午前の「彦根城」は2日前に UPしています。
良ければ そちらからご覧ください。
さて、午後からは
「玄宮園」前の 船着場から
屋形舟に乗って お堀めぐりをしました。
「彦根城 お堀めぐり」
運行時間 : 午前10時から 午後3時まで (土・日・祝日は午後4時まで)
1時間毎に出航
乗船時間 : 約50分
乗船料 : 大人 1200円 小学生以下 600円 (三歳以下は無料)
乗船する時、
屋形舟の屋根が低くて 頭を打ちそうになります。
気をつけましょう。
乗ってしまえば、 それなりに くつろげました。
舟の右側と左側に分かれて座ります。
私たちで ちょうど定員の11人になったので、
すぐに 出航しました。
舟が動きだすと
開けた窓から、心地よい風が 入ってきました。
この方が 舟の舳先で 案内をしてくださいました。
背中には 井伊家の 旗印 【井】が染め抜かれていました。
「お堀めぐり」で
いろいろと 説明したり 質問に答えてくださいました。
座ったままで
説明を聞きながら お城をめぐれる のでお徳です。
お堀に架かっている橋の
下をくぐって進みます。
お堀に住んでいる
皇居からやって来た 白鳥に
9年ぶりに ヒナが生まれたそうです。
5月の20日から22日に掛けて3匹が生まれたそうで、
まだ みんな産毛です。
堀の近くから 見る
石垣も なかなか良いものです。
この位置からは 屋形舟でしか見られません。
「お堀めぐり」は
「玄宮園」前から「山崎郭」まで行って 折り返してくる往復約3kmの遊覧です。
行きに右側の席なら 帰りは左側になります。
3kmの航程で
彦根城が見えるのは ほんの一瞬です。(行きと帰りの2度)
案内の方が 教えてくださいますので お見逃しないように。
こちらは、ヴォーリズの洋館です。
お堀から見える 北館は
屋形舟の倉庫としても使っているそうですよ。
それで、
洋館の前に 屋形舟が何隻か繋がれているんですね。
内堀の外側には
一般のお宅も あります。
昔なら彦根城の場内ですから、
きっと由緒正しい お家柄なんでしょうね。
こうして見ていると
内堀に沿って 桜の木がたくさん植えてあります。
春の桜の頃は
屋形船の予約が取れないほどの人気だそうです。
家老脇のお屋敷 長屋門の
「なまこ壁」が見えます。
「なまこ壁」とは
防火と防水を強化するために、
壁面に平瓦を並べて貼り、
瓦の継ぎ目を漆喰でかまぼこ型に盛り上げて塗る付ける工法です。
50分って
長いなと思っていましたが、
あれこれ話を聞いているうちに時間が過ぎ 元の船着場に戻ってきてました。
50分が短く感じました!
時間のある方は
一度、乗ってみてはいかがですか。
最後に
「彦根城博物館」を見ました。
表御殿を復元してある建物と 博物館の2つからなっていました。
能装束の展示では
季節がら 単の狩衣などが多かったようです。
全部の中でも、印象に残っているのは
井伊直弼が自作した 「黒楽白縁天目茶碗」でした。
博物館でカメラは撮れませんでした。
自分の目で
ほんまもんを見てくださいね。
博物館から出て来ると
ちょうど 「ひこにゃん」が 博物館玄関前に登場して
愛嬌をふりまいて いるところでした。
たいした 人気者です。
確かに、しぐさも可愛らしいかったです。
京都駅から 彦根駅まで
新快速で およそ50分。
1日、彦根城を満喫しました。
案内してくれた 彦根市民の友人に感謝です。