も選べます。
      定食のおかずは
      人参のサラダ、海老芋の炊いたん、菜の花と人参のお浸しに
      お揚げさんと蕪のお味噌汁でした。


      季節のお野菜が たくさん食べられました。
      贅沢なご馳走というのではないですが、
      冬の食材が普通に美味しくいただける お店だと感じます。


      また、カウンター越しに女性の方達が
      黙々と お料理を作られているのが印象的でした。



      掘りコタツ席が空いたときに、
      「お席が空きましたので、換わられますか。」と尋ねてくださいました。
      カウンター席は狭いようでしたが、
      すっかりと落ち着いて、居心地が良かったので席は変わりませんでした。
      でも、心遣いは嬉しかったです。



      ご馳走さんでした。


      なるほど、 「パールトン加工」。

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        「前掛け」のご紹介に続いては 商品の お話です。
        以前に、
        ご紹介していました 帯地で作ったバッグ関連です。



        着物に持っていただきたいと バッグを作り、
        実際にスタッフで 使い心地を確かめたりしています。



        雨が降ったら
        着物や帯には雨コートを着ますし、
        草履には 雨用草履や草履カバーを使います。
        でも、バッグって そのまま使いますよね。


        こちらの 薄い色のバッグなど
        着物には合わせやすそうですが、汚れが気になりそうですよね。


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        という訳で、
        「パールトン加工」をすることに。
        出来上がってから、バッグごと「パールトン加工」してもらいました。
        生地でなく、立体的なものでも加工することができるんですね。

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        加工のあとも、見た目は同じです。
        「パールトン加工」のタグが付いている違いだけです。



        繊維1本1本の深部まで加工を浸透させることで
        高い撥水効果が発揮されるのだとか。
        水を弾く写真を見たことはありますが、実際に本当なのか



        疑り深い私たちは実験してみることにしました。
        水を ぽっとと落としてみると…

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        水を弾いています!!
        水滴が丸く生地の上にのって 転がっていきます。
        浸み込んでいくことはありませんでした。



        しかも、年数回の使用であれば
        その効果は半永久的だそうです。
        恐るべし 「パールトン加工」、当たり前とはいえ感心しました。








        「前掛け」 が出来上がりました!!

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          このブログを書いている、私は
          京都は紫野にある 西陣織の織屋で働いております。


          京都や西陣の紹介をが目的ですが
          ついつい、美味しいもんの紹介になってしまいがちになることも…。



          今日、ご紹介しますのは 「前掛け」です。
          百科事典(日本大百科全書)で「前掛け」を調べてみると
          平安時代に貴人の入浴の際、奉仕する女性が衣服の上から腰全体を覆ったものが始りだとか。
          やがて、
          作業用として 庶民・商人などが使うようになっていくのです。
          江戸時代には
          大店などの商店が、宣伝を兼ねて屋号の入ったものを使用。
          販売店や卸店に配ったりもしたようです。

          酒屋さんなどで見られる 帆布を使ったものではなく、
          畳の上で呉服を扱う用に 「シャークスキン」という生地を作って作成していただきました。




          「シャークスキン」って 簡単に言えば 「鮫の皮」です。
          薄くって丈夫なんです。




          出来上がってきた 「前掛け」は こちらです。

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          今回、相談にのり、「前掛け」を作成してくださったのは
          お誂えで 暖簾・風呂敷・前掛けなどを作ってくださる「うろこ屋」さんです。
          お世話になりました。


          「うろこ屋」
          京都市中京区西洞院通蛸薬師角
          http://www1.ocn.ne.jp/~urokoya/401.html



          西陣織の製造をさせていただいておりますが、
          近頃は
          小売の呉服の展示会で織物の説明をしてもらえないか… という、ご依頼があります。
          展示会に行って
          一目で 「帯」のことを知っているとわかって頂けると思います。
          もし、この「前掛け」を見つけられましたら
          何でも尋ねてくださいね。


          「月一日菓」さんの和菓子

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            少し前から、評判を聞いていた
            創作和菓子ユニットの「日菓」さん。
            和菓子好きの私ですから、食べてみたいなと思っていました。


            “日々のお菓子”“毎日食べたい和菓子”という思いを込めて、
            「日菓(にっか)」とつけられたそうです。



            店舗を持たずに、イベントへの出展や展覧会で活動されていらしたので
            お菓子に遭遇することがありませんでした。
            昨年の11月に工房を持たれて
            1月に1日だけ工房での販売を始められたのです。




            1月の販売は 19日(土)だったので 買いに出掛けました。






            「日菓」
            http://nikkakyoto.exblog.jp/

            【月一日菓店】
            京都市北区紫野東藤ノ森町11−1
            鞍馬口通りにあります。



            以前は、わらび餅の「茶洛」さんだった所です。

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            清潔で簡素感じで、確かに工房ってかんじです。
            黒板に本日販売の 生菓子 3点について貼ってあります。
            にこやかに、女性お2人で迎えてくださいました。

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            お味見という事で
            1種類ずつ 3つを 買ってみました。




            箱に入れてくださり、白い掛け紙を掛けて 真ん中に赤いシールを一つ貼られました。
            日の丸のような感じで 
            シール一つで 可愛くなりました。


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            中は、こんな感じです。
            お干菓子を おまけ に下さいました。

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            御銘 「雪玉」 錦玉(きんぎょく)きんとん 白餡 
            雪の結晶が三角形でできているので
            三角形の錦玉を きんとんにしてあります。


            寒天のプチプチした、錦玉の食感と、
            白餡の まったりした感じが、楽しいです!!

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            御銘 「雪合戦」  薯蕷製 こし餡
            豪速球のように速い雪玉のおまんじゅうだそうです。

            お味は 極一般的な薯蕷饅頭、こし餡があっさりです。

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            御銘 「ターミナル」
            外郎製 白餡
            たくさんの旅行者やビジネスマンが行き来する、京都駅をイメージされました。

            色が綺麗ですね。

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            おまけ に頂いた お干菓子。
            梅の花がシャリシャリと良い歯ざわりです。

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            京都は老舗の和菓子屋さんが多いんですが、
            新しいお店も頑張ってはります。
            雑誌や新聞などで拝見してきた お菓子のネーミングも素敵でした。
            お若い女性二人組み、
            これからも活躍されると良いですね。


            2月の販売は  2013年2月11日(月・祝)です。




            <追記>
            書き忘れました。
            月一日菓さんの 生菓子のお値段です。
            全種類、 1個 300円でした。  

            (2012年1月23日)

            <追記>
            2016年1月20日に解散されました。
            その跡地には「うめぞの茶房」さんがオープン こちらをどうぞ。


            雪の朝です。 2013

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              おはようございます。

              昨夜から冷え込んでいるなと思っていました。
              朝、起きたら雪が積っていました。




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              日本列島全体的に雪の地域が多いですよね。
              大雪による交通障害やなだれなどには、注意してください。






              今朝8時の賀茂川です。
              北山橋の少し北側なんです。

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              いつもなら、
              散歩やランニングの方が見られますが
              誰もおられませんでした。





              でも、
              京都市内は雪の少ない場所だけに、
              雪が積るとカメラを持って写真を撮るために寺院に向かわれる方が増えます。
              雪の金閣寺や嵐山などは格別の風景ですからね。

              みなさん、
              足元にはお気をくださいませ。


              嵐山 「熊彦」さんで 「初釜」

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                せっかくの成人式でしたが
                京都は雨になりました。
                晴れ着を着て、傘をさしては大変でしたでしょう。


                そんな、私は訪問着を着て
                「初釜」に出掛けてきました。
                何年か、用事と重なって欠席していたので
                着物を準備をしている時も わくわくしていました。



                場所は 嵐山の「熊彦」さん。



                「熊彦 嵐山店」
                京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町5-1
                定休日  : 木曜日
                営業時間 : 昼11:30〜15:00 夜15:00〜21:00



                桂川(大堰川)にかかる 渡月橋東岸を少し上ったところにあります。
                2階の窓から、小倉山や渡月橋見えて良い雰囲気でした。




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                2階の桂川を望む広間に炉がきられ、
                お濃茶席になりました。
                広間の床には りっぱな結び柳が飾られて お正月らしい設えです。



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                「初釜」らしく、主菓子は 鶴屋吉信さんの「花びら餅」です。

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                濃茶席のあとは、
                2階奥の広間で 薄茶席です。
                御園棚をお借りして、椅子に座って 立礼のお席でした。


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                お菓子は 干支のお煎餅と ねじり飴。
                今年は巳年です。
                お煎餅には、音楽と豊穣の神とされる 弁財天さんのお使いが蛇ですので、
                弁才天さんが持たれている 琵琶をあしらい 巳年があらわされています。


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                お茶をいただいた後は、
                濃茶席に使った広間と待合に使われたお部屋を1つにされ
                眺めの良いお部屋に会食の用意がされました。





                改めて、先生と新年の挨拶を交わし
                今年も茶の湯の稽古に励みますと誓いまして、
                皆さんで 楽しくお食事をしました。



                八寸。
                アン肝豆腐、菜の花の胡麻和え、海老、クワイ、りゅうひ巻など、
                色鮮やかで美味しくいただきました。


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                立派なお椀の 椀物。

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                お椀の蓋を開けると、こんな感じです。
                薄く切ったお大根の下に 人参が透けて見えて綺麗です。
                ハマグリのお味がしっかりとしていました。

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                お刺身。
                鰤、鯛に赤貝。
                薬味には 山葵、スダチ、辛味大根などが添えてあります。


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                蒸し物。
                お赤飯を鯛で包んで、アンがかかっています。


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                焼き物は 甘鯛。

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                炊き合わせ。
                穴子、金時人参、小芋に水菜です。


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                ご飯物は カブラとセリのご飯です。
                香の物が小カブと胡瓜に椎茸の甘煮で、お汁はナメコと豆腐の赤出しです。


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                最後のデザートは
                写真を撮らずに食べてしまいました。
                苺とオレンジゼリーでした。



                着物を着ていましたが、
                美味しくって全ていただきました。
                ご馳走さんでした。




                お食事中に 福引があったんですが、
                なんと!!
                1番福を引き当て、
                今年の勅題「立」にちなんだ お茶碗「立ち鶴」を頂戴しました。







                今までは ハズレばかりだったんです。
                今年は、春から 縁起が良くって
                素敵な年になりそうな予感です。


                冬の楽しみ 「夜咄の茶事」

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                  冬に行われる 「夜咄の茶事」という お茶事があります。


                  この電気社会の中にあって、
                  蝋燭や灯芯の灯りだけで行う お茶事です。
                  「茶事」は 茶懐石、炭、お茶、お席と 多くの準備があるのですが、
                  「夜咄の茶事」となると 灯りの準備も加わります。


                  お茶の先生が
                  「久し振りに、夜咄の茶事のお稽古をしますよ。
                   皆さん、参加してくださいね。」と声をかけてくださったので 
                  お客様として、参加させていただきました。



                  ブログにあげるのが遅くなりましたが、
                  夜の長い、冬至の2日後、12月23日に行われました。


                  集合が 17時。
                  まだ、お庭が見えるくらいの明るさでした。


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                  曇りということもあって、
                  あっという間に暗くなりました。
                  待合も、蝋燭の灯りだけです。
                  この ほの暗い感じがなんとも言えず 良いのです。


                  みんなで
                  「着物を着ているけど、今日はお化粧してこなくっても 暗いので わかりませんね。」
                  などと話していると、汲み出しが運ばれてきました。
                  汲み出しは 甘酒です。
                  ほんのりと お腹の中から温まります。

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                  露地行灯に灯がはいり、足元をてらすなか
                  腰掛け待合に進みます。


                  外は、ぐっと冷え込んでいて
                  着物の衿から 冷たい風が入ってきます。
                  火鉢の火が有りがたかったです。



                  茶室から 亭主の方が出て来られて
                  お正客の方と手燭の交換があって、蹲(つくばい)を使います。

                  右手前の石に 手燭、左には湯桶が置かれています。
                  手を清めるのに お湯の心遣いは嬉しいものです。




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                  広間の茶室には 「短檠(たんけい)」に灯が入っています。
                  手燭でてらして
                  床の間を拝見し お席につきました。


                  床の間を拝見するときに お軸に灯が近づかないように
                  ひっくり返して
                  手燭を逆手に持って拝見します。



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                  ご亭主の挨拶の後、
                  寒さを和らげるために 「前茶(ぜんちゃ)」が出されます。


                  お正客さんが 「おもあいで。」と申し出て 
                  簡単に 連客が一つの碗で 頂戴します。


                  ここからは、
                  常の 「茶事」のように お炭、懐石と進みます。

                  拝見で手燭も一緒にまわされたり、
                  懐石では 2人に1つの 燭台が置かれます。
                  ぼーっとしていると、芯が長くなってしまうので 
                  頃合をみて 
                  芯つまみで 芯をつまむのも忘れずにせねばなりません。



                  広間のお席なので末席に座っていますと
                  お正客さんの 顔さえ見えません。
                  昔は
                  こんな明るさで過ごされていたんですよね。
                  早寝早起きは当然な訳です。




                  お膳が運ばれてきました。
                  向付は ほんのり温かい汲み上げ湯葉でした。


                  RIMG0170.JPG



                  温かく 美味しいお料理でした。
                  水屋を担当してくださった方に感謝です。
                  昨夜、水屋担当で
                  今夜はお客様という方がおられて
                  お料理の作り方なんかも聞けて、お話が弾む中、お膳をいただきました。


                  ご馳走様です。

                  RIMG0179.JPG



                  お膳と共に 燭台がさげられて、ずいぶん暗くなりました。
                  縁高で 主菓子が運ばれてきましたが
                  どんなお菓子か見えません。

                  カメラで撮っても 写りません。
                  もちろん、お席でフラッシュも使えませんので
                  皆さんの お邪魔にならない範囲でと撮ってきた、お写真はここまでです。


                  主菓子は 水屋で蒸された温かい 薯蕷饅頭でした。
                  七條 甘春堂さんのものです。


                  お菓子をいただいたら 中立ちです。
                  お外はすっかり暗くなり、
                  行燈の灯を 頼りに足を運びます。


                  RIMG0184.JPG



                  この後、お席入りしたら
                  床の間には 「石菖」が飾られているのも 「夜咄の茶事」のきまりごとです。


                  「石菖」
                  サトイモ科の多年草、別名を 石菖蒲。
                  その香気が油煙の臭いを和らげてくれるそうです。


                  お濃茶のあとは
                  つづき薄で お薄をいただいて、普段ならお仕舞いですが
                  「夜咄の茶事」では
                  薄茶の後、ご亭主は一度席を終え、水屋から箱炭斗を持ち出します。
                  これが夜咄特有の「留め炭」です。


                  「ごゆっくりしてください」の意味をこめて、炭をつぎ、香を焚きます。
                  でも、
                  お客さんは夜も更けていますし、ご亭主の後片付けのことも考え
                  長居をせずに さっさと帰ります。


                  帰路に着いた時には 21時半を過ぎていました。
                  蝋燭の灯りで楽しむ 幻想的な時間、
                  茶の湯の世界は お勉強することが
                  ほんまに多いと 再認識させていただきました。


                   


                  河原町三条辺りで 「鴨鍋」

                  0

                    河原町三条といえば
                    京都の繁華街なんです。
                    にぎやかで人も 多いんです。


                    その、三条を1本上った道を西に入ると
                    老舗の水炊き屋さんがあります。
                    アップが遅くなりましたが、
                    12月22日に寄せていただいた 「鳥初」さんです。
                    繁華街から 少しはいっただけで 静かで、
                    お店は老舗らしい構えで 良い雰囲気です。






                    看板メニューの 水炊きではなく
                    冬に季節限定で出されている 真鴨の「鴨鍋」を食べに行ってきました。

                    鴨鍋 1人前 6,000円


                    メニューは 写真で撮りました、こんな感じです。
                    「鴨鍋」は真鴨の入荷の都合上、前日までに要予約だそうで、
                    お出しできない日もあるそうです。
                    この日は
                    お客様が多くって 単品のお料理は ご容赦をとのことでした。


                    RIMG0152.JPG





                    「鳥初」
                    京都市中京区河原町通三条上ル一筋目西入る
                    定休日  : 月曜日
                    営業時間 : 火〜土曜日 16:00〜21:30
                            日・祝     12:00〜21:30


                    通していただいたのは 2階北西の お座敷です。
                    床の間には 
                    日本画家 「鏑木清方(かぶらき きよかた)」さんの素敵な美人画が掛かっていました。
                    老舗って感じがいたします。






                    まずは 付きだし、
                    右から 鳥の博多蒸、紅葉麩、肝煮に鳥刺し薄焼き玉子で巻いたもの。




                    そして、 鴨鍋の用意が運ばれてきて 
                    お鍋に火がはいりました。
                    鴨鍋の用意は 塗りの棚にのって出てきました。
                    材料や薬味、お出汁などが きっちりとのるようにできています。






                    こちらは、真鴨と 骨も一緒に叩いてある つくね です。






                    お鍋で炊けてきました。








                    薬味をのせて、 ポン酢でいただきます。





                    鴨肉が  とっても柔らかです。
                    美味しい鴨の旨みで お野菜も絶品です。




                    〆は 平たいお饂飩 です。
                    きし麺ではなく
                    特別注文の お饂飩だそうで 柔らかです。








                    お饂飩が 〆だと思って食べていたら、
                    お店の方が
                    「では、〆の雑炊をお作りしましょう。」ですって!!

                    結構、お腹がいっぱいになってきていますのに…。
                    食べられるかしら。






                    いや〜、
                    食べられるんですよね。
                    お漬物と一緒に あっさりといただけます。


                    お鍋が すっかりと空になりました。




                    でも、別料金でありましたが
                    完熟のパイナップルも いただきました。

                    デザートは べつ腹ですもんね。







                    デザートを 出していただくまでに、
                    机の上は 綺麗に片付けられて コンロの部分に 蓋がされました。
                    根来塗りの 素敵な机は
                    こちらのお店の 誂えだそうです。






                    冬のお鍋は 暖まります。
                    ご馳走さんでした。


                    次回は、 水炊きを食べに寄せてもらいましょう。


                    末富さんの カフェ 「 Le Petit Suetomi (ル・プティ・スエトミ)」

                    0

                      初売りは混み合うからと
                      3日に 冬のバーゲンへ、何か良い物はないかしらと出掛けてきました。
                      似合うと思ってもサイズがなかったり、
                      値段が高かったり…。
                      なかなか、お気に入りを見つけるのは 難しいものですよね。



                      歩き回って疲れたので
                      12月25日にオープンした 和菓子の 「末富」さんのカフェで 一休みしてきました。


                      RIMG0216.JPG






                      「Un Cafe Le Petit Suetomi (アン カフェ ル・プティ・スエトミ)」
                      京都市中京区河原町御池
                      京都ホテルオークラ北隣
                      (ヤサカ河原町ビル1F)
                      定休日  : 年中無休
                      営業時間 : 10:00〜19:00



                      ホテルオークラの道を挟んで北側のビル、
                      向かって左側の通路を ずうっと奥まで進むと カフェの入り口があります。


                      RIMG0215.JPG




                      カフェの中は
                      「末富ブルー」の壁が 迎えてくれます。

                      お席は 21席と こじんまりしています。
                      テーブル席は満席だったので
                      カウンター席に案内してくださいました。

                      RIMG0214.JPG





                      テーブルには 箱に入ったメニュー。
                      和菓子にお茶以外にも
                      シャンパン、ワインや サンドイッチにサラダやバーガーなども あります。



                      RIMG0208.JPG





                      注文したのは



                      季節の和菓子
                      きんとん製 御銘は 松の雪 500円 と ほうじ茶 735円。


                      RIMG0210.JPG



                      こちらのカフェ限定
                      揚げあんぱん(こし餡) 367円 と 煎茶 735円。
                      もちろん、こし餡は 「末富」さんのんです。


                      RIMG0212.JPG



                      お茶のお詰は 一保堂さん。
                      お抹茶にしたら 1,050円です、 お菓子とセットにしたら 105円引きになります。

                      ちょっぴり高価な 休憩になりましたが、
                      「末富」さんのお菓子なんで仕方ないですね。
                      お茶はポットでのサービスでしたし のんびりとお茶させていただきました。






                      カフェ限定の 「揚げあんぱん」。
                      「末富」さんで 限定メニューが 「揚げあんぱん」って、どうなんやろ…。
                      和菓子って大きさで上品な感じ、
                      粉砂糖がたっぷり かけてあります。

                      揚げたての 熱々、外はカリッと中はクリーミーな漉し餡。
                      お茶に合います!!


                      RIMG0213.JPG





                      優雅なお茶の時間でした。
                      ご馳走さん。



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