「古帛紗(ふくさ)」 いろいろ。

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    「古帛紗(ふくさ)」の注文を頂いて、
    お仕立てしていました。



    「古帛紗」は 裏千家のお茶のお席で使われます。
    お点前をするのに用いたり、
    お客さんが お茶を頂くときやお道具を拝見するときに用いるものです。



    着物を着ているときは
    帛紗・古帛紗・懐紙などを懐中するので、
    着物の襟から チラッと古帛紗の色が見えるので着物の色と合わせるのも お洒落です。



    袋物の先生がおっしゃるには

    「1本取りの なみ縫いで 仕立てるのは、
    簡単に解けて 1枚の裂地に 戻せるようにするためですよ。
    古帛紗、 1枚分で お茶入れのお仕覆 が縫えるような 大きさになってるんよ。」だそうです。






    4ミリの キセをもたせて、
    出来上がりの外を 縫っていきます。





    RIMG0810.JPG






    1周ぐるりと なみ縫いしていくんですが、
    4つの角は 細かく目で縫って縫い目を少し外側へカーブさせておきます。
    そのほうが、ひっくり返したときに 綺麗なんです。




    そうそう、
    1周ぐるっと縫うのに 糸は長い目 約1m10センチで縫います。



    ひっくり返す、6センチくらいの手前は
    返し縫にしておいて、

    長く残っている 糸を
    上手に 緩めて、ひっくり返し口を つくります。



    RIMG0808.JPG






    そこから、
    えいっ!! と ひっくり返して


    糸を 引いて閉めていきます。


    RIMG0811.JPG





    ほら。
    上手い具合に、 縫い目がふさがりました。


    RIMG0812.JPG





    出来上がり線に沿って、 しつけ糸でしるしが 付いているので
    しるしに合わせて、大きさを調えて マチ針をうって、
    しつけ糸でぐるりと1周、押さえます。

    アイロンは使いません。
    何日か 置いておくとしつけで、ふんわりと形が仕上がります。

    RIMG0807.JPG




    仕立て上って 箱に入ったところです。


    RIMG0805.JPG




    お茶席で
    可愛がって頂けると 嬉しいです。






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