なるほど、 「パールトン加工」。

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    「前掛け」のご紹介に続いては 商品の お話です。
    以前に、
    ご紹介していました 帯地で作ったバッグ関連です。



    着物に持っていただきたいと バッグを作り、
    実際にスタッフで 使い心地を確かめたりしています。



    雨が降ったら
    着物や帯には雨コートを着ますし、
    草履には 雨用草履や草履カバーを使います。
    でも、バッグって そのまま使いますよね。


    こちらの 薄い色のバッグなど
    着物には合わせやすそうですが、汚れが気になりそうですよね。


    RIMG0333.JPG





    という訳で、
    「パールトン加工」をすることに。
    出来上がってから、バッグごと「パールトン加工」してもらいました。
    生地でなく、立体的なものでも加工することができるんですね。

    RIMG0332.JPG


    加工のあとも、見た目は同じです。
    「パールトン加工」のタグが付いている違いだけです。



    繊維1本1本の深部まで加工を浸透させることで
    高い撥水効果が発揮されるのだとか。
    水を弾く写真を見たことはありますが、実際に本当なのか



    疑り深い私たちは実験してみることにしました。
    水を ぽっとと落としてみると…

    RIMG0323.JPG




    水を弾いています!!
    水滴が丸く生地の上にのって 転がっていきます。
    浸み込んでいくことはありませんでした。



    しかも、年数回の使用であれば
    その効果は半永久的だそうです。
    恐るべし 「パールトン加工」、当たり前とはいえ感心しました。








    帯地で 「きものバッグ」

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      もう一つ、 帯地で お誂えしたバッグを ご紹介します。




      こちらは、しゃれた持ち手の「きものバッグ」です。




      「水衣錦 有職藤文様」の黒地です。
      大胆な 藤の文様が素敵です。

      RIMG2734.JPG





      「利休バッグ」のような アオリポケットがないのですが、
      ファスナーポケットが付いています。

      RIMG2735.JPG




      内側には 携帯用ともう1つ、合計2つのポケットが付いています。

      RIMG2736.JPG



      帯地として見ているよりも
      バッグとして 出来上がってくるほうが素敵に見えるのはなぜでしょう。


      自分のバッグでもないのに嬉しくなってしまいます。


      帯地で 「利休バッグ」

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        鈴木さんのブログは
        美味しいもんの話題が多いし楽しいわ ♪ などと声を掛けていただきます。


        本当にありがとうございます。







        でも、職文意匠鈴木の 宣伝もかねてブログを書いているのに
        美味しいもんが多くって 良いんでしょうか…。

        だって、食いしん坊なんですから 仕方ないです。




        では、久しぶりに商品をご紹介しましょう。


        きもの姿で 出掛ける時に
        どんなバッグを 持とうかなっと悩むときがありますね。



        ホテルでのパーティなどなら クロークに預けることが出来ますが、
        お茶会、観劇など
        けっこう荷物が多くって困るときがあります。



        少し大きめの 「利休バッグ」はどうでしょう。
        左右の持ち手の部分に アオリポケットがあって便利です。





        織文意匠鈴木の 帯地を使って
        「利休バッグ」 
        横幅31.5センチ 高さ 17.0センチ(持ち手は含まない) 厚さ 10.5センチを お誂えしました。

        「有職七宝文」の薄すみ色です。
        華やかな雰囲気に仕上がりました。

        RIMG2737.JPG





        ファスナーが付いているので、中身は見えません。

        RIMG2739.JPG




        「松菱花文」の 濃い小豆色です。

        RIMG2741.JPG



        濃い小豆色が シックな感じです。


        RIMG2742.JPG



        アオリポケット以外に
        内側にも ポケットが付いています。

        RIMG2740.JPG





        どちらも、素敵に仕上がりました。


        「夏の数奇屋袋」 いろいろ

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          京都は
          昨日も今日も 夏日です。
          ついこの間まで、寒かったように思うのに
          今度は暑さの心配をしているなんて、不思議ですね。



          このごろでは、
          着物も 5月になると お単衣を着られる方が多くなりました。

          見た目で涼しさを演出するのも 和服の楽しみの一つですね。




          昨年の7月に 袋物のお稽古で作った

          「紗の数奇屋袋」が 涼しげで好評でしたので、



          単用の帯地を利用して

          「夏用の数奇屋袋」を作ってみました。





          シャリ感のある 水衣地の生地です。




          笹蔓文様。
          ピンク、ブルー、グリーン。

          RIMG2207.JPG






          こちらも 笹蔓文様ですが、
          文様の大きさを 大きくしました。

          ずいぶん雰囲気が 違いますよね。

          RIMG2209.JPG





          市松牡丹唐草。
          シックな感じになりました。

          RIMG2210.JPG







          「古帛紗(ふくさ)」 いろいろ。

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            「古帛紗(ふくさ)」の注文を頂いて、
            お仕立てしていました。



            「古帛紗」は 裏千家のお茶のお席で使われます。
            お点前をするのに用いたり、
            お客さんが お茶を頂くときやお道具を拝見するときに用いるものです。



            着物を着ているときは
            帛紗・古帛紗・懐紙などを懐中するので、
            着物の襟から チラッと古帛紗の色が見えるので着物の色と合わせるのも お洒落です。



            袋物の先生がおっしゃるには

            「1本取りの なみ縫いで 仕立てるのは、
            簡単に解けて 1枚の裂地に 戻せるようにするためですよ。
            古帛紗、 1枚分で お茶入れのお仕覆 が縫えるような 大きさになってるんよ。」だそうです。






            4ミリの キセをもたせて、
            出来上がりの外を 縫っていきます。





            RIMG0810.JPG






            1周ぐるりと なみ縫いしていくんですが、
            4つの角は 細かく目で縫って縫い目を少し外側へカーブさせておきます。
            そのほうが、ひっくり返したときに 綺麗なんです。




            そうそう、
            1周ぐるっと縫うのに 糸は長い目 約1m10センチで縫います。



            ひっくり返す、6センチくらいの手前は
            返し縫にしておいて、

            長く残っている 糸を
            上手に 緩めて、ひっくり返し口を つくります。



            RIMG0808.JPG






            そこから、
            えいっ!! と ひっくり返して


            糸を 引いて閉めていきます。


            RIMG0811.JPG





            ほら。
            上手い具合に、 縫い目がふさがりました。


            RIMG0812.JPG





            出来上がり線に沿って、 しつけ糸でしるしが 付いているので
            しるしに合わせて、大きさを調えて マチ針をうって、
            しつけ糸でぐるりと1周、押さえます。

            アイロンは使いません。
            何日か 置いておくとしつけで、ふんわりと形が仕上がります。

            RIMG0807.JPG




            仕立て上って 箱に入ったところです。


            RIMG0805.JPG




            お茶席で
            可愛がって頂けると 嬉しいです。






            干支の裂地で 「雲海に龍文」の額

            0

              11月も後半に入り、
              寒さを感じる頃になりました。



              年賀状申込みの広告を目にしたりします。

              来年の干支は 「龍」。





              以前にご紹介しました 掛袱紗に使っていた
              「雲海に龍文」を用いて小さな額にしてみました。


              RIMG0556.JPG



              小さな額の中に
              龍が雲海を うねりながら泳ぐ様を垣間見ることができます。



              額の大きさは   縦 28cm ×  横 23cm。



              ちょこっと掛けていただくと、
              壁の印象を換えていただけると思います。





              毎年、
              干支の裂地を入れ替えて
              楽しむことも出来ます。




              ぼちぼち、
              お正月の商品が お店に並び始めていますね。


              お誂え 「金封盆掛袱紗」

              0
                以前ブログで、
                ご紹介しました 「金封盆掛袱紗」。



                ブログを見て
                「ちょうど、金封盆の袱紗が欲しいと思ってたんです。」と
                言ってくださった方がおられました。




                織文意匠 鈴木 にある裂地の中から
                お好みのものを選んで頂き、
                お誂えさせていただきました。



                裂地に合わせて、
                家紋が入る表地を用意して紋入れをします。



                家紋帳には 無い家紋というのも、
                大変多いらしく
                それぞれの家に伝わる家紋を
                きっちりと紋入れする難しさを勉強させていただきました。




                今回は、
                男持ち用と 女持ち用の雰囲気の異なる袱紗を2つ欲しいという
                お洒落な ご注文で
                作成にも 力が入りました。



                出来上がりを 
                ブログで披露しても良いと了解を頂きましたので
                「金封盆掛袱紗」の仕上がりを見てください。




                金封盆に掛けたところです。
                実際には紋が入った無地の面が表になりますが、
                なにせ私どもは西陣織の織屋ですから
                文様の入った面を
                ブログでアップさせていただきたいと思います。


                RIMG2625.JPG








                草木染で染めた糸で織り上げた 「雲海に龍文」。
                龍の文様が入った、
                男持ち用の掛袱紗。

                RIMG2619.JPG








                唐織で立体的に文様を織り上げた 「吉祥花丸文」。
                慶事にぴったりのおめでたい文様で
                女持ち用の掛袱紗。

                RIMG2621.JPG






                お誂えのため
                出来上がるまでに お時間がかかってしまいました。



                でも、仕上がった袱紗を見て喜んで頂けたので
                ほんまに 嬉しかったです。


                ありがとうございました。

                端切れで 「菓子切り入」

                0

                  以前、
                  西陣織の裂地は
                  小さな端切れでも存在感があるものだから…と

                  ブログに書いたことがあります。


                  今日、
                  ご紹介する 「菓子切り入」は 
                  裂地は 4cm × 22〜23cm もあればできます。


                  「菓子切り入」は茶道の時に
                  お菓子を切っていただくときに使う 菓子切りをしまっておくものです。





                  まず、生地を貼る 芯を画用紙を切って作っていきます。

                  表地用が長いほう
                  短いほうは裏地用です。

                  RIMG0939.JPG






                  この2種類を
                  サイズをきっちり測って
                  たくさん作っておきます。

                  この作業が ちょっと邪魔くさいですが
                  頑張りましょう。

                  RIMG0938.JPG




                  画用紙には 縦と横がありますから

                  画用紙の縦を長い表地用の縦に使ったら
                  画用紙の横を 裏地用の縦に使ってください。
                  そうしておくと、
                  張り合わせたときに 丈夫になります。






                  表地の色に合わせて
                  裏地を選んで 芯になる画用紙より 5弌,鼎賃腓く切っておきます。


                  色を選ぶのは楽しいです。
                  出来上がりを考えながら 選びます。


                  RIMG0940.JPG







                  まず、
                  裏地を芯に 貼っておきます。

                  RIMG0942.JPG






                  次に、
                  折り返す部分に切り込みを入れて
                  表地を貼っていきます。


                  RIMG0947.JPG




                  RIMG0949.JPG



                  RIMG0950.JPG







                  中に 裏地の部分を入れ込んで
                  表地を貼っていきます。


                  RIMG0951.JPG



                  RIMG0953.JPG





                  そして
                  折り目で 合わせて張り合わせれば

                  完成です。

                  RIMG0954.JPG





                  たくさん出来上がると

                  嬉しくなります!!

                  RIMG0957.JPG



                  「菓子切り」にも 
                  いろいろと種類があって 長さも微妙に違うので
                  少し長さを変えてやると
                  すんなり 収納することが出来ますよ。




                  端切れで作っているので
                  文様の出方がそれぞれに違いますし、

                  裏地との合わせ方によって
                  オリジナルな 一品が出来上がります。



                   


                  長尺のお誂え

                  0
                    最近のブログ内容が

                    西陣織製造してますよ! っということを


                    忘れそうになってきているので、
                    商品の話題を ひとつ。



                    本日、仮仕立てで上がってきた商品です。
                    向かって 左側 濃色です。




                    RIMG0091.JPG




                    右側の薄色の商品が
                    一般的な 寸法 です。




                    体格の良いお客様が 
                    一般の寸法で帯を締められると、
                    太鼓の部分や手先が短くなったりして




                    なんだかよけいに 太っているように 見えてしまいます。




                    長めの帯をゆったり結んでいると
                    太ってるように 見えにくい   

                    これは 帯締め のときも 使えるテクニックです。



                    反対に細い体系の方も
                    帯や帯締めが あんまり余ると残念な感じになってしまいます。




                    「ええかげん」 が着物姿を美しく   見せてくれます。





                    今回の帯は 1尺(約30.3cm)長めに織らせていただきました。


                    織物の幅は決まったものですが
                    背の高い方には
                    仕立てで 1分(約3.03mm)でも お出ししてバランスが取れるように工夫します。




                    最近の 若いお嬢様は  
                    身長が180cm以上 っていわれる方もあります。
                    皆さん それぞれの 「ええかげん」 で商品がお届けできるのが一番です。





                    どうかこの商品が
                    お客様のお気に入りの帯になれますように。

                    「金封盆の掛袱紗」を作ってみました。

                    0
                      京都を中心に
                      お祝いを持っていく 作法は結構ややこしいものです。

                      最近では
                      「広蓋(ひろぶた)」「片木(へぎ)」を使わずに
                      略式にされる方もいらっしゃいます。
                      そんな時は
                      「金封盆」「切手盆」と呼ばれる 祝儀盆で簡単に持っていかれたりします。



                      こちらは正式な広蓋に掛ける袱紗をご注文いただき
                      端切れが残りました。


                      裂地のアップは こんな感じです。
                      刺繍かと思うくらい 立体的なことが良くわかります。



                      RIMG0041.JPG



                      これを何かに出来ませんか… とのお尋ねに
                      「額装 や 金封盆用の 掛袱紗 なんかが出来ますが。」と
                      お答えしました。

                      「いやー、金封盆の掛袱紗 って お洒落やね。」

                      ということで
                      端切れは 「金封盆の掛袱紗」に変身です。





                      縫い上がりの 四方に房を付けます。
                      今回は 亀さん の 「亀房」。

                      RIMG0042.JPG





                      表には家紋も お入れしました。



                      RIMG0038.JPG



                      裏に端切れを使っています。



                      RIMG0037.JPG





                      西陣織の裂地は
                      小さくな端切れでも 存在感があるものだと思います。



                      最後まで 使い切って 
                      何かに利用していただければ 
                      作り手側は
                      本当に嬉しいものです。



                      だから、最後の最後まで使い切るよう 
                      ご提案します。


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