3月は中次の寸法を測って
型紙作りからです。
型紙を作ったあと
生地を裁つときは、間違って裁ってしまうと
取り返しがつかないのでドキドキします。
そのあとは、裏地から縫って
中次に合わせて寸法が合っているか確認です。
大丈夫なら表布も縫っていきます。
裏地の底を縫って、表地の底を縫うところで時間となりました。
あとは、来月の仕上げになります。
まだ、綿(わた)をいただいてないのでお家で表地にも底を縫い付けて
4月のお稽古は綿を含ませるところから出来るようにしたいです。
時間があったので日曜に古帛紗を縫っておきました。
]]>
表紙は常盤貴子さんと仲間由紀恵さんです。
こちらの、
「私の春色きもの花きもの」
可憐なきれい色こそ きものの醍醐味
トーヨーキッチンスタイル専務取締役の渡辺紗耶子さんが
若草色の訪問着に合わせて締めて下さっているのが弊社の
唐綾錦 雪輪取花文様
P51
P50
上品で爽やに着こなしてくださってるので嬉しいです。
]]>昨日は今年最初の「袋物のお稽古」に行って来ました。
2月は芯の入った太めの絹紐で「釜敷」を作ります。
紐の色は自分で選びました。
絹紐1本で釈迦結びをして
残りの2本を添わせていきます。
結ぶときに真ん中を洗濯ばさみで留めておくと結びやすいですよ。
朱・白・茶の三色取り合わせて結びました。
裏側で紐どうしを縫い合わせて完成です。
前回は縫い合わせただけでしたが
今回は上手い具合に茶の紐と同色の生地が手元にありましたので
合わせた部分を生地でくるりと隠しました。
こちらは裏側の画像です。
右側の下辺りに合わせ部分がありますが
違和感なくすっきりと仕上がりました。
前回、作った「釜敷」は縫い合わせたままです。
実は「釜敷」作ったのは3回目になります。
一番最初に作ったときは朱色の紐、一色でした。
配色が違うと雰囲気が変わりますね。
こちらは、あわじ結びで作ってあります。
実際には絹紐の釜敷は汚れそうで
なかなか使えません。
今回のお稽古でも
壁に掛けて飾りにしようという意見もありました。
]]>夕焼けの西山がきれいでした。
賞品を横目で見ながら本殿へ向かいます。
仕事終わりに伺ったので
17時15分くらいに着いたのですが
境内18時からの追儺式を観るための場所取りで人がいっぱいでした。
しかも、いつもならお参りの後に
抽選券付きの福豆を買うのですが
人が多すぎるとのことで福豆の販売が中止中!!
残念ながら買うことが出来ませんでした。
ということで、夕日が見られて無病息災をお願いできましたが
今年は賞品が当たることはありません。
]]>
すぐ近くの「東山 吉寿」さんに伺ってきました。
東山通にある
フォーシーズンズホテルさんのお向かいの道を西に入ったところにお店があります。
【東山 吉寿】
住所 : 京都市東山区妙法院前側町422
営業時間 : [昼]12:00一斉スタート
[夜]18:30一斉スタート
定休日 : 水曜日、不定休
京都市、七条、清水五条の和食「東山 吉寿」 (higashiyama-yosihisa.com)
私は西側から豊国神社さんの境内を抜けてお店へやって来ました。
暖簾が掛かってます。
看板は暖簾に隠れてました。
カウンターに座りまして
一斉スタートでお料理が始まります。
まず、一品目
鮑、長崎産の朝堀筍、椎茸を お出汁と鶏ガラスープで
先付 長芋ソーメンの上に山菜、雲丹、キャビアをのせてナンプラーとライムで
椀物 月光百合根だけを繋ぎにずわい蟹の身を固めた椀だね
上に蟹の身と金時人参、鴬菜をのせて
本枯節で摂ったお出汁だけでシンプルに味わう
美しい白身、クエです。
お造りで食べらえるクエの厚切りを行者ニンニクで漬けにして
サッと数秒炙って いただきました。
能登で水揚げされた しびまぐろ
写真も撮らずに食べてしまいましたが
三種の葱(九条葱2年物、アサツキ、芽葱)と ラー油味のタレでいただきました。
こちらも、自分の好みで炙るもよし生もよしです。
箸休め チーズの燻製出来立て
河豚の白子蕎麦 唐墨の塩味で
蕎麦をいただいた後に もち米を入れて
かき混ぜ リゾット風で
太刀魚の塩焼き
スダチを添えて
箸休め 矢尾の葉牛蒡の胡麻和え
白味噌の鰤大根
さて、〆は 焼肉定食ですと近江牛のヘレ肉を持って来られました。
ご飯は土鍋で炊き立て
ヘレ肉は炭火で
付け合わせは
山葵、あけがらし、奈良漬け
あけがらし は山形県の醤油屋さんが仕込みに芥子糀と麻の実をあしらった自然食。
ご飯のお供に最適らしいです。
初めていただきました。
吉寿さんの焼肉定食はこんな感じです。
お肉と白ご飯はお替わり出来ます。
奈良漬けが美味しくって白ご飯をお替わり
お腹がいっぱいになりました。
ここで、店内の雰囲気をパチリ。
デザートには
せとか の搾りたてをいただきました。
冷たくってお口の中がスッキリします。
ほんま、美味しくって食べ過ぎました。
カンターのちょうど真ん中のお席でしたので
ちょっと炭火が熱かったですが
目の前でライブキッチンも堪能出来ました。
ご馳走さんでした。
]]>
食いしん坊ですから、11月号の
〜手土産2023〜という記事を読んでましたら
P176「正装とメイク 私の流儀」という記事の中の
茶道裏千家教授 保坂眞智子さんが着物姿で載ってらっしゃいました。
華やかで美しい方です。
きもの一式、保坂様の私物だそうで
帯は 正倉院に収蔵されている
「七條刺納樹皮色袈裟」からデザインした弊社のものです。
素敵に着こなされていて嬉しくなりました。
おおきに。
]]>
成人の日、冷たい朝になりました。
雪がチラチラ降る中、初釜に寄せていただきました。
【下鴨茶寮】
住所 : 京都市左京区下鴨宮河町62
定休日 : 不定休
営業時間: 昼11:00〜15:00 夜17:00〜21:00
京都 料亭 茶懐石、京料理なら創業安政三年の下鴨茶寮 (shimogamosaryo.co.jp)
待合のお軸
「福寿海無量」
金戒光明寺の塔頭「西翁院」さんにある
藤村庸軒ゆかりの「澱看(よどみ)の席」写しの小間の茶室で濃茶をいただきました。
その昔は茶室の上にある横長の窓から淀辺りまで見えたそうです。
お軸 「福如海」
今年の花びら餅は
コロンと可愛らしく食べやすいです。
お薄席、干菓子は亀屋伊織さん
こちらの有平糖はホロホロとした口解けで美味しおす。
茶杓は鵬雲斎大宗匠の「初心」でした。
心も新たに、初心で何ごとにも取り組みたいものです。
お茶席が終わりましたら
まず、出席者全員で令和6年能登半島地震で亡くられた方たちのご冥福をお祈りして黙とう。
そのあとに、点心をいただきました。
先 付 干し柿、蒸し鮑
向 付 鯛、鮪
煮物椀 白味噌仕立て雑煮 丸餅、海老芋、結び人参大根、うぐいす菜、柚子
縁 高 出汁巻玉子、鰻八幡巻、河豚煮凝り、金柑いくら、身巻き鮭真丈
龍皮巻、車海老、黒豆茶巾、鴨ロース、蛸柔煮、堀川牛蒡、慈姑
梅麩、椎茸、紅白扇面物相(ご飯、赤飯)
八 寸 唐墨、萵苣董(ちぃしゃとう)味噌漬け
こうして、新しい年を無事に迎えられることのありがたさを感じた初釜でした。
おおきに。
]]>仕事を終えてから
「十日ゑびす」 お参りして来ました。
【京都ゑびす神社】
「宵々ゑびす」の8日が成人の日でしたから人出が多かったのでしょう
そんなに人も多くなくスムーズにお参り出来ました。
今年も本殿の横参りは中止中で
ちょっと寂しいです。
トントンと叩くと願い事を聞いてもらえそうな気がしたものです。
(以前の写真です。)
なんだか、懐かしいです。
例年のように大きな鮪が供えてありました。
どうぞ、
商売繁盛で良い年になりますように。
]]>
そして、ご家族や大切な方々をなくされた皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。
皆様がいつもの生活に戻られますよう
一刻も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
]]>本年もよろしくお願い申し上げます
氏神様、手水舎の龍です
天に昇る龍のように勢いのある年になりますように
年明け 1月5日、仕事始めになります。
そのあと、土日と成人の日はお休み
9日より平常営業となります。
よろしくお願いいたします。
お家を建てなおすときに
1階を人が集まれる空間にされ
炉も切ってあるお部屋も作られました。
12月ということで「クリスマス」の趣向です。
待合にはお母様が縫われたパッチワークの作品がいっぱいで素敵です。
短冊は「松無古今色」
松に古今の色なし 竹に上下の節有り
コンクリート打ちっぱなしの壁に
床から天井までの木製の建具を開けると炉の切ったお部屋へ、
歩くとフワフワと柔らかい
なんと!!柔道用の畳が入っています。
お軸の掛かった床の壁を左へと動かすと鏡の壁が現れます。
このお部屋ではヨガ教室もされてるとのこと
おもしろいお部屋です。
ただ、柔道用の畳は にじる時に滑らないので
着物だと注意が必要そうでした。
短冊 「聖夜」 石川天窓
花 桂川沿いのお花たち
花入 輪島塗 「海」 小式海夏子
香合 「聖夜」 今田三四郎
風炉先 四季の花 戸塚刺繍 お母様
釜 阿弥陀堂釜 菊池政光
炉縁 真塗 牧野治久
棚 丸卓
水指 木瓜型染付 徳泉
薄器 面取薬器 三合棗 中村宗尹
茶杓 「賛歌」 銀塗
主茶碗 「どきドキ」 川尻潤 禎山窯
茶碗 黒楽 昭楽
建水 唐銅傳来形 浄貞
薄茶 又玄 丸山小山園
主菓子 上用「奇しき星」 鳴海餅本店
干菓子 「ホワイトクリスマス」 鶴屋吉信
三日間、釜を掛けてはって
伺ったのは最終日でした。
上用万寿には雪の結晶の焼印が押されていたそうですが
なぜか 最終日に納品されたのが白無地だったらしく
アラザンなどを振りかけて
クリスマスらしさを演出されたそうです。
ご案内には座布団も椅子もご用意できます
ジーパンでも散歩のついでも大丈夫ですので一服どうぞとのことでした。
待合に戻って良く見たら
テーブルの上の器に刺してあるのがお茶の木で
白い花が咲いていました。
お茶の花は11月下旬ごろに咲くんですね。
久しぶりに友人に会い
美味しいお菓子とお茶を一服いただき
楽しい時間に感謝です。
]]>
12月の絹のワークショップのお誘いを受けまして
「絹の金彩友禅体験」に挑戦してきました。
【株式会社 伊と幸】
住所 : 京都市中京区御池通室町東入竜池町448−2
会社概要 - 伊と幸 ITOKO | 絹の白生地メーカー (kimono-itoko.co.jp)
最初に社長の北川さんから
絹のお話を聞きました。
そして、
白生地がどうやって織り上がっていくかも機を使って
社員の方から説明いただき、
そして、下絵の描かれた生地に
色を刺していく友禅体験です。
塗り絵の色鉛筆ようには染料が刺せませんね。
配色をどうするのか迷い、あちこちはみ出したり斑になりながら
色を刺しました。
今回は金彩伝統工芸士の志賀豊先生に金彩をほどこして仕上げしていただけます。
最初に金箔をのせて糊に付けるのを
教えていただきながら やってみましたが
これが難しい。
金箔が薄くて思っているところに上手くのらないし、
金箔を指で押さえたら指のほうに引っ付くし・・・
最後は志賀先生が綺麗に仕上げてくださいました。
おかげさまで、はみ出し気味の色刺しも金箔で隠せて ええ感じに
できあがりました。
出来上がって、ほっこりしていると
「伊と幸」さんのご厚意で
「乃し」さんのお弁当をだしていただき
参加のみなさんと いろんな話に花が咲きました。
一緒に参加された方の中に
自宅でお蚕さんを飼われた方がいらっしゃったり、
同じように小学校で一匹の蚕を持ち帰り育てていたという方も。
日本産の絹は減っておりますが品質が良いものですから大切にしたいですよね。
お茶とお菓子もいただき
楽しい時間が過ごせました。
おおきに。
]]>来年の干支「辰」の古帛紗と古帛紗入れを縫いました。
お陰様で「古帛紗」なら
いくつも縫ってきましたから
迷わず縫えるはずです。
「古帛紗入れ」は 7年前にお稽古で縫ってから縫ってませんでしたので
ちょっと考えながら縫います。
以前のブログはこちら
ただ、直線に縫うだけなので
気持ちは楽ちんです。
表地と裏地を同寸で裁って、縫いしろは1cm。
縫うときに裏地を控えて
出来上がったときに裏地が見えないように加減します。
今回はお教室で厚紙を用意してもらったので
厚紙を入れて仕上げました。
裂地「朝倉間道」
「古帛紗入れ」が出来ましたら
あとは、「古帛紗」を縫うだけです。
きっちりと寸法を測って、出来上がり線と輪になる部分に
しつけ糸で印を付けてから縫い始めます。
出来上がりに印よりも4〜5mm外側を大きめの縫い目でチクチク縫います。
少し詳しめに書いてある以前のブログはこちら
出来上がり、しつけ糸が付いたままです。
龍村さんの干支の裂地「瑞龍楚繡文」
さっそく、「古帛紗」を「古帛紗入れ」に入れてみました。
教室でしゃべってますと
龍村さん、徳斎さんの「古帛紗」の寸法は縦15?横16?だそうです。
「古帛紗」は縦5寸 横5寸2〜3分とか、縦15?、横15.5?とかで作ってました。
ちょっと大きめになってきてるのかも知れません。
今回は15×16で縫いました。
「古帛紗入れ」に入れたらピッタリ、
何枚か入れるのなら1?くらい大きく作ったほうが良かったと反省です。
]]>
ちょっと仕事を早めに帰らせていただいて出掛けて来ました。
コロナ禍のときは3部制になってまして
お食事なしで観劇するかたちでした。
今回は昼夜2部制で幕間も30分あります。
昨日は曇り空で気温が低い
京都の底冷えって感じなので
幕間は温かいもんが食べたいなぁ〜
ということで
南座に入る前に
お隣の「松葉」さんに予約に寄りました。
注文したのは「ゆりねうどん」
えっ!!
「にしんそば」でもなく「そば」でなく「うどん」!!
「松葉」さんで「うどん」は邪道だと言われてしまうかも知れませんが
「ゆりねうどん」は 「あんかけ」 なんで「うどん」のほうが伸びるのがましな気がしたんです。
冬に「あんかけ」は温まるし美味しいんだから良いじゃありませんか。
注文を済ませて南座へ。
市川團十郎白猿丈と息子の市川新之助丈の襲名披露で
祝幕は成田屋さんの「三升紋」
もう1枚の祝幕は
十三代目團十郎さんのドキュメンタリー映画を撮影している三池崇史監督が
「現代の絵師が描く現代の役者絵を創って欲しい」と村上隆さんに依頼して制作されたもの。
歌舞伎十八番が描かれています。
ちなみに、来年の2月から京都市京セラ美術館で「村上隆 もののけ 京都」展でも
展示されるそうです。
まずは、
仁左衛門さんの仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場を拝見しました。
いやー、やっぱり仁左衛門さんはよろしおすなぁ。
そして、團十郎さんと息子の新之助さんの襲名披露口上のあと
すぐに、チケットの半券をもって「松葉」さんへ走ります。
入口では海外の方達が8名ほどでワイワイと
こちらは急いでるので「予約してる鈴木です。」と声を掛けると
〜お二階へ、どうぞ 〜
お二階の予約席へ
注文もしてあるのでお茶を飲んで待っていますと
「ゆりねうどん」が到着です。
パチリと写真を撮って食べ始めます。
あんかけ な上に生姜も入って、熱々です。
ふぅふぅして麺が出てきたら
えっ!!
おそば です。
お店の方も「ゆりねうどん」でしたねぇ とおっしゃってたけど
「松葉」さんなら「おそば」でしたか。
幕間の時間に食べ終わらないといけないので
このまま、食べ続けましょう。
百合根のおだんごの中に海老と木耳が入ってます。
ほんまに、美味しかったんですけど
汗が出てました。
幕間でお急ぎの時、「あんかけ」は熱すぎなのでご注意を。
「松葉」さんでお手洗いをお借りして
お席に戻ったら幕間の残り時間は9分でした。
汗をふきふき
團十郎さんの歌舞伎十八番 助六由縁江戸桜 を観せていただきました。
楽しい時間と美味しい時間を
おおきに。
]]>「美しいキモノ 冬号」に掲載されている
弊社の帯をご紹介させていただきます。
冬号の表紙は女優の 吉田羊さんです。
P90
「年末年始の装い」
〜しゃれ味とクラス感が同居する織り絵羽のよそゆき〜
平絹錦 太子間道
今回は「美しいキモノ70周年特別企画」
〜みんなのきものスナップ25カ所〜
という
きものを愛用してくださっている方たちのスナップ写真の特集されています。
P136
トークショーでタッサーシルクのきものに
P90でモデルさんが締めて下さっている太子間道の色違いを合わせて下さっています。
P255
こちらの方も 色違いの 太子間道 を締めて下さっています。
きものは 銀糸入りの花織紬です。
P136
テーブル茶道を教えてられる先生が色無地に
水衣錦 橘文様 を締めて下さってます。
P157
祝賀会にご参加の方が
象牙色の訪問着に
唐織 錦繍菊華文様 の黒地できりっとした装いです。
P254
中段
菊をあしらったきものに
唐織 八重菊花文様 を合わせて下さっています。
同じページの下の段
右のお母様が 黒地の
水衣 百合に沢潟文様 を締めて下さっています。
みなさんが素敵に着こなしてくださっているのを見せていただけたのは
ほんとうに嬉しいことです。
これを励みに
いっそう頑張っていきます。
ほんまに おおきに。
]]>
申し込んでおいたら当たりました。
1万円で2万円分のお料理がいただける
とってもお得なキャンペーンで、当たって嬉しい。
スマホのアプリでポイントを受け取り、支払う形式です。
どちらでお食事しようかなぁと考えるだけでも楽しいんです。
11月末までに使わないと無効になってしまいます。
いろいろ迷った結果、四条河原町の街中にある「田ごと 本店」さんへ伺いました。
四条通りは外国の方も多くって結構な人込みでした。
少し路地を入ると玄関があります。
【御旅町田ごと 本店】
住所 : 京都市下京区四条通河原町西入ル御旅町34
定休日 : 水曜日
お部屋に案内していただくと町のざわめきが嘘のように
静かで落ち着きました。
エレベーターでお二階へ案内、
お庭をのぞむお席です。
このキャンペーンは
お店に予約を入れてキャンペーンのポイントを使うことになってました。
せっかく2万円ポイントがあるので会席料理をお願いしました。
先付け 松葉蟹・筋子
梅酒
椀の
椀物 小蕪・里芋・唐墨・松葉柚子
鰆お刺身(赤蕪、小蕪)土佐酢ジュレ掛け
お刺身 鯛・鮪
奥
八寸 菊菜と蓬麩の胡麻和え・子持ち鮎・銀杏など
手前
焼物 鰆・さつま芋
蕪蒸
身も心も温まります。
出されるお料理が美味しくって
ぱくぱく食べてました。
だいたい、食べるのが早いほうなんです。
〜申し訳ありません。
まだ、ご飯が炊けてませんで・・・〜
と一皿持って来てくださいました。
一皿 ローストビーフと雲丹
炊き立てのさつま芋ご飯、お釜で持って来てくださいました。
熱々をよそってもらい
お釜を置いてくださったので、お替わりもいただけます。
ご飯 さつまいもご飯
お汁 湯葉と菊菜(白味噌8割、赤味噌2割)
さつま芋ご飯と白味噌多いめの お汁、
お腹がふくれてきてたのに
美味しくいただけました。
デザート 洋梨のコンポート、柿のシロップ煮、南瓜羊羹
ほうじ茶のお替わりをいただきデザートを食べて
とっても満足しました。
ご馳走さんでした。
]]>私はいつものように
お数珠を入れる大きさも作ったのですが
お教室で縫っていると
もっと小さく、名刺入れサイズで作っている方がいらっしゃいました。
なるほど、名刺入れサイズも縫ってみようと
自宅で作るのが遅くなって
記事のUPが遅くなりました。
出来上がりがこちら。
今回は残布を使って縫いました。
大サイズ
唐織の生地が10センチほど残っていたので
同色の無地に縫い合わせて表に出るように仕立てました。
中サイズ
端切れを縫い合わせて表地にしました。
小サイズ
サイズが小さいので、名刺サイズなら残布で作れます。
名刺を入れてみました。
大きさが違えば、いろんな用途に使えますね。
しかも、小サイズは生地も小さくって大丈夫で縫う距離も短くってすみます。
]]>風が吹いて冷たい日になってます。
比叡山へ棚卸に伺ったら7℃でした。
ずいぶん、時雨ていましたが
山を下りてきたら日差しがさして東の空に虹が出ていました。
信号待ちの車内から撮りました。
虹を見ると得した気分になりますね。
]]>
https://www.tsuruyayoshinobu.jp
他のお菓子を買いに行ったのですが、
「本日最後なんですよ。
今季の丹波の新栗の入った 栗まろ が。」との声
丹波の新栗!
美味しそうです。
買ってしまいました。
だから、今日のおやつは 栗まろ でした。
1個 500円
大きな栗がはいってます。
薯蕷のもっちり、こし餡のなめらかさ、
新栗の美味しさに満足しました。
丹波の新栗は来年までお預けです。
今季、出会えて良かった。
ご馳走さんでした。
]]>
いつもお世話になっています。
最初に伺ったのは2018年の10月でした。
北野天満宮さんのお近くから、山城高校の東側へ移転オープンされました。
朝の開店前に写真をパチリ。
快晴のオープン日和です。
【亥ノメ】
住所 :京都市北区大将軍西鷹司町23‐31
営業時間:10:30〜16:30(売り切れ次第閉店)
定休日 :水・木曜日
どらやき 亥ノメ(@dorayaki.inome) • Instagram写真と動画
平日で本来なら仕事ですが
孫の運動会でして午前中お休みをいただいてました。
会場からすぐのところにお店がありまして、
どうやら、「亥ノメ」さんとご縁があるようで
オープンの日から伺うことが出来ました。
大好きな「どらやき(ラムレーズン)」 305円 と
今回のお店から作られている「おだんご」をいただきました。
「おだんご」2種類
みたらし 170円
あん(粒あん) 190円
「おだんご」の粒あんが美味しい!!
美味しすぎます。
いやー、「みたらし」も美味しかったんですが
20円UPで「粒あん」が食べられるなら
断然、「粒あん」をおすすめしてしまう私です。
「おだんご」にかける「きなこ」も小さな袋も売ってましたよ。
移転で距離的には遠くなりましたが
また、伺います。
ご馳走さんでした。
]]>10月のお稽古に行って来ました。
10月と11月のお稽古で「素襖袋」を作ります。
生地は可愛らしい龍村さんの「モール手花卉文」を選びました。
セットしてくださっていた生地の色が気に入らず
ちょうど持って行っていた帯の無地を使って縫うことにしました。
11年前にお稽古で作っていますが
忘れてまーす。
幾つも作って、11年前には完璧だと思っていたんですが・・・。
型紙で表地・ポケット地・ポケット内側地・裏地の4枚を裁ちます。
まず、表地にポケットの内側の生地を縫い付けます。
このときに、表地がバイヤスになっていて伸びやすいので
ポケット内側の生地は縦直角に合わせます。
縫いあがったら、
ポケット内側地を控えてアイロンをあて
サイドをしつけ糸で留めておきます。
そのあとに、サイドから出ているポケット内側地を切り落とします。
ポケット地を表地と長方形になるように合わせます。
裁ってある裏地と同じ大きさになります。
ずれると縫いにくいのでポケット地もサイドでしつけ糸で留めておきます。
最後にポケットの内側でひっくり返すのですが
ひっくり返せるだけ開けておいて
ポケットの底を縫っておきます。
表地と裏地を中表に合わせて縫い合わせます。
輪っかの状態になります。
この形が、前のお稽古で おしめ みたいと先生が言われ状態です。
今頃は輪っかになった布おむつを使ってられる方はないでしょうね。
私たちの年代くらいしか分かりませんよね。
輪っかの状態のあと
表地の端から4cm入ったところに、
裏地と縫い合わせた反対側を挟み込んで端を真っ直ぐに縫います。
生地が4枚重なっていますから硬いので気をつけます。
(ミシンで縫うと楽ちんです。
でも、お稽古では手縫いなんです。)
さて、次の工程が ややこしい。
いま縫ったところは引っくり返して
逆サイドの端を
今度は裏地の縫い合わせた端から4cm入ったところで合わせて
端を縫い合わせます。
そして、ポケットの内側の縫い残していた部分から
引っくり返すと
あーら不思議「素襖袋」になります。
返し口を縫い合わせて
引っくり返したあと角をきっちりと出すと綺麗に見えます。
用意してくださっていたのは
裏地が鶯色、ポケット地が水色でした。
私は2色で仕上げたのですっきりした感じになりました。
来月もお稽古ありますが
出来上がったので
もう一つ作ります。
どんな配色で作ろうかと考えるのが楽しみです。
]]>8月と9月で数寄屋袋を作ることになってました。
数寄屋袋は出来上がりましたので
9月は「くるっと懐紙入れ」を作ることになっていました。
ブログで何度か紹介しています「くるっと懐紙入れ」です。
表地に綿、裏地に合繊を用意してくださってましたが
せっかくですから持っていていた正絹の生地で縫うことにしました。
わがままで、すみません。
帯地の生地なので、ちょっと硬いめ 大きさは33cmの正方形で作りました。
しばらくぶりに作るので
作り方を忘れてます。💦
ブログで確認しながら縫いました。
開くと こんな感じです。
懐紙入れというよりは生地がしっかりとしてて、数寄屋袋に近い感じです。
バックインバッグに使いやすいかも知れません。
しばらく縫ってないと縫い方を忘れるもんですね。
時々、縫わねば。
]]>夜の散歩で賀茂川から眺めました。
そういえば、ばたばたと忙しい一日で
月見団子も食べてません。
今日は朝一番に
サツマイモを茹でて
三温糖とお塩を少々入れまして
サツマイモ餡で月見団子を作りました。
すっきり晴れた賀茂川へ
赤と白の彼岸花が咲いてます。
ベンチに茶道具並べまして、
朝日を浴びながら一服。
残りは巾着にして3時に家族でいただきました。
ご馳走さんでした。
]]>「祇園するがや下里」さんが8月4日に再オープンされたと聞いてました。
実は、こちらの「祇園豆平糖」が キクさんの好物でした。
秋のお彼岸にお供えしようと思い伺ってきました。
祇園界隈は人も多くって にぎやかです。
【祇園するがや下里】
住所 京都市東山区祇園末吉町
営業時間 11:00〜18:00
定休日 水曜日
するがや祇園下里/京都市登録有形文化財下里家住宅(@gion.shimosato) • Instagram写真と動画
店構えは昔と一緒ですが品ぞろえに変化がみられます。
ぜんざい、ひやしあめって前にはなかったような・・・
というか、前からある
「祇園豆平糖」も「大つつ」も 空っぽ!!
〜あれ!飴! これありませんか? と指さしながら聞くと
〜一つだけ残ってますねん 一つでよろしいか
とりあえず、一つあれば嬉しいです。
奥から持ってきて下さって袋へ入れてくれはりました。
テイクアウトも出来るようになってました。
メニュー ひやしあめ、ひやしあめソーダ、ひやしあめアイスクリーム
〜暑おすやろ 冷たいひやしあめ 飲んでいっておくれやす と
紙コップに入った ひやしあめ をご馳走になりました。
ほんまに暑かったので美味しかったです。
家に帰って袋の中を確認したら
「大つつ」が一つ入ってました。
私は「祇園豆平糖」を指さしたつもりでしたが
どちらも空っぽで同じ場所だったので
残っていたのが「大つつ」だったのに
二人の会話はうまい具合に帳尻が合ってました。
「大つつ」110g 1,188円
袋もお洒落になってました。
ちなみに、「祇園豆平糖」100g 1,188円で値段が同じです。
「大つつ」も美味しいんですが
キクさん、ごめんなさい
次は「豆平糖」買ってきますね。
]]>京都市役所本庁舎で催されました「御池茶会」に出掛けて来ました。
京都への文化庁移転をきっかけに生活文化を振興する事業の一環として行われた
大学の茶道部に所属する学生を席主とした茶会です。
webで応募して、当選のメールが送られてきて
茶券もwebチケットという初めての体験でした。
地下鉄の御池駅から地下通路を通って市役所へ
エントランスには茶道具が展示されていました。
この通路を歩くのも初めてでした。
入り口でwebチケットを見せて、使用済みをクリックします。
まず、受付を済ませてホッとしました。
1階にエスカレーターで上ると、入り口にお花が生けられていました。
テーマ「秋襲」 笹岡隆甫
花器(青磁) 諏訪蘇山
敷板(漆)
1階の待合で待っていますと4階のお席へとご案内がありました。
入り口の反対側には階段があり、ステンドガラスが迎えてくれます。
いざ、4階へ。
階段を上がってすぐのところに「正庁の間」がありました。
「御池茶会」ではお席が二つ設けられていて
私はこの「正庁の間」のお席です。
同じく4階に「茶室」もありまして、
そちらのお席の方は左奥へと進んで行かれました。
4階にもお花が生けられていました。
こちらは池坊専好さんが生けられています。
10分前にお席へ案内してくださいました。
残念ながら、お席でのカメラはNGなので写真はありません。
担当してくださったのは
佛教大学と京都外国語大学の茶道部のみなさん(裏千家)でした。
学生さんたち なんだか初々しい感じです。
初心者も楽しめると書かれていましたとおり、
半東さんがお菓子の食べ方、お茶の飲み方も教えて下さりました。
和やかなお席でした。
「正庁の間」は式典を行うための部屋ということで舞台もあり りっぱなお部屋です。
御園棚で立礼のお点前
お席で写真が撮れなかったの
主菓子を持って出てパチリ。
栗餡のきんとん「秋の日」
御製 鎰良光
中は漉し餡です。
薄茶
詰め 祇園辻利 坐忘斎好み「長久の白」
主茶碗 大樋焼(十代)
茶碗 萩焼
茶杓 坐忘斎 銘「虫の音」
水指 清水焼
蓋置 夜学 蘇山
軸(末広)坐忘斎「松風隔世塵」(しょうふうよじんをへだつ)
市役所は159億円をかけて改修されました。
茶室や正庁の間にステンドガラス、
そして、この塗のエレベーターの扉など多額の税金の無駄使いではと
さんざんニュースでも取り上げられたものです。
せっかく多額の税金が投入されたのですから
これからも、イベントなどに利用してくだされば
ぜひ、参加したいと思うのでした。
おおきに。
]]>
秋号は女優の菅野美穂さんが表紙です。
まずは、
P206〜P207です。
「創刊70周年記念 美しいキモノを作る注目メーカー」で
「織文意匠鈴木」を紹介いただいてます。
P206
1. 唐衣錦 牡丹唐草文様
2. 唐衣錦 唐花献上文様
3. 唐衣錦 蒔絵菊華流水模様
4. 唐織 早雲寺宝相文様
P207
きもの お召 地紋 トプカピ文様
袋帯 唐衣錦 花葡萄唐草文様
他にも
P33
「秋のお出掛けきもの」
「旅」きもののコーディネート術 2泊3日旅きもの
E 袋帯、白地に紫色をアクセントにきかせた源氏香文の袋帯
1日目の夜ディナー
飛び柄の小紋に 袋帯 水衣錦「源氏香文」
P127
「更紗の系譜」
左下
?3 平絹錦 更紗近東文様
どうぞ、ページをめくって
お楽しみください。
]]>
表紙は女優の檀れいさんです。
特集
「品格と花やぎの主役きもの」
part2 主役のきものへと格上げするブラッシュアップ術
P36
パールとダイヤモンド
グレーの無地に合わせていただきました。
唐織 宝相彩華文様
きものの地色と同じトーンの帯ですが
紋様のコバルトブルーと帯締めが効いていてシックな着こなしです。
ぜひ、ページをめくって見てください。
]]>こちらは、建仁寺さんの四頭茶会などでお料理を担当されています。
もちろん、法事などでお料理をお願いすることができます。
まだまだ、京都には仕出し屋さんがあります。
そんな、「矢尾治」さんがネットで
精進の「レーズンサンド」を販売されています。
バターも卵も一切の添加物も使わず、
有機栽培のカシューナッツ、レーズン、豆乳で作られてる
「精進京果 レーズンサンド」です。
食べてみたいなぁと思いました。
【矢尾治】
住所 : 京都市下京区高辻堀川町358
矢尾治(やおじ)|創業明治元年、京都の仕出し精進料理 (yaoji-kyoto.com)
今のところ、
毎月25日13時から来月分がネットで注文できます。
7月25日に注文したものが届きました。
ひと月ほど前に注文してまして、
18時以降受け取りにしていたのですが急に用事が入ってしまいました。
サイトからその旨を伝えて
午前中配送に変更していただきました。
そのときの対応もきっちりされていました。
「精進京果 レーズンサンド」 1箱(9個入) 3,500円(税込)
箱が思っていたより小さいです。
ちょっと、定規と一緒に撮影してみました。
精進京果
「植物性の食材だけで、心身に美味しく。」
材料:有機カシューナッツ・ココナッツオイル・太白胡麻油、アーモンドプードル
有機豆乳・豆乳ヨーグルト・米粉・きび砂糖・白味噌・有機レーズン・ラム酒・塩
包みを開けて器にのせました。
レーズン、一つに1個って感じです。
さて、実食。
なかなか濃厚で美味しいです。
カシューナッツの香ばしさに豆乳と白味噌なのか濃いです。
1個で満足しました。
抹茶、緑茶、紅茶にも合います。
私は珈琲アレルギーで飲めませんが・・・
珈琲にも合うとの意見をいただきました。
冷凍で届くので
しっかりと解凍するときと半解凍、解凍してすぐ などで
食感が変わります。
好みの食感をみつけて楽しむのも良いかも知れません。
]]>
伊と幸さんの「帯あげ友禅体験」で色を刺しました帯揚げが8月26日に届きました。
パッケージを開けるときはドキドキ
う〜ん、確かに私が色を刺した帯揚げです。
よーく見るとはみ出してるなぁなどと思いながらも
着付けるときには、この七宝文様はほぼ見えませんから安心して着用できます。
小豆色の帯に合わせても ええなぁ・・・
いやいや、いつまでも暑いでしょうから
爽やかな感じで涼しげにコーディネートしても ええなぁ・・・
帯枕に帯揚げを包むので脇で少し私が刺した色が見えるでしょう。
ちらっと見えるのもお洒落かも、
しかも、自分が色を刺したんですから嬉しいです。
濃い色から薄い色、何色もあった中から
地色に染めていただいたブルーグレー素敵な色で
袷の季節が待ち遠しいです。
]]>
例年通り、西賀茂の「大船院 西方寺」さんで護摩木を書きました。
そして、16日 最初の点火「大文字」が
20時点火ですので、10分ほど前に自宅を出て賀茂川へと歩きます。
上賀茂橋を目指します。
たくさんの方が歩かれてました。
到着したら、ちょうど「大文字」に灯が入ったところでした。
上賀茂橋から遠いので
ずいぶん向こうに見えました。
橋の上からは南側に「大文字」が北側に「船形」が見えます。
そうこうしていると、
「船形」に灯が入り始めました。
写真では何か所か灯りが途切れていますが、
それは賀茂川土手の植木が邪魔しているからです。
「送り火」でお盆に返ってきたお精霊さんをあの世へ送り届けます。
]]>
誠に勝手ではございますが
弊社の夏季休暇を下記のとおりとさせていただきます。
2023年8月11日(金)〜8月16日(水)
8月17日(木)から通常営業を予定しております。
よろしくお願い致します。
]]>また、7号が発生して日本列島へと向かっているそうですから心配です。
みなさまもお気を付けください。
とりあえず、私は甘い美味しいもんを食べて蒸し暑さを乗り切ります。
店から、けっこうお近くにあるので
納品などで出掛ける時も
前を通ります。
でも、たいがい
〜本日、予約分だけになります〜と店の入り口に張り紙があります。
先日、通ったら
張り紙がありません。
ラッキー!
お店に入って「水ようかん」を買いました。
「水ようかん」 1本 780円 要冷蔵
こちらはお日持ち 3日間
さらっとした口当たり
あっさりと美味しいです。
4つに切っていただきました。
生菓子も残っていたので買っちゃいます。
残っていたのは3種類 すべて 1個 432円
生菓子はもちろん、お日持ち当日です。
なでしこ 淡雪羹製
緑陰 羹天製
波の華 黒糖羹製
3個とも 中は 漉し餡 です。
こんなに暑い日が続くと寒天や葛を使ったお菓子が食べたくなりますね。
ご馳走さんでした。
]]>袋物のお稽古、もちろん
エアコンで快適な室温でもはかどります。
今月は「数寄屋袋」を作りました。
今までも作っていますから
1日で仕上げることができるので楽しく縫えます。
まずは、しっかりと
型紙を作って、印を付けます。
裏地に石州紙を糊で貼るのが けっこう難しいです。
そして、裏地と表地も貼り付け作業になります。
糊を手でしっかりと塗るのですが
そのあと、手に付いた糊を取ってから作業に戻らねばなりません。
ちょっと渋めの「鶴ヶ岡間道」
裏地はきれいな色のはグリーン地
涼しくなった秋に使い始めようかなぁと思っています。
来月は懐紙入れを作ります。
楽しみです。
]]>ちょっと寂しいです。
八坂神社さんでは茅野輪くぐりが行われているのですが
なかなか伺うことが出来ません。
来年は巡行も茅野輪くぐりも平日・・・
行けるといいなぁと願っておきます。
祇園祭中のお休みに
街中でランチしてきました。
「京都八百一本館」の 2階にある「きょうのおかず」さんです。
【きょうのおかず】
住所 : 京都市中京区三文字町220
営業時間: ランチ 11:00〜15:30(L.O15:00)
ディナー17:00〜21:00(L.O20:30)
定休日 : 火曜日
電話番号: 075-223-2370
きょうのおかず | 京都八百一本館 (kyotoyaoichihonkan.com)
何にしようかなぁ と迷いましたが
こちらにしました。
10食限定
今日のおかず盛り合わせ昼ごはん
9種のおばんざい盛り合わせ
ごはん または 味つけごはん
味つけごはんは小豆ごはん
お吸い物、おつけもの
くだもの
¥ 1,750
一緒に行った方は こちらにされました。
数量限定 きょうのこだわりお昼ごはん
¥ 1,980
ヒレカツと豚ロールカツ梅しそ風味 サラダ付添え
ごはん または 味つけごはん
こちらは白ごはんでがっつり
お吸い物、おつけもの
くだもの
どちらも、お野菜が たくさん摂れます。
ご飯と汁物はお替わりもOKだそうです。
日替わりメニューもあり楽しめそうです。
ご馳走さんでした。
]]>平日ですから、
仕事してまして巡行は観られませんでした。
私は22日の後祭 宵々山に新町通辺りを散策してきました。
「大船鉾」
ほとんどの鉾や山の粽は売り切れでしたが
「大船鉾」さんでは可愛らしい女の子たちが粽を売ってはりました。
〜一つ、くださいな〜と声をかけると
みんなが笑顔になって厄除けの粽を手渡してくれました。
こちらまで嬉しくなれます。
新町通を北へと上がって行きます。
「南観音山」
「北観音山」
「北観音山」さんより上に歩いていくと「八幡山」があるのですが
この辺りは 屏風を見せていただけるお家が多いです。
「祇園祭」は「屏風祭」ともいわれ
山鉾町にある商家や旧家が
それぞれ所蔵されている屏風などを表の間に飾ります。
「祇園祭」を支える町衆の見せ所でもあり、
一般の方も家宝を観せていただける機会になります。
屏風も緞通も素晴らしいです。
なかなかの人出でしたが
前祭よりも人出も少なく、夜店も出ていませんから
観て歩くのは後祭がお勧めですね。
写真を忘れましたが
三条通の「鷹山」さんも観て帰りました。
不思議なことに
どちらでも、ちょうど お囃子中で風情がありました。
]]>
御池通烏丸西入にある「株式会社 伊と幸」さんでの
「帯あげ友禅体験と祇園祭観覧」で過ごさせていただきました。
【株式会社 伊と幸】
住所 : 京都市中京区御池通室町東入竜池町448−2
会社概要 - 伊と幸 ITOKO | 絹の白生地メーカー (kimono-itoko.co.jp)
こちらのお店は1031年創業の和装白生地屋さんです。
消費者向けに体験教室などもされています。
私が参加させていただいたのは
「帯あげ友禅体験と祇園祭観覧」というもので
実は「美しいキモノ」のプレゼント企画で当選されていた方が参加出来なくなり
ほんの5日前に繰り上げ当選で参加されませんかとお電話いただきました。
京都に住んでいるのが功を奏したのでしょうか
ご縁をいただきました。
10時に集合しました。
説明を受けて帯揚げに糊臥せしてある文様に色をさしてゆきます。
私は七宝文様に色をさします。
地色をブルーグレーにして
ブルー系でまとめようと頭の中で想像しながら色を決めていきました。
んー、悩みます。
地色を染めて、出来上がりは
しばらくしてから郵送して下さる手はずです。
楽しみに届くのを待ちましょう。
色さしに没頭していますと
祇園囃子が聞こえてきました。
先頭の長刀鉾です。
炎天下のアスファルトは暑いでしょうが
涼しいビルの4階から巡行を観られます。
御池通の観覧席、北側はまともに陽が当たっています。
南側はビルの陰になるので
少しはましそうでした。
時間が経つと北側のお客様はどんどん居なくなられていました。
当日は37.7℃まで気温が上がってましたから
仕方ないですよね。
鉾が通り過ぎると
席へ戻って帯あげに色をさし、
次の鉾や山が来ると窓から観覧するという具合です。
「函谷鉾」
「鶏鉾」
4階ですから
まっすぐの目線だと真木(しんぎ)の辺りになります。
ちょっと巡行を見下ろす感じです。
だから、屋根方さんたちの様子がよく見えます。
「蟷螂山」だと蟷螂の動きがよく見えて楽しめました。
巡行の後半に入り、
全員が帯あげを仕上げたころに
「伊と幸」さんのご厚意でお昼ご飯を頂きました。
なんと、「ひさご寿し」さんのちらし寿しと箱寿しです。
そして、食後には
「本家尾張屋」さんの そば餅まで出して頂きました。
お腹がいっぱいですねと言いながら
皆さん完食されていました。(笑)
久しぶりにいただきました。
素朴な感じですが美味しくってお茶と合いますね。
お昼ご飯を頂きながらの巡行観覧、
ほんとうに贅沢なひと時です。
ちょうど、「伊と幸」さんの前で「放下鉾」が止まりました。
これから帰って行く新町通は細くって「鉾」が行き違えることができません。
それで、新町通に入る前に
南に町内がある鉾が先に行くのです。
まずは、「岩戸山」が追い越して
そのあとに、「船鉾」が抜かしていきました。
この、「船鉾」が通り過ぎると巡行が最後です。
暑い中でしたから、涼しい日陰を求めて
あっという間に
御池通りの観覧席から人が移動していかれました。
私はビルから出ることはありませんでしたが、
新町通まで辻回しを観に行かれた方もいらっしゃいました。
暑い中でしょうが、冷房が効いた部屋に戻って来られるのですから ええですよね。
市役所前に40万円の観覧席をつくり販売されたのがニュースになっていました。
そのことを思うと
なんて良心的な企画でしょう。
37℃超えの暑さの中「祇園祭巡行」を楽しませんていただきました。
ほんまに、おおきに。
※届いた帯あげはこちら
]]>1年に1日しか販売されない「行者餅」を食べることが出来ませんでした。
数日前に、お店に電話で確認したところ
今年は販売されるとのこと
嬉しいです。
ということで、16日の朝は早起きをして
行って来ました。
明け方から雨が降っていましたが
お店につく頃には雨が上がり西の空にうっすらと虹が出ていました。
【柏屋光貞】
住所 : 京都市東山区安井毘沙門町33−2
柏屋光貞(@kashiwamitu1806) • Instagram写真と動画
今年は3番目に並びました。
お店が開く8時半まで2時間半あるので
ゆっくりと待ちます。
東山通の東側は日陰になりますし、
明け方の雨で例年より暑さがましのような気がしました。
8時25分くらいに暖簾が掛かり
お店が開きました。
いつものように、3個入り、5個入り、10個入りが包装して用意されています。
3番目でしたので
お支払いもして店を出たのは8時35分。
ひと仕事終えて帰ります。
私が帰るころには
祇園安井の交差点から東へと行列が曲がって
ずーっと先まで長ーくなっていました。
安井から東は朝日もまともに当たって暑かっただろうと思います。
やっぱり、白味噌餡と山椒の組み合わせは美味しいです。
今年は食べられて良かったです。
4500個用意してらしたそうですが
11時過ぎには完売だったそうで、並んでいても買えない方があったそうです。
お店の前には
〜お陰様で行者餅は完売しました
来年はご縁がありますように〜 と張り紙がされたそうです。
昨年、販売されなかったから
例年よりも多くの方が並ばれたのでしょうか。
来年は作る量を増やして頑張られるそうです。
ご馳走さんでした。
]]>船鉾にいる同級生に届け物があって
新町通を仏光寺から北へと歩きました。
すごーい人です。
船鉾ではちょうどお囃子中。
風情があって、よろしおすなぁ。
ただ、暑さと人出の多さには驚きます。
夕方6時からは歩く人も新町通は北行き一方通行になるので
それまでに用事をすませました。
]]>駒形提灯に灯が入る13日
さっそく、祇園祭の雰囲気を味わいに
仕事が終わってから出掛けました。
が、しかし
四条に着いたら激しく雨が降っていました。
それでも、
お茶券を持ってましたので
雨が降る中、「菊水鉾」さんのお席へ。
私が持っていますのは前売券です。
当日券は2,000円で販売されてました。
2階のお席へと上がります。
前のお席あいてますからどうぞーと声をかけていただいて座りました。
並ばずに、スムーズにお席へ入れました。
じゃじゃ降りの雨なので空いているかと思いましたが
なかなかどうして、満員です。
お席に座って
お点前を見ていますと
お菓子とお茶が運ばれて来ました。
いつものように、
亀廣永さんの「したたり」がお菓子です。
黒糖の香りがして美味しいです。
夏らしい平茶碗で一服いただきました。
ご馳走さんです。
帰ろうと席を立つと
入口には、席を待つ行列が出来ていました。
雨が降っていても
どなたでも気軽に入れる椅子席ですし人気がありますね。
16日まで釜が掛かりますのでお出掛けください。
(14日正午から9時、15日午後1時から9時、16日正午から9時)
あまりの雨に
鉾町を歩くのも断念して
早々に帰路につきました。
追記:今年は三連休だったからでしょうか
14日・15日・16日に行った友人たちは長蛇の列にお席に入るのをあきらめて
お皿と「したたり」を茶券と引き換えてきたそうです。(2023.7.17)
]]>
今日も猛暑日予報の京都です。
先週の土曜に蝉の声が少ししていましたが
今朝は声が多くなって来てました。
蝉の抜け殻も目につきます。
近畿地方は来週には梅雨明けするとの予報です。
さて、昨日の袋物のお稽古で茶碗の仕覆を仕上げてきました。
綿をいただき、星留めで留めていきました。
何度か、茶碗に着せて絞って
器に沿わせていきます。
ええ感じと思っていたのに、緒を付けて結んでみると
あー、丈がちょっと長かったです。
残念、つがりを解いて緒を付けなおしました。
完成です。
こんなに紅い可愛らしい裂地で仕覆を縫ったのは初めてです。
どちらかというと地味好みですが
紅いのも ええもんです。
]]>UPし忘れておりました。
6月と7月の2か月で「茶碗の仕覆」を縫っています。
そして、今日が2回目の7月のお稽古です。
今回は丹波焼 信水さんの黄伊羅保の仕覆を縫っています。
サイズを測ると
思っていたより大きかったです。
んーっ、用意してくださってた生地がぎりぎりでした。
柄合わせを考えて四苦八苦、なんとか正面が合いました。
型紙取って、
裏地に底を縫い付けたところで
6月のお稽古は時間となりました。
ということで、
家で表地に底を縫い付けておきます。
そして、裏地と表地の底を糊でひっつけるところまでやっておきました。
もう少し、家でやっておきたいのですが
綿と緒は今日のお稽古でいただくことになっています。
上手く仕上がるように頑張ります
忙しくってバタバタしてましたが、
ご近所の紫竹 鳴海餅 さんの水無月を
無病息災を願っていただきました。
梅雨で雨が降ったり止んだりの嫌ーなお天気で、
しかも、忙しかったのですが
美味しい水無月をいただき
ほっこりとしました。
棚卸に行って来ました。
さて、駐車場に戻って帰ろうかなぁと思いながら
ヤマボウシの木を見上げると
白い泡の塊が見えました。
ずいぶんと高いところなので
私のスマホでは小さくしか写すことが出来ませんでした。
中央、少し右の辺りに白い泡が写ってます。
モリアオガエルは木の上に住むカエルで
卵を高い木の上に産むことが知られています。
小学生だった頃に
苔寺と呼ばれている「西芳寺」さんのお庭でモリアオガエルの卵が孵って
池へオタマジャクシが落ちていくのを見た記憶がよみがえりました。
おそらくモリアオガエルの卵だと思うのですが、
実は卵のある木の下に池がなく
車が走る道なんです。
少し前に雨が続いていた時に道に大きな水溜まりが出来ていたのかも知れません。
このまま、孵化したらオタマジャクシは道に落ちて育つことが出来ないのでは・・・。
卵の位置は高くて、人間の手が届くようなところでないので、
私にはどうすることも出来ません。
雨の日に孵化すれば、雨と一緒に水路に流れて助かるのかも。
自然だけがモリアオガエルの卵の行く末を知ってるんでしょう。
明日は雨がけっこう降るようです。
どうか、上手くいきますように。
]]>
暑いです。
今朝の散歩で「木槿」が咲いていました。
「木槿」を見ると夏を感じます。
そして、もうすぐ祇園祭やなぁと思うのです。
わくわく。
]]>5月の袋物のお稽古は「志野袋」を作りました。
今回は、裂地が置いてあって
自分で配色を考えて選べました。
みなさん、あーでもない こーでもない と悩んでられました。
私は、緒を朱色にしようと考えていたので
意外とすんなりと裂地が選べました。
お稽古中に緒をつがる ところまで出来ました。
そのあと、家で仕上げるつもりでしたが
ちょっと忙しくって手をつけるのが遅くなってしまいました。
学生時代のレポート提出がぎりぎりでないと手が付けられなかったの思い出します。
なにせ、明日 1日が 6月のお稽古日です。
緒をつがって、サイドを綴じて、打ち留めをして
出来上がりです。
朱色の緒なので紺地の裂地を使い地味目に
でも、裏に紅い裂地を使ってて、裏向けると可愛らしいのがポイントです。
香道では もう一回り大きな「志野袋」を使います。
ぜひ、大きな香道用もつくってみたいと思いました。
]]>
日曜が21日でしたので
「東寺」さんに出掛けてきました。
ええ天気で気温は30度超え
多くの人でにぎわっておりました。
かき氷の屋台が大盛況でした。
いろいろと見て回りました。
古道具や植木といっぱい見ましたが
買ったのは バジルの苗 一つ 150円。
夏には バジルソースが出来るくらいに育ちますように。
]]>天候不良のため16日に順延されましたが
午後2時ごろに、雨がじゃあーじゃーと音をたてて降ってました。
やはり、順延になっても仕方なかったですね。
「京菓匠 長生堂」さんでは
葵祭の日にだけ販売される上用饅頭があります。
「もち葵上用」です。
こちらは、順延されることなく今日に販売されました。
【京菓匠 長生堂】
住所 :京都市左京区下鴨上川原町22-1(京都府立植物園前)
うーん、
表には「葵上用」、ラベルには「葵薯蕷饅頭」と書かれています。
ちなみに、Facebookでは「もち葵上用」となってます。
「葵上用」 1個
焼き印が葵です。
そして、中の餡子が葵の葉のように きれいな黄緑色です。
上用の皮ももっちり山芋感がして美味しいです。
実は、去年の葵祭の日に
娘がお茶のお稽古で出していただきました。
食べたことなかった私は今年は食べようと思ってたんです。
「青葉の桜餅」「もち葵上用」など一日限定で販売される生菓子、
いろいろと楽しめる季節のお味です。
ご馳走さんでした。
明日は晴れて「路頭の儀」が無事に行われますように。
]]>春のお祭りも多く行われています。
ちなみに、本日 4年ぶりの開催が予定されていた葵祭の行列「路頭の儀」は、
天候不良のため16日に順延されました。
今年は平日ですので観に行けないので残念です。
昨日は今宮神社さんの今宮祭還幸祭でした。
食いしん坊の私は
前日の5月13日に 「御菓子司 塩芳軒」さんに伺いました。
【御菓子司 塩芳軒】
住所 : 京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
京都・西陣の御菓子司「塩芳軒」 (kyogashi.com)
実は、今宮祭還幸祭の前日
年に一日だけ その年の桜の青葉を使った「桜餅」が販売されます。
朝に買いに行きましたら
喫茶もされていたので 「桜餅」とお茶を一服いただきました。
お茶は抹茶、煎茶、冷たい煎茶から選べます。
お1人 1,300円
抹茶を選びました。
私のお席が格子戸の前でしたので光が差し込み格子の影が写ってます。
青葉の桜餅とお干菓子が二つ
ほんとうに つやつやした青葉です。
白い道明寺が映えます。
干菓子の一つは州浜でした。
作りたてなんでしょう 柔らかくって美味しかったです。
干菓子も、さすが「塩芳軒」さんの美味しいさです。
青葉の桜餅 1個 432円(税込)
もちろん、お家に買って帰って
みんなでもいただきました。
ご馳走さんでした。
]]>私は、お休みの晴れの日を利用して衣替えを進行中です。
でも、京都は明日から雨の予報です。
今日は「こどもの日」です。
おやつは「かぎ甚」さんの「五色ちまき」。
【御菓子司 かぎ甚】
住所 : 京都市東山区大和大路通四条下る小松町140
定休日 : 水曜日
1月の初ゑびす のときに「ゑびす焼」を売ってらして
お参りに行くと買いたくなってしまいます。
でも、この頃は行列になってたりして買いそびれることも・・・。
そういえば、以前は「鍵甚良房」さんでした。
いや、看板は今も「鍵甚良房」なんですが
ホームページなどで「かぎ甚」と平仮名を使われてて、
親しみやすい感じになりました。
さて、こちらが「五色ちまき」です。
5月3,4,5日の3日間限定 1束 2,800円
見ためは 普通の「粽」です。
笹の葉をほどいてみると中身が5種類!!
五色の味があって楽しいなぁ。
右から
大島:黒糖味
羊羹:葛羊羹
餡 :白餡入り ういろう
紅白:しんこ
水仙:吉野本葛
うん〜、味が違うので全部種類 食べちゃくなってしまいます。
3つに切り分けてシェアしました。
気温25℃越えが続いてるせいか 吉野本葛製と葛羊羹製 が美味しいかったです。
笹に包んでしまうと、違いが分からないので
五種類の粽を一つにするの気を遣うでしょうね。
ほんと、
ご馳走さんでした。
]]>「甲部歌舞練場」が大改修を終えました。
南座や春秋座で公演されてました「都をどり」が久しぶりにが歌舞練場に戻ってきました。
今年も「京かつら今西」さんにチケットをいただきました。
いつも、ありがとうございます。
祇園甲部歌舞練場新開場記念「新華舞台祇園繁栄」を観に行かせていただきました。
とっても良いお天気でお庭も気持ちよかったです。
舞台の前にお抹茶を一服。
芸妓さんが立礼で点てて、舞妓さんがお運びされますが
撮影は禁止です。
2016年の春に歌舞練場で公演があった時は
自分のお席からは撮影OKだったんですが残念です。
お菓子は とらや さんの 薯蕷製「春の日和」
劇場内に入りましたが
見ただけでは大改修が行われたことは分かりません。
既存の木造の骨組みを解体せずに鉄骨フレームを取り付けて耐震補強されたそうです。
残念ながら舞台も
もちろん、撮影禁止です。
でも、とっても華やかで美しいかったです。
北側にあった祇園女子技芸学校も解体され、
本館劇場と一体となる形で北東側に新築されました。
また、正門を入って すぐ左、弥生会館だったところには
帝国ホテルを建設中です。
こちらでも、弥生会館の一部を保存した形で
新しくホテルになるそうです。
2026年春に開業予定、楽しみです。
祇園も少しづつ変わっていきますね。
]]>交通公園の近くに「仁修楼」という中華料理店がございます。
【仁修樓 広東料理】
住所 : 京都市北区紫竹北栗栖町2-12
なかなか予約がとれないお店ですが
素敵なご縁がありまして
伺って来ました。
カウンター8席だけのお店で、
以前は個室もあったそうですが
今はご主人の目の届くカウンター席だけになりました。
テーブルセッティングがはなやかです。
中央の蓮の花は大根で作られています。
食べられますが、食べずに
お料理を楽しんでくださいと言われました。
メニューが中国語で書かれていました。
烏骨鶏と衣笠茸のスープ
熱々、ふうふう しても
なかなかいただけません。
調味料は一切使われていないそうですが
美味しい!!
衣笠茸の歯ごたえも最高です。
前菜盛り合わせ
中央 クラゲ
右回り 野菜の甘酢 蒸し鶏 牛脛肉 筍 猪肉シュウマイ ピーカンナッツ 帆立のフリット
いろいろ食べられて楽しいです。
赤海老・筍・アスパラガス炒め物
海老がぷりぷり、筍の歯ごたえがアクセントに。
上湯スープ 毛蟹餃子
まず、上湯スープを味わい
餃子を割ると中から毛蟹たっぷりの餡が出てきて
毛蟹スープになり味変で二度美味しいです。
熱々を食べ始めてから写真撮るのを忘れていたことに
気づきました。💦
広東式ロースト 地鶏と豚バラ
皮目がカリっと焼けています。
豚バラは真っ黒に焦げてましたが
包丁で焦げを落とされてお皿に。
こんなにカリカリなお料理は食べたことがない と断言できます。
カリカリと硬い皮にジューシーな豚バラ
美味しいの一言です。
ふかひれの姿煮
ピントボケてました。(反省)
大きなフカヒレの上に黄韮、モヤシ、金華ハムがのってます。
フカヒレの歯ごたえを堪能しながら
このスープが美味しいのでした。
猪の干し肉と筍の炒飯
干し肉を戻して炒めて作るなんて発想ないです。
噛めば噛むほど旨味が出てくる感じです。
そして、大きめに切った筍の食感が合います。
デザート
温かい吉野葛の杏仁豆腐
林檎と苺添え
鯉の形をしていて尾びれが ゆらゆら揺れてます。
少しもっちりした温かい杏仁豆腐、初体験でした。
焼きたてのエッグタルト
どうやって食べればよいのか迷います。
焼きたてで柔らかいんです。
と言ってフォークで切りにくいので
手で摘まむと柔らかくって落としてしまいそうですが
口を近づけてパクリ。
カスタードの香りよし、お腹がいっぱいになってるはずなのに
最後まで美味しくいただきました。
年内、予約でいっぱいらしく
来年度の予約の仕方を検討中とのこと。
ほんまに、伺えて幸運でした。
素敵なご縁に感謝です。
ご馳走さんでした。
]]>「野点用の籠」にお道具を入れて賀茂川へ行って来ました。
寒くなってしまって
お外でお茶をいただく機会をなくしておりました。
桜の時期は人が多すぎましたので
人も少なくなりベンチでお道具が広げられるころかなぁと出掛けたのです。
私が作った籠は自転車の後ろ籠にピッタリのサイズなんです。
自転車で走っていますと
まだ、桜の花も残ってましたしタンポポも咲いてます。
この桜が見える場所に、ちょうどベンチがありました。
籠の中からお道具を出します。
道具を出していると上から花が落ちてきます。
お菓子は到来物の「あわじいちじくチョコ」です。
長手長栄堂さんの淡路島銘菓、
淡路島で太陽を浴びて育った「淡路島いちじく」を赤ワインと一緒に蜜漬けし、
セミドライにして、ベルギー産のチョコレートで包んであります。
桜のお干菓子は仁和寺さんの体験でお土産にいただいた 千本玉壽軒のものです。
小さな箱に入ったお菓子は籠に入れて持ち運びいただくのに便利です。
抹茶 銘 詰 丸山小山園
賀茂川を眺めながら一服、ええもんです。
八角建水を仕覆に包んで持っていてますが、
一服いただいた後に、茶碗を清めるために入れたお湯を
もったいないので
そのまま いただきました。
ほんのり抹茶の香りがするお白湯も美味しです。
朝の散歩は速足ですが
賀茂川で一服、
いやー、のんびりとした時間が過ごせました。
おおきに。
黄砂が飛来しています。
お外で一服するときは黄砂にはご注意くださいませ。
]]>850年になるそうです。
西本願寺さんと東本願寺さんで記念の法要やイベントが行われています。
お休みの日に東本願寺さんで行われている
伝統技術にふれるワークショップに参加してきました。
まずは、御影堂と阿弥陀堂をお参りしまして
会場の境内特設テント憩いのひろばへ。
私が参加したのは「錺金具づくり」です。
「錺金具」は大きなものは屋根に小さなものは仏壇などを飾るものなど
実用的でありながら装飾的でもあります。
ちなみに、本願寺さんの屋根も飾られています。
テント内には「錺金具」について実物を制作過程順に展示してあったりして
なかなか良かったのですが
森本錺金具製作所の社長さんのお許しが出なかったので画像はありません。
でも、自分が作られる物の画像にはOKが出ました。
金具を叩いて文様を浮きあがらせていきます。
「桜」の文様です。
下絵もきっちりと書いてありました。
最初に道具(鏨(たがね)・槌(つち))の使い方を教えてくださったので
左側の下絵なしもので練習しました。
どの鏨を使って文様を打ち出していくのか
ちゃんと書いてあります。
桜の中央の丸を打ち出すのに丸い鏨を使います。
最初に中央から始めました。
下絵に沿って打ち出すのが難しいです。
鏨を左手で持って、槌で鏨を叩くのですが左手がぶれそうです。
悪戦苦闘の末、打ち出せました。
下絵を洗い流してもらって完成です。
20分ほどで出来上がりました。
実際には「錺金具」は出来上がりに金箔を貼ったりして仕上げます。
やっぱり難しいですね。
打ち間違えても凹んでしまって直せないんですから
困ってしまいます。
職人さんに聞いたら
実際には多少は直せるらしいですが、
どうやって直すのでしょう。
直すのにも技術が要りますよね。
おかげさまで、ええ体験が出来ました。
おおきに。
]]>
千本ゑんま堂 引接寺さんの
「普賢象桜」が満開です。
【引接寺(千本ゑんま堂)】
住所 : 京都市上京区千本通蘆山寺上ル閻魔前町34
千本ゑんま堂 引接寺 (yenmado.blogspot.com)
昨日、行って来ました。
雨上がりの青空に映えます。
白い桜の花の中央から緑色の雄しべが2本、象の牙のように出ています。
普賢菩薩様は白い象に乗ってらっしゃいます。
その象にみたてて「普賢象桜」と呼ばれるようになったそうです。
境内の奥には紫式部の供養塔があります。
奥にある、
篁堂(たかむらどう)から何やら声が聞こえてました。
烏帽子インコの烏丸君が「普賢桜」について教えてくれはりました。
YouTubeでも配信されています。
4月8日から「ゑんま堂」さんで普賢桜の案内とライブを始められたそうです。
ギターで紫式部の和歌などを節をつけて歌ってくださるので
楽しく拝見しました。
そして、篁堂で抹茶が飲めるとのことで
一服いただきました。
お抹茶 500円
きれいな桜のお干菓子が付いてます。
篁堂からは「普賢象桜」がよく見えます。
抹茶をいただきながら、椅子に座ってお花見させていただきました。
「ゑんま堂」さんは人も少なめで
ゆっくりと桜が楽しめます。
奥の「普賢象桜」は8分咲きで
天候にもよりますが、
これから1週間から10日ほどは楽しめるそうです。
]]>
3月のお稽古で縫っていた「大の大津袋」を仕上げました。
底も付いてましたし
手の部分を縫って裏返せば出来上がりです。
ただ、縫う距離が長いので
けっこう時間がかかってしまいました。
先日、仁和寺さんでいただいたお茶碗を入れて
へだて を敷いて棗を入れてみました。
建水を仕覆に入れて中に仕込んでみると
ええ感じです。
早めに仕上がったので
仁和寺さんでいただいた楠で作られた茶杓に仕覆を作ってみました。
平で幅広、茶箱用だから少し短めの茶杓です。
渋いめの青木間道で縫いました。
「大の大津袋」を仕上げているときに
先生が手提げの中に裂地をみつけて
早く仕上げて何か作ろうと思ってるんやねぇーと・・・
最初から先生にはバレてました。
間道や縞の裂地で真っ直ぐな茶杓の仕覆を縫うのは緊張します。
歪んで縫ったら、すぐに分かってしまいますからね。
建水、茶碗、棗を一緒にしてみました。
ほんとうは、
青木間道の紺色の部分を仕覆の表側になるように縫っているつもりでしたが
縫い上げると裏に出てしまいました。
反省です。
茶杓の仕覆は5cmもあれば縫えます。
まだ、裂地が残っているので
近いうちに もう一度、縫い直します。
]]>「織田有楽斎四百年遠忌記念 有楽流・三斎流合同茶会」に参加しました。
場所は祇園の建仁寺塔頭の正伝永源院さん
如庵写しの茶室で濃茶をいただく機会に恵まれました。
朝から雨がしっかりと降っていました。
まず、有楽斎のお墓に手を合わせまして受付へ。
待合の本堂から見える
雨に潤された苔が見事なお庭で癒されます。
こちらが、
数寄屋建築の第一人者中村昌生氏の監修のもと平成8年10月建てられた
犬山にある本歌と瓜二つの如庵写しの茶室です。
写真で分かりますが
躙口前の袖壁に円相の窓が開いています。
仁和寺の遼郭亭は四角い窓でしたし外観に凹凸がありました。
お茶席での写真はありませんが
雨降りで薄暗いお席では和蝋燭が焚かれて
なんとも風情のあるお席でした。
晴れていれば天窓が開けられて明るいのですがと話されていました。
前日の「遼郭亭」は壁が黒い錆壁でしたし、柱なども少し細めでしたので
同じ造りとはいえ 随分と印象が違います。
お菓子の写真だけお許しが出てぱちり
銘 らんまん 亀屋良永製
お席に入るとお道具も素晴らしい!
私は 志野暦手写 のお茶碗でいただきました。
手触りもよく
一人前づつの濃茶は点てるのが難しいのにお茶も美味しい!
でも、茶碗の裏にも何もなく・・・楽印が見当たりません。
清めてこられた茶碗の内側に
注連縄の絵と楽印がありました。
うん〜良いお席に入れて嬉しいです。
如庵席(濃茶席)
床 有楽斎消息 藤堂高虎宛 正伝院伝来
花入 尺八 ニ三作
香合 伽藍 了入作
釜 霰万代釜 与次郎
炉縁 細川侯爵家舊門扉造 義山和尚箱
水差 備前 正伝院伝来
茶入 信楽 細川護照作
茶碗 伝有楽斎手捻り赤茶碗 有楽斎作
替 青井戸 正伝院伝来
替 御本三島 正伝院伝来
替 唐津 細川護光作
替 志野暦手写 旦入作
供 有楽斎所持 大井戸 造一郎作
茶杓 初祖菩提 織田道八作
替 仙楽 古渡庵老師
建水 朝鮮響銅 正伝院伝来
蓋置 如庵柿焼 造一郎作
茶 如庵の郷 祇園都路里詰
菓子 らんまん 亀屋良長製
菓子器 縁高 正伝院寺什
水元 醒ヶ井の水をもって 亀屋良長提供
薄茶席待合
床 如庵図 鉄斎画
書院(薄茶席)
菓子 らんまん ゑびすふく福製
書院では明るい雰囲気で楽しくお薄をいただきました。
どちらのお席も お菓子の銘が「らんまん」になったというのが面白いですね。
2席を楽しませていただきました。
コロナ禍でしたから、久々のお茶席は ええもんです。
最後にいただいた精進料理のお弁当を持ち帰り、
自宅で ゆっくりと味わいました。
堀川通高辻の
精進料理矢尾治さんのお弁当
一の鉢 有楽豆腐
二の鉢 牛蒡胡麻和え、丸十レモン煮、ぴりコン
花菜、高野豆腐
三の鉢 聖護院大根味噌煮、小巻湯葉
蕨、桜麸、小松菜
四の鉢 笹巻麸、蓮根天麩羅
長芋あられ揚げ、酢取り茗荷
五の鉢 辛子酢味噌和合
利休麸
六の鉢 豆ご飯 香の物
お土産に正伝永源院の紋の入った懐紙と
京都文化博物館で開催される「大名茶人 織田有楽斎」特別展の割引券をいただきました。
この特別展には今日お使いになったお道具も並ぶということで楽しみです。
ほんとうに濃密な2日間でお茶を楽しませていただきました。
おおきに。
]]>
「食堂」で「和菓子作り」をしたあとに
仁和寺さんの御所庭園の拝観をさせていただきました。
ご案内付きなのでお話も楽しく
質問にも気軽に答えていただけて良かったです。
このところ、宸殿では竜王戦が行われていて、
中継のときの襖絵が素晴らしいと拝観に来られる方もあるそうです。
北庭から見上げると「飛濤亭」です。
光格天皇はお庭を通って茶室へと行かれたそうです。
「宸殿」は御所の紫宸殿と同様の檜皮葺、入母屋造。
襖絵や壁などの絵は全て原在泉(1849〜1916)の手によるもので
四季の風物をはじめ、牡丹・雁などが見事に描かれています。
残念ながら、「黒書院」は工事中で拝観できませんでした。
そろそろお昼なので「食堂」に戻ることに、
三友居さんのお昼ご飯をいただきました。
【三友居】
住所 : 京都市左京区北白川久保田町22-1
椀物
愛魚女の葛たたき
鶯菜と若芽
向付 鮪の造
お弁当上 赤貝と鳥貝ぬた
右 菜の花、飯蛸、海老、鯛の子、海老芋、筍、湯葉
左 出し巻き、生麩田楽、こごみ天ぷら、鯛の桜寿司、味噌漬、ハジカミなど
香の物 沢庵、菜の花、塩昆布
しっかりお料理が詰まってまして
生菓子やお抹茶をいただいたせいか お腹がいっぱいになりました。
ご馳走さんです。
ご馳走をいただいた後は
教学部長の橋本さんのご案内で境内拝観です。
通常は拝観できないところばかりを案内していただけました。
ソメイヨシノが満開でとても美しかったです。
「金堂」「経蔵」「五重塔」
こちらが、教学部長さんです。
お話も楽しくプライベート感満載でした。
仁和寺でたっぷりと時間を過ごしました。
大丸百貨店さん、
素敵な体験を ほんとうにありがとうございました。
]]>さて、「仁和寺で特別な体験」の続きです。
お茶室を拝見したあと「食堂」に移動しました。
拝観できるところや立入禁止と書かれた場所など
どこをどう歩いたのか良く分かりませんでしたが
蔵の入り口に到着。
扉を開けると
最新のキッチンと大きなテーブルのある「食堂」
なんと、床暖房です。
部屋には蹲もあります。
キッチンの隣にダイニング、
こちらで和菓子作り体験です。
教えてくださるのは千本玉壽軒さん。
まずは、銘「桜花」 練切製を作りました。
白とピンクの練切を合わせて
中央から外へと暈して桜の花の形に仕上げます。
最後に黄身餡の きんとん を少し中央にのせると出来上がりです。
餡の扱い方やヘラの使い方など丁寧に教えてくださるので
なんとか「桜花」が作れました。
それからもう一つ、御銘「春霞」 きんとん製 を作りました。
餡子を籐製の裏濃し器を通して きんとん を作ります。
きんとん の細かさによって目の細かさが違います。
一番細かいものは馬の毛をだそうです。
家では濃し器はステンレスしか使ってませんが、
籐にものは弾力性があって
気持ちよく濃せました。
お菓子作り中は
写真は撮れませんので出来上がりをパチリ。
丸くならず、縦長になっちゃいました。
教えてくださる職人さんは
とても簡単そうに作られるんですが
濃した きんとん を餡玉に引っ付けるのに苦労しました。
自分で作った和菓子で
お抹茶を一服いただきます。
形は微妙ですがお味は
美味しいです。
キッチンのほうから立礼のお道具が
コロコロと運ばれてきました。
下に車が取り付けられています。
一日前に大学を卒業されたばかりという
女性が点ててくださいました。
このあと、なぜか
話の流れで
私もお点前させていただくことに・・・
ほんま緊張しました。
そして、お土産に茶道具セットがもらえます。
家に帰って、すぐに
お茶をいただけるようにとのこと
至れり尽くせりです。
茶箱 箱勝
干菓子 千本玉壽軒
続きは「拝観とお昼ご飯」へ
]]>
今年は吉田神社さんの節分くじが当たりましたが
百貨店の大丸さんのキラポイントで
「世界遺産・仁和寺でマインドフルネスな体験 茶道体験」というのも当たりました!!
土曜日の朝からほぼ1日、
仁和寺さんで特別な体験をさせていただきに行って来ました。
集合は8時半に仁王門前。
まだ、遅咲きで有名な「御室桜」は咲いてはいませんでしたが
ぼちぼち蕾は膨らんでいました。
境内の染井吉野や しだれ桜は満開でした。
まず最初に重要文化財に指定されている
茶室「遼郭亭」でお薄を一服いただきました。
二畳半台目の茶室、
仁和寺の近くにあった尾形乾山の屋敷にあった尾形光琳好みの茶室を移築したものと伝えられています。
葺下し屋根の下に袖壁を付け、その中に躙口があります。
躙口から入らせていただきました。
茶室の壁は黒に近い錆壁、長い「すさ」が散らされるて部分があります。
(※「すさ」藁・麻の繊維を壁に塗り込み強度などをあげる)
全体の意匠は織田有楽斎好みの「如庵」写しです。
茶室内は撮影禁止なのかと思ってお聞きしましたら
ご自由に撮影くださいとのこと
驚きましたが嬉しいことです。
点前座の右横にある三角形の部分を「鱗板」といいます。
茶室に入るのに茶道口しかなく給仕も茶道口から出入りするために
「鱗板」を通ります。
三角形の「鱗板」に沿って斜めに壁があり
「鱗板」と斜めの壁を「有楽囲」と呼ぶのだそうです。
点前座には明かりが入るように窓があります。
床の軸「遼郭」
壁が黒く「すさ」が塗り込まれていることが良く分かります。
茶室の中は電気もなく、お天気も曇り
うす暗いのですが窓からの明かりで結構見えました。
昔も電気などなかったのですから
きっとこんな感じだったのでしょう。
干菓子 味噌合わせ 蕨 御製 末富
4人でお席入りして
お薄をいただき席を立とうとすると釜を持って水屋へ下げられました。
重要文化財ということで炉に火が入れられず
沸いた釜を掛けて、お席が終わると次のお席のためにIHで釜の湯を沸かすのだそうです。
次の方がお席に入られたので
もう一つの茶室を見せていただきに移動です。
雨あがりで飛び石が滑るので
下ばかり見ての移動となりました。
「飛濤亭」
第119代光格天皇遺愛の席と伝えられる四畳半台目の茅葺の茶室。
光格天皇と仁和寺第28世深仁法親王は異母兄弟だそうです。
飛濤亭は宸殿北庭の築山にあり、入母屋造・茅葺の屋根で覆われています。
光格天皇が出入りされたのですから躙口はなく障子二本立ての貴人口が設けられています。
そして、
茶室の外の壁には刀掛けがあります。
床の間は框を省いた踏込床で、
落掛も使わず袖壁を塗り回した洞床です。
貴人口の障子を明け放すと
明るく北庭から宸殿が望めます。
茶室の次は
南庭と北庭を観ながら食堂へ
芍薬も満開でした。
続きは「和菓子作り」で
]]>賀茂川の北山通より上の東岸
桜が満開です。